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2008年9月

ベスト・オブ・香港映画

 昨日から、NHKBSで「英雄本色(「男たちの挽歌)」シリーズを放映中。昨日が「1」、今日が「2」、明日が「3」。
 実は、「2」は最多再生DVDなのだが(たぶん)、「1」は切なくて、なかなか見ることがなく、ふと手元のDVDを見たら封が切られていなかった。なので、久々に観たところ、

  大 号 泣

 やっぱり、これは名作である。
 周潤發の、前半3分の1(楓林閣に乗り込むまで25分しかかかってない)のチャーミングな笑顔、楓林閣でのかっこよさ、裏切られ落ちぶれた後半から怒濤のラストまで、もう、あまりの素敵さに鼻血が出そう。うまい、うまいよ發仔。やっぱり代表作だよ。レスリーも若くて(涙)少年にしか見えないし、ホーの心情、キンさんの人情、これでもかこれでもかという91分間のコンパクトなストーリー展開、最後の「當年情」がかかるタイミングのよさ、しかも、ところどころには往年の香港映画のべたべたが挟まっていて、これぞ香港映画ベストワンと呼んでも過言ではない。
 しばらく見ていなかったので、いろいろと発見もあって、80年代の香港の街とか(啓徳空港…)、「2」のマークコレクターのおっちゃんは「1」では贋金作りだったのか、とか、

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 記憶以上にあやしいツイ・ハークとか、

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 思った以上に出番が多かったジョン・ウー監督とか。
 思いっきり出演者にクレジットされてるし、ホーを見守る(つけまわす)おいしい役だし。監督なのに。

 で、これがベストワンなら、香港映画のベストって何だろうと考えたのが運の尽き。昨晩は寝るまでこのことで頭がいっぱいになってしまったのだった。実は、この間「甜蜜蜜(ラヴソング)」を観て、これはベストテンに入るよなあ、と考えたこともあって。

 「酔拳」は外せない。
 「無間道(インファナル・アフェア)」も。
 「新不了情(つきせぬ想い)」。
 シンチーは「食神」か「功夫(カンフー・ハッスル)」か迷うけど、「食神」かなあ。
 王家衛は「阿飛正傳(欲望の翼)」か「重慶森林(恋する惑星)」か迷う。初めて香港の劇場で観たという歴史性では「阿飛」だけど、「街もの」としては「重慶森林」だし。
 トー先生は非常に迷うけど、主役が林雪だし「PTU」か。
 「夏日福星(七福星)」は、勢いがあった80年代香港映画の象徴として是非入れたい。
 「1:99電影行動」は、ある意味、これほど香港らしい映画はないわけだし。
 …これで10本だ。
 まだ入れていないのがたくさんある。自分がらみの歴史性や監督・俳優で選んでいるみたいだけど。
 うーむ。

 ともあれ、今日は21:00から「英雄本色2」なので、用事は全部済ませて、ちゃんと観る所存である。

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ノイ・フランク

 東京の国立はよいお店が多い。
 みんなでランチに行ったのが「ノイ・フランク」。

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 プレッツェル・ランチ。800円。
 お店のいろいろなハム・ピクルス(自家製)・ザワークラウト・ポテトサラダなどと、やわらかいプレッツェルの盛り合わせ。どれもうまうま。ビールにぜったい合う(飲まなかったけど)。

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 ワイン、ビールはいろいろあり。
 壁にはオクトーバー・フェストの張り紙が。

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 あんまり美味しかったので、レバーペーストとミートパテを買ってきた。これは今日の晩ご飯。トマト・玉ねぎ・かぼちゃのラタトゥイユ、実家から到来したじゃがいもとバター、おいしいパン。これにマスタードをつけるとうまうまである。
 サイト経由の通信販売はギフトセットだけなのだが、他のものはメールで注文できるらしい。まわりにゼリーのついたチキンローフやソーセージも美味しかったの。今度注文しちゃおっと。ランチについていた「北海道の牧場産のクリームチーズ」は共働学舎のものであることを今発見したので、これは今度買いに行こうと思う。

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茶縁

茶縁

 行ってきました。こちらに。
 長逗留して遊んでしまい、恵さん、愛子さんはじめ、ネットで存じ上げていた方々ともお会いできて、とても楽しゅうございました。

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 会場のようす。柱の陰にぷーこちゃんが。

 愛子さんの書を拝見したのは初めてだったのだが、とってもいいの。字なんだけど、絵のようで、意味があって、勢いがあって。墨、紙、タイミング、その他もろもろの一期一会の芸術なのだなあと思う。小品の「火笑」は皆さん「持って帰りたい…」とおっしゃってました。
 恵さんの写真も、紙に焼いたものを見るのは初めて。パソコンのディスプレイで見るのと全然違う空気感。お茶が飲みたくなる。
 会場のギャラリー亀福さんがまたとてもよい会場で、隣は台湾茶が飲めるカフェ、折しもサックスとハープのコンサートが。書と写真のコラボレーションと空間が相まった空気感が素敵。
 ちょうど国立界隈のお祭りで、法被姿のいなせなお兄さんもいらしていたのだが、「エア足袋」の「エア」って「エアギター」のエアと思っちゃった。エア足袋については、恵さんのこちらの記事に。

 明日が最終日ですが、機会があれば是非。

【茶縁《愛子・恵美/二人展》】
会期:2008年9月25日(木)〜9月30日(火)
   10:30〜19:30
  (初日のみ16:00より、最終日は18:00まで)
会場:ギャラリーカフェ 亀福
   東京都国立市東1-14-21グリーンライフ国立1F
   TEL/FAX:042-573-3580

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またも出張中

またも出張中
 写真は、お店の前でご主人を待つわんこ。
 とってもおりこう。

 仕事が思ったより早く終わり、思ったより疲れておらず、「うおー、あの本を、あのDVDを、持ってくればよかったー」と思う。
 いや、読む本もすることも、あるんだけど。人の欲とは因業なものである。

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ナーネ・リモン・ウフラムル

 今日の帰り道、気温は9.4度。ぶるぶる。
 
 さて、表題の「ナーネ」はミント、「リモン」はレモン、「ウフラムル」はボダイジュのこと。
 トルコに行く前も行ってからも読み倒している髙橋由佳利さんの『トルコで私も考えた』の2巻(余談だが、しばらく「21世紀編」以外は品切れだったのが、再販された模様。よかったよかった)に出てくる。トルコでは、風邪を引くと、「ナーネ・リモン」や「ウフラムル茶」を飲むのだそうだ。
 「ナーネ・リモン」は、茶さじ1杯の乾燥ミントに水カップ1杯を注いで1〜2分煮立て、茶こしで漉して好みの量のレモンとはちみつ。「ウフラムル茶」は、やかんにウフラムルをひとつかみ入れて煮、水を足しては煮返して(色が赤くなるまで飲めるらしい)レモンとはちみつを入れて飲む。
 これを読んでからというもの、トルコに行った暁には絶対買ってこようと思っていたのだが、晴れてトルコに行ってみると、

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 ティーバッグがあった。
 しかも、「ウフラムル・ナーネ・リモン」。
 もちろん買って帰ったさ。

 風邪っぽかった昨夜、寝る前に淹れて飲みました。
 ただし、蜂蜜は抜き。
 結果。汗かきまくり。ナーネ・リモンは「お腹をこわしたときにもよいようで、要するに五臓六腑をしんから暖めるのであろう」とのことであったが、「身体をしんから温める」のではないかと思う。ボダイジュは喉にもいいらしい。
 乾燥ミントはエジプシャン・バザールで大袋2つを700円ちょっとで買ってきた。なくなったら、ティーバッグのミントティーとリンデンティー(どちらもハーブティーのほうね)で代用できるのではと思う。

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週末のお楽しみ

 今日は雨。
 降れば降るほど冷たくなる秋の雨である。嗚呼。
 傘をさしていたものの、肩がぐっしょり、水溜まりにはまって靴の中がぐっちょり。嗚呼。
 もしかして、この頭痛と胃痛は風邪なのかも。

 しかし、そんなことは言っていられないのだった。この土曜日は、またもや東京出張なのである。
 ということは、これに行けるっ!

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【茶縁《愛子・恵美/二人展》】
会期:2008年9月25日(木)〜9月30日(火)
   10:30〜19:30
  (初日のみ16:00より、最終日は18:00まで)
会場:ギャラリーカフェ 亀福
   東京都国立市東1-14-21グリーンライフ国立1F
   TEL/FAX:042-573-3580

 恵さん愛子さんの二人展。
 上記のご案内は、恵さんのところからコピーさせていただきました。すみません。
 案内をいただいて、とても行きたかったの。
 出張が入ったのは、これに行きなさいという神様の思し召しなのだわ。わーい♪28日に行こうっと。

 ということで、今日は早く寝て早く治し、明日はしっかり働いて、心おきなく上京する所存です。

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サザエさんは愉快じゃないぞ

 別のタイトルの予定だったけど、変更。
 なんと本日、わたくしは財布と携帯を忘れて出勤したのであった。パスケースは持っていたので、職場に着くまで気づかず。気づいたときには、
 「サザエさんかいっ!」
と、思わず自分につっこみを入れてしまった。
 しかし、「♪さいふを 忘れて ゆかいーなサザーエさん♪」というが、ちっとも愉快じゃないぞ。
 まあ、いくつか足せない用事はあったけど、昼食は夜食用に買っておいたもので何とかなったし、要はお金を使わなければいいので、今日は経済活動に参加しないのだと思うと一種すがすがしくもあったが。
 冬眠前のリスのごとく、あちらこちらに「命金」を隠しておいたほうがいいなあ、と思った。

 なんで財布を忘れたかというと、バッグを替えたから。
 予報では、札幌の本日の最高気温は17度。
 昨日は半袖だったけど、今日は長袖シャツにウールのジャケット。スカートもウール。夏物完全撤退。
 17度というと、香港の冬の気温である。
 なぜか、香港の冬というと「17度」という頭があって、ウールのジャケットが必要、と思う。年によって寒い年も暑い年もあるんだけどね。

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 これは2004年12月の香港。
 たぶんリクラメーションストリート。

 たしか、この年はとても寒くて、着いた早々、風邪を引いてしまい、あまり動き回れなかったっけ。
 そろそろ繁忙期に入りつつあるので、10月に入ったら香港行きを予約して励みにしよう。

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秋分の日のお茶

 今日は秋分の日。明日から冬至までは日がどんどん短くなる。今日の日没時間は17:30ごろだけど、あと2時間ぐらい短くなるんだよなあ。
 今日はお休みで嬉しい。出張だったので昨日は代休にしたのだが、なんだかくたびれていて調子が悪い。いや、今は繁忙期ではないし、トルコから帰ってしばらくはふらふらしていたし、あちらこちら行っているし気分転換はしているのだけれども。要は心の持ちようなのだろうなあ。うーむ。休むときはきっぱり休み(時間の長さではなく「きっぱり度」の方が「休んだ感」には有効であると思う)、働くときには働くというのが理想なのだが、どうにも気力が持たない。
 そのせいか今日は身体がお茶を欲していた。

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 愛子さんの「おとんの熟香梗」。

 祥華のおとんの今春の鉄観音の茎。茎だけでも美味しいお茶は美味しいのである。おとんのような心映えがあれば、メラミン事件なんて起こらないのになあ。

 さらに、口の開いていた台湾茶と岩茶(黄旦)を淹れる。夏は、愛子さんのところの碧羅春と龍井、ぽーれい生茶ばかり飲んでいたのだが、発酵強め・焙煎強めの青茶が飲みたいということは、秋なのだなあ。

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 茶壺は海風號小漢瓦壺コンビ
 茶杯は同じく海風號のチーム民国(鶏と蝙蝠)。

 トルコから帰ってわりとすぐにしたことが、茶壺を使ってお茶を淹れることだった。お茶を淹れることも心の余裕に繋がっているような気がする。余裕は物理的な時間の問題じゃないんだよなあ。

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香港の牛乳事情

 今更ではあるが、中国のメラミン牛乳、水増しした牛乳が検査に通らないのでメラミンでタンパク質増量をはかり、これが当初は1件だけだと思ったら、かなり広く行われており、「牛乳用メラミン」なるものを売る輩がいて「そういうものだと思っていた」ということもあったらしく、とにかくお金を儲けたいのと無知と想像力の欠如が生んだ、ある意味現代を象徴しているような事件である。巨大な市場と流通機構に乗って爆発的に拡がっているのも。

 今日の星島日報によると、

 雀巢香港有限公司,回收牛奶公司純牛奶1升裝(餐飲專用)。雀巢香港有限公司證實,牛奶公司純牛奶1升裝(餐飲專用),其中一個批次被食物安全中心驗出含百萬分之1.4的微量三聚氰胺,但強調有關批次牛奶仍儲於倉...

 とのことだが、「餐飲専用」っていうのは「飲むための牛乳」ということだろうか。それとも、レストラン専用?
 こちらの記事では、お土産の定番「大白兎糖」からも検出されているらしい。
 となると、心配なのは、アレである。

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 これと、

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 これ。

 茶餐廳の(女乃)茶(ないちゃ:ミルクティー)は大丈夫なのだろうか?
 うちにあったエバミルク(ない茶にはこれが入っている)の裏を見てみると、「made in U.K」となっていた。カーネーション印はネスレだったんだな。これはイギリス製だけど。
 リプトンの金装ない茶は「Packed in India」。ということは、中国産の牛乳は使っていないだろう。
 しかし、

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 ミルクプリンはどうだろう?

 香港ではほとんど牛乳は生産されていないだろうから、生乳は中国から入って来ているのでは…。心配である。マカオの義順は自家牧場を持っているらしいけど、香港もそうなのかなあ。だったらいいけど。
 仕事は誠実にやってほしいものだ。特に口に入るものを生産する仕事は。そこは是非学んでほしい。

【2008年10月2日追記】
 りえさん情報によると、リプトンのない茶、「クロ」だそうです…。がちょーん(大泣)。
 2008年5月18日から生産が中国本土になり中国産粉ミルクを使うことになったとのこと。詳細はこちらに書きました。この記事のない茶は3月に買ってきたのでインド製ということのようです。
 カーネーション印と牛乳は「シロ」なので、茶餐廳のない茶と牛乳プリンは大丈夫らしい。「阿華田」なんかも。

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松山から帰ってきました

 帰ってきました。
 行きは台風がぶつかるかと思ったらぶつからず、水不足の松山としては来て欲しかったらしいのだが、今日は朝から雨でよかったよかった。しかし、飛行機に雷が落ちたとかで点検のため出発が20分遅れ。無事でよかった。

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 買ってきたものの一部。
 かぼす(大袋が100円)、いりこ(大袋が500円)、いよかんドレッシング、ポン酢醤油など。

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 これは「松山あげ」。
 油揚げを干したもの。地元の方に聞いて初めて知った。3ヶ月は持つらしい。土産物屋でもスーパーでも空港でも買える。

 今日の晩ご飯は、かぼすをしぼってドレッシングを作り(4つもあれば十分)サラダにしたのと、昆布と買ってきたいりこで出汁をとって松山あげを入れたキャベツの味噌汁と、乗り換えの羽田空港で買ってきた牛タンご飯。
 いやー、松山あげ、便利。油抜きをしないでそのまま使える。是非常備したいと思ったらサイトがあった。通信販売だとまとめて買わなければいけないのね。一袋単位だと200円前後なんだけど。

 おまけ。
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 道後温泉商店街の猫。

 いりこを買った店(商店街の入り口にある)のおばちゃんに聞いたところ、野良なのだが、餌をもらい、商店街を通る人々に可愛がられているらしい。通りすがりのおっちゃんに「よう肥えとる」と言われていたとおり、ふくふくである。
 道後温泉商店街は観光客向けではあるのだが、ご近所のみなさんが温泉に入りにきているからか(地元の方の車には温泉セットが常備されているらしい)、観光客に慣れてはいるのだが売らんかなという雰囲気がなくて、とてもよい感じだった。

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お仕事終わる

お仕事終わる
 愛媛といえばポンジュース(辞書に入っていて驚く)。

 昨夜の温泉上がりに飲用。愛媛はいよかんの本場だけあって、柑橘類が豊富。その葉を食べるアゲハチョウもたくさん。
 今晩の風呂上がりはフルーツ牛乳。もちろん手は腰。
 無事終わってよかったよかった。明日からまた進んでいきましょう。

【追記】

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 道の横にあった蜜柑畑。意外に小さい。
 アゲハチョウが飛んでいた。

 北海道には蜜柑の木は生えないので、東京あたりで庭に夏みかんの木が植わっているのを見るのも驚き、柑橘類が生えて種類がたくさんあるのはなお驚く。

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 仕事先の近くで買った1個40円のみかん。でかい。

 みかんというと「わらしべ長者」の「お姫様が喉の渇きに苦しんでいたので蜜柑をあげたら反物をくれた」というのが強烈に印象にあるのだが、なるほど、こんな蜜柑なら喉の渇きも止まるだろう。
 ついでに書くと「ポンジュースグミ」はとても美味。空港で大量買いしてしまった。

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伊丹十三記念館

伊丹十三記念館

 今日の仕事は午後遅くから夜。
 なので、どうしても来たかったところへ。
 中学高校時代に最も読んだ本は、間違いなく伊丹十三のエッセイだった。直筆のイラストや原稿をしみじみ見る。
 ここはカフェも素敵なの。

【追記】
 ここは建物の外は撮影できるのだが、展示室の中は撮影禁止。カフェ「タンポポ」はお店の方にお断りして写真を撮らせていただいた。

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 みかんジュース飲み比べセット。
 愛媛といえば柑橘なのだなあ。
 清美タンゴール、清美ポンカン、温州みかん、だったかな。清美タンゴールが一番好きだった。

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 カフェから中庭を見たところ。
 建物の設計は建築家の中村好文氏。

 展示室は、常設展示がひとつと特別展示がひとつずつで、あまり広くはないのだが、『ヨーロッパ退屈日記』と『女たちよ!』が骨身にしみ通っている身としては(中学高校時代に一番読んだのは間違いなくこの2冊)、直筆原稿とイラスト(特に「シロや ホラ オイシイ ダイコン」と「二日酔いの虫」)、イラストに描かれていた「カニを食べる道具」と「レモン絞り器」などが、しみじみと感慨深かった。
 特別展示は「お葬式」だった。絵コンテと原稿が感慨深い。『お葬式日記』も何回も読んだしなあ。しかし、とても考えて作っているということは一歩間違えばわざとらしくなる危険性もあるわけで、むずかしいところだなあ、と帰ってから「お葬式」をかけて観て思った。笠智衆がなでまわしたタイルのテーブルが撫で回せたのはよかったけど。

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 右から、パンフレット、入場券、ガイドブック。
 ガイドブックは買ってよかった。自分は映像より文章が好きだったのだなあと思う。
 亡くなったときには「格好悪い自分が嫌だったのだなあ」と思ったのだが、それは当たっていたとも。

 伊丹十三記念館の公式サイトはこちら

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松山はコーヒー屋が多い

松山はコーヒー屋が多い
 ほんとです。
 しかも、この店、午後2時までモーニングタイムで、飲み物に百円プラスで、パン、サラダ、卵がつく。大街道の「Flying Scotsman」という店だったと思う。

【追記】
 何が驚いたといって、空港に降り立ちバスに乗って「これはうどん屋(よく空港近くのロードサイドに民芸風の店があったりしますよね)だろう」と思った店が珈琲屋だったこと。それも2軒。
 地元の方に聞いてみたところ、人口当たりの喫茶店の数は確かに多いらしい。そうだろうなあ。温泉街にも少なくとも4軒あったものね。

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 温泉近くの「にきたつの道」の「Nagai Coffee」。

 雰囲気も良く、夜12時までやっていて、適当に放って置いてくれ、とてもよい店だった。

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出張中

出張中
 宿泊はこの近く。
 体調と時間が許せば、温泉三昧したい。
 詳細は後ほど。

【追記】
 ホテルが、道後温泉本館の真ん前で「お風呂はこちらで」というスタンスだったので、朝晩合わせて4回は入った。
 1階の「神の湯」は6:00〜23:00(入場は22:30まで)で400円(地元の方多し)、「神の湯」に2階大広間ご休憩(制限時間1時間、浴衣、お茶、お菓子つき)がつくと800円、2階「霊(たま)の湯」は大広間ご休憩で1200円(6:00〜21:00、浴衣、お茶、お菓子、天皇のお風呂見学つき、「神の湯」も入浴可)、「霊(たま)の湯」は個室で休憩というのもあって1500円(制限時間80分)。
 一度だけ朝「霊の湯」個室つきに入って、あとは夜ぎりぎりの時間に「神の湯」400円コース。「神の湯」は朝から地元の方で混んでいるらしいのだが、「霊の湯」は朝はがらがら。個室で「坊ちゃん」気分を堪能した。

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 「上等は8銭で女中が茶を天目に乗せて出す」の「天目」に乗ったお茶。お菓子は坊ちゃん団子。

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 個室は4畳半。80分でもけっこうまったり。

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 白鷺が足のけがを治したとかで、あちらこちらに白鷺がフィーチャーされている。
 あと、大国主命が少彦名命の重病を救ったとかで、「神の湯」の女湯にはこの2人の像が湯船の真ん中にあり、壁のタイル(砥部焼)は白鷺の絵と2人の神様の絵。聞いたところでは、「神の湯」男湯には「坊ちゃん泳ぐべからず」の札がかかっているらしい。「神の湯」は「霊の湯」より広いけど、女湯は男湯ほど広くないんだよね。

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 夜の道後温泉本館。そこはかとなく昔の風情。
 てっぺんに白鷺がとまっている。
 さらっとしていて、いいお湯だった。

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豆腐花CRUNKY

豆腐花CRUNKY

 明日から松山に出張なので、準備中。
 なぜか、バクラヴァのような甘ものが食べたくなり、買い物に行って発見したコレ。糖朝の豆腐花味。ほんとか?
 食べてみると…うーむ。その名前は使わない方がいいと思う。青山の糖朝らしいんだけど。
 それにしてもバクラヴァが食べたいぞ。

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トプカプ宮殿(その4)

 ハレムはスルタンのプライベートスペースで、こんな部屋で眠ったり、こんな部屋で宴を催したりしていたらしい。

 別アングルの写真。18世紀にロココ調に改装。
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 宴の部屋のソファ(ドイツからの献上品)にスルタンが座り、奥のスペースにスルタンの母、第一婦人などが座ったという。その上のバルコニーは楽団のスペースなんだそうだ。その前の絨毯の上で踊りなどが披露され、有事の際には、ソファ横の鏡に偽装された秘密のドアからスルタンは逃げる。
 
 この部屋はスルタンの書斎。
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 イズニックタイルと控えめなステンドグラスと扉の象眼が素敵。象眼細工の机が置かれていたらしい。

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 隣にあるスルタン専用食堂「果実の間」。
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 壁にお花と皿に盛られた果物の絵がぎっしり。
 もしや、スルタンは、意外にカワイイもの好きなのか?寝室の泉にもお花がついていたし。
 残念なのは、器としての部屋だけが残っていて、生活の匂いが全然しないことである。
 続きはこちらに。

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トプカプ宮殿(その3)

 こちらの続き。トプカプ宮殿にはたっぷり4時間以上いたので、書きたいことがたくさんあるのでした。
 ハレムは、別料金を取るぐらいなので、トプカプ宮殿最大の呼び物なのだろうと思う。
 ハレムの主役はもちろんスルタンで、寝室・書斎などの部屋があるのだが、たくさんの女性もいた。俗に言う「ハーレム」状態ですな。女性たちは若ければ若いほどよく、5〜9歳ぐらいで連れてこられ(出身は捕虜や奴隷、親に差し出された者も)、音楽や手仕事礼儀作法などをたたき込まれ、運がよければスルタンの目にとまり、寵愛を受け、子供(特に男子)を産み、のし上がっていくらしい。最強はスルタンの母。なんだか江戸時代の大奥と吉原を足して二で割ったようである。

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 ハレムの生活のようす。
 個室がもらえるのは、男子を生んで正式の妻になってかららしい。窓からの眺めはいいんだけどね。年に2〜3回のお出かけ以外は籠の鳥である。9年経つと解放されたり大臣や高官の妻となったらしい。他にも、新人の教育係とか、スルタンの母のお世話とか皇太子のお世話とか、いろいろ進路はあったろう。
 熾烈な生活だったんだろうなあ。

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 こちらはスルタン・ムラト3世のお部屋。
 2つあるのは寝台で、間に暖炉がある。

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 天井が高くてこんなに豪華だ。落ち着いて寝られるのだろうか。あ、だから寝台に天蓋があるのか。

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 窓の向かい側の壁にある泉。 
 涼しげな雰囲気をかもしだすとともに、水音をたてて密談の盗み聞きを防ぐためにあったらしい。
 スルタンも大変だな。
 続きはこちらに。

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トプカプ宮殿(その2)

 こちらの続き。
 トプカプ宮殿でまず最初に行ったのはハレム。「遅くなると入れなくなるかもしれないから、早く行け」とガイドブックにも書いてあった。
 1578年に建てられ、1665年に焼失後、1668年→1756年→1779年→1789年と改築を重ね、部屋数400、居住者12000人(ただし男性はスルタンと皇子のみ)に膨れあがったとのこと。もともとトプカプ宮殿は公的な執政の場だったらしいのだが、ロシア人王妃(というのがいたのだそうだ)の要請によりトプカプ宮殿に居住するようになり、どんどんプライベートスペースが拡大していったものらしい。

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 ハレムの入り口は、第二の門を入って左手前方。
 トプカプ宮殿の入場料は20リラ(1800円ぐらい)なのだが、それとは別に15リラ(1350円ぐらい)の入場料がかかる。切符売り場でお金を払い、写真の入り口から入る。以前はガイド付きのグループ見学でしか見られなかったらしいのだが、今は自由に見て歩けるのがありがたい。
 ちなみに、右手はディヴァン(宰相会議)のための場所。スルタンは会議を格子越しに立ち聞きしていたらしい。ハレムに気を取られて見そびれたことに帰ってから気づいた次第。

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 入ったところは、黒人宦官の通路と呼ばれるところ。
 もっぱら警護のための場所のようだ。

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 壁のタイルが美しい。
 しかし、トプカプ宮殿にはいたるところがタイルで装飾されているので、だんだん感覚が麻痺していく。

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 建物の中には黒人宦官の人形がいたり。

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 こちらは生身の現代の警備員さん。

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 奥へ続く通路には石で模様が描かれている。

 書ききれないので、この稿こちらに続きます。

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トプカプ宮殿(その1)

 トルコの補足はやっと2日目に突入。
 2日目は朝からトプカプ宮殿に行ったのだった。混むから早く行けとガイドブックにはあるので、早めに出る。前日カメラのバッテリがなくなったので、充電もばっちり。なので写真が多いのだった。ココログ、最近重いんだよね。だいじょうぶだろうか。昨晩は重くてアップできなかったし。
 さて、トプカプ宮殿は、アヤ・ソフィアの敷地の近くにある。並びでいうと、ブルーモスク・アヤソフィア・トプカプ宮殿の順。宮殿だけのことはあり、門が3つもある。

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 第一の門(皇帝の門)。1478年造。
 この向こうが第一庭園で無料で入れる。

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 第一庭園は、広くて眺めもよく、市民の憩いの場になっているよう。でも、銃を持った兵隊さん(写っている人)が警備をしているのであった。トルコは、銃を持った警備の人があちらこちらにいて、空港の荷物検査の人も銃携帯だった。

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 第一庭園に集う猫。10匹ぐらいいた。

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 第二の門(敬礼の門)。1525年改築。
 ここから先はスルタン以外は馬を下りたとのこと。

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 門の内側が切符売り場と改札(自動)。
 天井や柱の意匠が美しい。門というよりもはや建物である。門でさえこれなので、ましてや宮殿をや。
 というわけで、この稿はこちらに続きます。

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イスタンブール考古学博物館

 トルコに着いた日は日曜日で、2日間滞在するところ、月曜休館がアヤ・ソフィアと考古学博物館だったので、初日はこの2カ所に行った。

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 切符売り場のすぐ後ろにいるライオンさん。
 
 建物は3つあって、入ってすぐのところに古代オリエント博物館(時間の関係で入りそびれた)、右手に考古学博物館、左手奥にタイル博物館がある。切符は共通。
 考古学博物館は、手前から入っていくと、まず、ギリシャ・ローマ時代の彫刻があり、1階は石棺なども並んでいる。カメラのバッテリーがなかったので、ほとんど写真は撮っていないのだが。

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 琴線に触れた1枚。
 左のあなたはいったい誰なんでしょう。

 面白かったのが、エジプトと同じような(ミイラが入っていたような)顔つきの石棺があって、ヨルダンのあたりやトルコの南側で出土したらしい。で、形はミイラの棺なのに、顔がギリシャ彫刻というのがあって、よほど写真を撮ろうかと思ったのだが、顔が瞳孔が開いているようで怖かったので撮らず(まあ棺桶だし)。

 本館の後ろには新館があって、
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 整理中とおぼしき発掘資料が並んでいた。

 2階では「アルテミス展」をやっていた。オリエントのアルテミスとギリシャのアルテミスは違うのね。オリエントは地母神系(エフェスに有名なのがあるので、詳しくは後ほどそちらで)。で、そこは冷房が効いていたのだが、新館のトロイの展示のあたりになると冷房が効かなくなり、イスタンブールの出土品(ミニチュアのようでかわいい)を並べたあたりは、がらんとして「やる気があるのか?」とちょっと思う。博物館の「やる気」には文化差があるように思う。中国は瀋陽の博物館はやる気なかったもんなあ。

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 考古学博物館から見たタイル美術館。

 1472年に建てられた建物らしい。イズニック・タイルがいろいろ並んでいるのが、それより、建物がすばらしかった。アヤ・ソフィアも、トプカピ宮殿も、ブルーモスクもそうなのだが、天井まわりが素敵なの。特に、光の取り入れ方がよい。

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 天井のドームとステンドグラス。
 ここの奥の部屋の椅子(窓からお庭が見える)は、見学者の間で密かに争奪戦だった。

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バクラヴァ

 胃腸が元に戻ったと思ったら、今日はあまり食欲がないんだか空腹なんだかわからない状態。おまけにやたらに眠くて仕事が進まず。
 しょうがないので早上がり。
 スープカレーを食べたのだが、もうちょっと食べられそうなので、懸案のブツを開けることにした。

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 トルコで買ったバクラヴァである。
 イスタンブール空港で、500g10ユーロ。3センチ角のが15個入って1500円強か。

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 本体。
 パイの間に細かく砕いたナッツが挟まっていて、底が蜜で濡れている。

 出かける前に、トルコといえばこれ、「頭が痛くなるほど甘い」(旅行会社のお姉さん談)などいろいろ聞いていたので、是非食べようと思っていたのだった。
 カメラの電池切れで写真がないのだが、イスタンブールでも一度食べた。チャイも含めて3リラ(270円ぐらい)だった。トルコの街には、ウィンドウにお菓子がずらっと並んだお菓子屋が必ずあって、奥で食べられるところも多いのである(写真取り損ねた…)。一口大で、それをキロ単位で買うらしい。バクラヴァでもロクムでもナッツでも、値段表示はキロ単位。 
 で、食べた感想だが、
  
 思ったより甘くない。
 思ったより平気。

 トルコで食べたときの相方はチャイで、チャイにはトルコについたその日から砂糖を2つ入れていた(酸味・渋みがあまりないので、砂糖を入れないとお茶の味が引き立たない)のだが、砂糖入りのチャイと一緒でも、平気だった。
 これも、やっぱり大丈夫だ。おいしいと思う。

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 本日の相方はシナモン&クローブティー。紅茶は入っておらず「ハーブティー」と書いてあった。トルコのスーパーマーケットには、りんご茶(これはカフェにもある)を初め、いろいろな果物・ハーブのお茶がある。
 砂糖抜きで飲んでいるのだが、バクラヴァによく合う。
 この手のお茶、もっと買ってきてもよかったかも。

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空腹きたる

 お腹がすいた。ほぼ10日ぶり。
 トルコの最後あたりから、ものが食べられず、4日ほどほとんど絶食。ぽちぽちとリハビリの結果。
 復帰には10日ぐらいかかるのね。あー、やれやれ。

 というわけで、久々におうちごはん。

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 玉ねぎのバタ炒めスパゲティ。
 玉ねぎをバターで炒め、固めに茹でたスパゲティをフライパンに投入し、さらにバターをちょっと入れて炒めて、粉チーズをたっぷりかけて食べる。

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 野菜スープ。
 玉ねぎ・じゃがいも・にんじん・トマト・干ししいたけ・昆布を、日本酒少し加えて、ぐつぐつ煮る。おいしい塩で調味。じゃがいもは実家から到来したので、皮をむかず。

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 デザートはぶどう。

 ええ、簡単です。スープなんか、まな板も使ってない。でも、おいしかったー。健康はありがたいなあ。

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アヤ・ソフィア(その2)

 時差ぼけは治まりつつある(夜は寝て朝起きられるようにはなった)ものの、まだ昼間は思うように活動できず。週刊誌の表紙を見て「もたいまさこ?」と思ったらペ・ヨンジュン。

 さて、アヤ・ソフィアの続きである。
 たぶん有名なのは、祭壇の上にある

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 聖母子像と大天使ガブリエル。

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 大天使ガブリエルは2階回廊の左端からよく見える。それだけ、2階は高いところにあるのね。

 モザイクは2階の回廊によく残っているのであった。右側のウィングに多い。

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 真ん中にある、聖母マリアとキリストと洗者ヨハネ。下半分は破壊されたり盗まれたりしたらしい。
 この聖母マリアの顔が慈悲に溢れていて、とてもよい。全部残っていたらよかったのになあ。

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 比較的きれいに残っている、捧げものをする皇帝と皇后の図。隣にもう一枚ある。2階右ウィング。

 アヤ・ソフィアのモザイクは、昔のキリスト教徒とイスラム教は偶像崇拝を禁止していたため、726年からの偶像破壊運動によって破壊され、16世紀には漆喰に塗り込められてしまったらしい。20世紀になって漆喰の下からモザイクが発見され、1932年に博物館となったのだそうだ。
 なので、いちばんよく残っているのは、

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 出口のところだったりする。後ろのモザイクは、うっかりすると見落とすので、出口の上に鏡が張ってある親切さ。天井の模様も残っていて、とてもきれい。
 もし偶像破壊がなかったら、それはそれは綺麗な建物だったのだろうなあ、と思う。

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「ろーとれっく」復活

 トルコの写真と記事は、まだたんと残っている(1日目のアヤ・ソフィアの記事すら終わっていない)のだが、割り込み記事。同じ事をずっと続けるのはどうも性に合わないのです。人生にはちょっとした変化が不可欠。トルコの記事は、またぽちぽち続けて書いていきます。
 昨日は、研修で一日外出。体調が悪くて周りのみなさんにご迷惑をかけっぱなしだったというのに、行きがかりで二次会まで行くことになり(ただしアルコールは抜き)、遅く帰ってくると、でろでろなのに時差ぼけで眠れず。朝5時半まで用事をして、今日はお昼前から所用で小樽へ行った。
 その帰り道、せっかくお天気もいいし、どこかに寄っていこうかなあと思って小路へ入ると。

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 「ろーとれっく」だ!

 「ろーとれっく」は小樽駅前の国際ホテルのビルに入っていた喫茶店である。「入っていた」というのは、ビルが取り壊されたため。姉妹店に「マリー・ローランサン」という店もあるのだが、不便な場所に移ってしまっているので、ああ、これはもう行けないのだなあと思っていた。
 小樽は学生時代が染みついていて、「ろーとれっく」も「マリー・ローランサン」もよく行ったのよ。好きだったのよ。コーヒーもチーズケーキも雰囲気も。
 ロゴからして、これはあの「ろーとれっく」に相違なく。

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 もちろん入って、コーヒーとチーズケーキ(昔のとはちょっと違う)を注文したさ。

 お店のお姉さんに根掘り葉掘り尋ねたところ、移転したとのこと。国際ホテルの後にできる建物には「マリー・ローランサン」が戻ってきて、「ろーとれっく」はここで営業を続けるとのこと。
 さらに、

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 カウンター後ろの棚に見覚えがあるので聞いたところ、

 棚もカウンターも椅子も、元のお店のを持ってきたんだそう。うまいぐあいにぴったりで。そうか、このカウンターも棚も私を知っているのね。おおお。
 また来よう!と思った日曜の夕方なのだった。
 ぷらっと小樽にコーヒー飲みにくるのもいいかも。

ろーとれっく
 小樽駅向い「長崎屋」の裏通り
 8:00〜20:00 年中無休
 電話 0134-32-2929

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アヤ・ソフィア(その1)

 お仕事には今日から本格復帰。留守中のことやら、これからのことやら、いろいろ。まだ頭が戻らなくて、周りの景色が、外宇宙を航行する宇宙船の中に投影された故郷の景色のようである。

 今日は、現実復帰の一環としてのブログかも。本日のお題はアヤ・ソフィア。携帯が電源切れでライブではアップしてなかったところ。

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 こんなところ。壁が赤い。

 なんでも、2度の火災を経て535年にユスティニアヌス帝の命により再建されたらしい。東ローマ帝国時代のキリスト教会である。築およそ1500年。その後、1453年にコンスタンチノープルが陥落してオスマントルコに占領され、イスラム教のモスクとなった。現在は博物館になっている。

 そのためか、お庭には、
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 ギリシャ・ローマ時代の石柱など、いろいろなものが並んでいる一方で、

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 モスクの尖塔もしっかりある。

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 中は、天井の修復中で、鉄骨の塔が立っているのが残念ではあるのだが、

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 キリスト教建築の遺物とイスラム教の遺物が混在しているのが魅力なのだと思う。
 ちなみに、上の方の青っぽいものは天使で(天井の四隅にいる)、下の円盤は、イスラム教になってからとりつけられたもの。ドームや柱に昔の意匠が残っている。
 アヤ・ソフィアで有名なのは、たぶん、ビザンチン時代のモザイクなのだと思うのだが、建物のディテールが面白くて、一方で、昔は宗教的空間であったのが今は見物人でわんわんしていて、かつては祈りの場であったところが空っぽな感じもするのが、趣深くもある。

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 大ドーム下の回廊のあたり。2階から撮影。
 やたら天井が高くて、かつては、ここにキリスト教やイスラム教の信者が集まって祈りの声が響いていたのかと思う。よく響いたろうなあ。

 実はアヤ・ソフィアの見所は、1階のホールと2階と両方あって、モザイクはむしろ2階なの。一番最初に見に行ったところのせいか、やたらめったら写真を撮ってしまったので、この記事、もうちょっと続けます。
 続きはこちらに。

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時差ぼけ&追加レポート

 ごぶさたしてしまいました。さすがにくたびれていたようで、2日ほど動けずにおりました。
 行きは、徹夜明け+機中12時間寝る+着いたら朝5:30だったので、時差はあまり感じなかったものの、帰ってきてみると時差がマイナス6時間なので、こちらの朝6時が向こうの夜中の12時、ということは、こちらの午前中が向こうの真夜中というわけで、疲れていたこともあったのだけれど、全く起きられず。そういえば、世の中には時差ぼけという言葉があったのだったと思い出した次第。
 ここ2日ばかりは寝てばかりいたのだが、トルコにいるような気がするし。これも時差ぼけかも。
 もう一つ、我ながら意外だったのは、最後にトルコ食が食べられなくなったこと。疲れていたのもあったのだと思うけれど、我ながらショックではあった。トルコ航空の機内食、おいしかったのになあ…。帰りに2回出る機内食のうち、1回目は寝ていて受け取らず、2回目は受け取ったもののオリーブオイルの匂いに負け、よっぽどトイレに走ろうかと思ったものの、通路にはワゴンがいて、食事中にいくらなんでもそれはと七転八倒。結局、今日あたりまで4日ぐらい、ほとんどものが食べられず。うーむ。
 でも、出発前のぶんまで休んだので、復活したと思う。
 ということで、ぽちぽちと追加レポートを。

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 これは着いた日のトルコの旧市街裏通り。朝の7時ごろ。たまたま到着してから知り合いに会い、タクシーに乗せてもらってから、しばらく歩いた。旧市街は、ほとんどホテルばっかりで旅行者向けの街になっている。海側のこのあたりは普通のお家もあったのかなあ。でも、他の街に行って比べてみると、かなり不自然な街ではある。それでも風情はあるけどね。

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 このへんは普通のお家だと思う。
 自分のホテルを探してうろうろしてたの。

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 お家ごしに見えるブルーモスク。

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 愛想のよかった猫。

 トルコは、噂には聞いていたけど、ほんとうに、もうそこらじゅうに猫がいる。逃げていくのはあまりいなくて、(あとで改めてレポートする予定だが)愛想のいいのが多い。3匹いたら1匹は寄ってくる。
 道は、ほとんど石畳で、ひきずるタイプのトランクだと、車輪の音があたりに響き渡るのだった。

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帰ってきました

 なんとか無事に帰ってきました。
 留守中コメントくださった方、読んでくださった方、ありがとうございました。これから、お返事、記事の補足などしていきます。
 前の記事にも書いたように、トルコからの飛行機が2時間以上遅れ、札幌への乗り継ぎが間に合わず、いろいろあった末、関西空港のホテルに1泊して、今朝の飛行機で戻りました。

 実は、最後の3日間の「夜行バス→エフェス一日ツアー」で疲れが極限に達したのか、最後の一日は食欲がほとんど無く、機内食はまったく食べられず、おまけに頭痛など体調がかなり悪化。ホテルでは思わず自費で(宿泊費と朝食は航空会社持ちだったので)マッサージをお願いし、朝食の「味噌汁&お粥と梅干し」に歓喜。今まで、外国に行って食べ物に困ったことはあまりなかったのだけれど、身体が弱ると欲するのは消化の良い日本食なのね、と実感。オリーブオイルの匂いが駄目になるという経験を初めてしたのでした。羊もねえ、ジンギスカンの国の人間なので平気だったんだけどねー。まあ、出発前日は徹夜だったし、その前は3週間休みなしだったので、疲れが溜まったのかもしれん。
 午後に家にたどりつき、そのまま昏倒、しばらく動けず、先ほど起き上がった次第。食欲はまだ戻らないけど、今はトルコは朝の6時半なので、時差ぼけではないと思うし、まだまだ寝られそう。

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 これは上から見た北海道の眺め。
 やっぱり、おうちはいいなあ。
 帰ってきてみると、長い夢でも見ていたようだ。明日からは、また楽しく日常生活です。

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飛行機遅延ホテルつき

飛行機遅延ホテルつき

 飛行機は2時間10分遅れて関西空港に到着。
 予定の乗り継ぎ便は間に合いそうになく、機内で「地上係員に至急連絡」と呼び出された上、別会社の最終便に乗れるかとか、預けた荷物を後で送るとか(結局送れなかった)、すったもんだの結果、今晩は関西空港のホテル泊まり。地上係員の吉川さん、ありがとうございました。日本の航空会社(共同運航便だったので)はケアが細やかだと思う。トルコは情は厚いけど、個人の裁量でやっていてシステム化はされていないという印象。
 ありがたくもホテルと朝ご飯の費用は航空会社持ち、明日の朝一便で帰ります。
 それにしても、ああ、疲れた〜。

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飛行機遅れ中

飛行機遅れ中

 セルチュクからイズミル、イスタンブールと、なんとか移動して、国際線のゲートにたどり着いてみると。
 2時間20分遅れ。午前2時発午後7時着。問題は、乗り継ぎの札幌行きが午後7時20分発で間に合いそうになく、次の便は翌日になるということ。
 困るんだけど。仕方ないんだけど。

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