トルコのおっちゃん
今日はお友達と楽しくタイ料理。
トルコの話をけっこうしたのだが、後で思い返してみると、トルコのおっちゃんの話に熱が入っていたように思う。いや、トルコのおっちゃんは、いいのよ。
バスの車掌のおっちゃん、バスターミナルのおっちゃん、ドライバーのおっちゃん、パン屋のおっちゃん、ロカンタ(食堂)のおっちゃん、などなど、おっちゃん達のおかげで不安なく旅ができたと思う。
イスタンブールーチャナッカレ間の長距離バスのとてもよく働く車掌のおっちゃん(パウエル元国務長官を小さくしたような感じ)、どうも手違いがあったらしく初めは座席がなかった私に何くれとなく気を遣ってくれたチャナッカレ-セルチュク間のバスの車掌のおっちゃん、乗り換え地点のイズミルバスターミナルのピート・ポルストウェイト似のおっちゃん、エフェスツアーのドライバーのマリオ似のおっちゃん(たしかイブラヒムかアブラハムのような名前だった)。みんな、ありがとう。
トルコはおっちゃん好きにはたまらない国である。
写真を撮ってこなかったのが、しみじみ悔やまれる。
カメラに唯一あった、おっちゃんの写真。
テレビに出ていた踊るおっちゃん。
トルコでは、もっぱら「show TV」というような名前の娯楽番組チャンネルを見ていたのだが、ある晩、ぼーっと見ていたところ、おっちゃんとお姉さんが次々と出てきては踊り始めて目を疑った。どうやら素人ダンス選手権のようなものらしいのだが、踊るのはことごとくおっちゃん。そのおっちゃん達が、インド映画の音楽やら、エルビスプレスリーやらに合わせて踊る踊る踊る。
写真があまりよくないのだが、インド踊り。
このおっちゃんは審査員に評判がよかったのだが、プレスリーで踊ったおっちゃんは、デイヴァインのような派手な女優さん(だと思う)にぼろかすに言われて言い返していた。
審査員のしゅっとしたおっちゃん。
トルコではおっちゃんが何のためらいもなく踊るんである。また行きたいなあ。トルコ。
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コメント
わかります、トルコのおっちゃんの魅力
私も以前、トルコに行ったとき、存分に魅了された挙句、
帰国時の空港で迂闊にも号泣してしまいました。
どのおっちゃんがというわけではなく、あの愛しい姿がもう見れなくなると思うと、とても悲しくて、悲しくて。
端で見てたトルコのおっちゃんは、不思議そうに眺めてて、「またトルコにおいで!」と言われると、頷きつつまた号泣。
帰国後、そんな私も「トルコのおっちゃん」についていかにすばらしいかを語るクセがつきました(笑)。
周囲はえらい迷惑でしょうが
投稿: lily | 2008.11.05 18:37
いいですよね!トルコのおっちゃん。
帰るときには、いろいろあって疲れていたので泣くどころではなかったのですが、lilyさんもよい「おっちゃん経験」をしたんですね。よかったよかった。
インドは映画でしか知らないのですが、インドとトルコは何となく似ているような気がします。
投稿: きたきつね | 2008.11.05 23:49