08秋鉄観音【心の隊員】大募集
ふと気がつくと、コートが要る季節になっていて、15度を越すと暖かく感じて、もうすぐ多肉の鉢を取り込まなければならない季節になっている。昨年の写真を見ていたら10月12日に最低気温が5度を割り、総員待避になっていた。ぶるぶる。
ということは、秋の鉄観音の季節なのだった。
昨年は実現できるかどうか危ぶまれ、なんとか実現して愛子さんが祥華のおとんのところへ行ってみると、山は開発され、野生の茶樹が焼き払われ、驚くほど状況が変わってしまっていた。
先日のメラミン牛乳騒ぎに見られるように、今の中国では金儲けが至上で、古くて手間がかかってよいものがどんどん駆逐されてしまっている。その速さは想像した以上に急激だった。
祥華のおとんの作る宝物のようなお茶も、いつまで作り続けられるかわからない。おとんと愛子さんが何とか続けていってくださっているが、もし愛子さんが行かなくなったら、本当に駄目かも。そして、愛子さんが行けるためには「心の隊員」が不可欠なのだ。
これは以前撮った「07秋の鉄観音」の「翠歌」。
この記事を書くに当たり、同じく昨年秋の「仙童」を淹れて飲んでいるのだが、やっぱり、このお茶はただごとではない。まじりっけなし。雑味なし。最初から最後まで嘘やごまかしは一切なし。肩の凝りと詰まった鼻が抜ける。誠実とはこういうことをいう。中国は本当はこんなものを作れた国なのに。これは、絶対になくしちゃいけない味だ。
というわけで、今年も当ブログでは【心の隊員】大募集記事を載せる次第です。こちらをお読みになり、賛同してくださる方は是非。実現できるかどうかは10月12日までの集まり方で決まります。どうぞよろしくお願いいたします。
昨年秋の鉄観音については、こちらのアーカイブも是非。
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