トプカプ宮殿(その2)
こちらの続き。
トプカプ宮殿でまず最初に行ったのはハレム。「遅くなると入れなくなるかもしれないから、早く行け」とガイドブックにも書いてあった。
1578年に建てられ、1665年に焼失後、1668年→1756年→1779年→1789年と改築を重ね、部屋数400、居住者12000人(ただし男性はスルタンと皇子のみ)に膨れあがったとのこと。もともとトプカプ宮殿は公的な執政の場だったらしいのだが、ロシア人王妃(というのがいたのだそうだ)の要請によりトプカプ宮殿に居住するようになり、どんどんプライベートスペースが拡大していったものらしい。
ハレムの入り口は、第二の門を入って左手前方。
トプカプ宮殿の入場料は20リラ(1800円ぐらい)なのだが、それとは別に15リラ(1350円ぐらい)の入場料がかかる。切符売り場でお金を払い、写真の入り口から入る。以前はガイド付きのグループ見学でしか見られなかったらしいのだが、今は自由に見て歩けるのがありがたい。
ちなみに、右手はディヴァン(宰相会議)のための場所。スルタンは会議を格子越しに立ち聞きしていたらしい。ハレムに気を取られて見そびれたことに帰ってから気づいた次第。
入ったところは、黒人宦官の通路と呼ばれるところ。
もっぱら警護のための場所のようだ。
壁のタイルが美しい。
しかし、トプカプ宮殿にはいたるところがタイルで装飾されているので、だんだん感覚が麻痺していく。
建物の中には黒人宦官の人形がいたり。
こちらは生身の現代の警備員さん。
奥へ続く通路には石で模様が描かれている。
書ききれないので、この稿こちらに続きます。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント