トプカプ宮殿(その4)
ハレムはスルタンのプライベートスペースで、こんな部屋で眠ったり、こんな部屋で宴を催したりしていたらしい。
別アングルの写真。18世紀にロココ調に改装。
宴の部屋のソファ(ドイツからの献上品)にスルタンが座り、奥のスペースにスルタンの母、第一婦人などが座ったという。その上のバルコニーは楽団のスペースなんだそうだ。その前の絨毯の上で踊りなどが披露され、有事の際には、ソファ横の鏡に偽装された秘密のドアからスルタンは逃げる。
この部屋はスルタンの書斎。
イズニックタイルと控えめなステンドグラスと扉の象眼が素敵。象眼細工の机が置かれていたらしい。
隣にあるスルタン専用食堂「果実の間」。
壁にお花と皿に盛られた果物の絵がぎっしり。
もしや、スルタンは、意外にカワイイもの好きなのか?寝室の泉にもお花がついていたし。
残念なのは、器としての部屋だけが残っていて、生活の匂いが全然しないことである。
続きはこちらに。
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