伊丹十三記念館
今日の仕事は午後遅くから夜。
なので、どうしても来たかったところへ。
中学高校時代に最も読んだ本は、間違いなく伊丹十三のエッセイだった。直筆のイラストや原稿をしみじみ見る。
ここはカフェも素敵なの。
【追記】
ここは建物の外は撮影できるのだが、展示室の中は撮影禁止。カフェ「タンポポ」はお店の方にお断りして写真を撮らせていただいた。
みかんジュース飲み比べセット。
愛媛といえば柑橘なのだなあ。
清美タンゴール、清美ポンカン、温州みかん、だったかな。清美タンゴールが一番好きだった。
カフェから中庭を見たところ。
建物の設計は建築家の中村好文氏。
展示室は、常設展示がひとつと特別展示がひとつずつで、あまり広くはないのだが、『ヨーロッパ退屈日記』と『女たちよ!』が骨身にしみ通っている身としては(中学高校時代に一番読んだのは間違いなくこの2冊)、直筆原稿とイラスト(特に「シロや ホラ オイシイ ダイコン」と「二日酔いの虫」)、イラストに描かれていた「カニを食べる道具」と「レモン絞り器」などが、しみじみと感慨深かった。
特別展示は「お葬式」だった。絵コンテと原稿が感慨深い。『お葬式日記』も何回も読んだしなあ。しかし、とても考えて作っているということは一歩間違えばわざとらしくなる危険性もあるわけで、むずかしいところだなあ、と帰ってから「お葬式」をかけて観て思った。笠智衆がなでまわしたタイルのテーブルが撫で回せたのはよかったけど。
右から、パンフレット、入場券、ガイドブック。
ガイドブックは買ってよかった。自分は映像より文章が好きだったのだなあと思う。
亡くなったときには「格好悪い自分が嫌だったのだなあ」と思ったのだが、それは当たっていたとも。
伊丹十三記念館の公式サイトはこちら。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント