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スルタンのお宝(その1)

 まだまだ続く趣味のトルコ。
 こちらの続き。トプカピ宮殿その6です。

 ハレムを出て、奥に進むと、第三の門「幸福の門」がある。

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 今は記念撮影スポットだが(昔の装束の人がいる)、

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 昔は儀式スポットだったらしい(ガイドブックより)。

 中の第三庭園には「謁見の間」や図書館や「聖遺物の館」や宮廷学校があり、宝物館もここにある。

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 上の絵でスルタンは左下のような椅子に座っていたらしい。儀式用の純金の玉座。250キログラム。
 右上が有名な「スプーン職人のダイヤモンド」86カラット、その下はダイヤつきのコンポート入れ。

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 映画「トプカピ」に出てきた短剣。
 説明に「映画で有名になった」と書いてある。

 映画では、かなりカジュアルに展示してあるのだが、今は宝物館の展示ケースに厳重に格納されている。そのほか、握り拳ぐらいあるエメラルドやら(エメラルドは重んじられたらしい)、金の燭台やら揺りかごやら、お宝がたーくさん。あまりにもたくさんあるので、ありがたみが全然なくなり、水晶のケースに親指の爪大のエメラルドがざくざく入っていても、なんにも感じない始末。
 透かし彫りをほどこした翡翠のコーランカバーのような細かい細工物はよかったけど(「トプカピの短剣」も鞘の果物籠がよい)、なんというか、威光を保つためにこんな豪奢にしなければならないなんてスルタンも大変だなあ、と思った。
 続きはこちらに。

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