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気晴らし映画の要件

 昨日からちょっとハードで、今日はぐったり。早上がりして、リフレッシュに何をしたかというと、Youtube でインド映画のダンスクリップを芋づる式にいろいろ見て、本を読み散らかす。
 しかし、ダンスクリップはいいのだが、どんなインド映画もリフレッシュになるかというと、そうでもない。他の国の映画が及ばないほど重たいのもあるから要注意。たとえば、「アシュラ」というタイトルで日本語版DVDが出ている「Anjaam」という映画は、シャールク・カーン様とマードリー・ディークシット様の競演で、ダンスクリップはマードリーのダンスベスト盤に必ず入るのだが、

 これね。
 
 涙目のシャールク・カーン様はストーカー役で、マードリー様からすべてを奪い、冤罪で刑務所に入れ、脱出したマードリー様が復讐する(しかもその復讐というのが…)という、とんでもなく重い話で、気晴らしに見ようという気にはなかなかなれない。気持ちがものすごーくささくれているときに見たら、かえって気持ちが軽くなるかもという代物。また、上のシーンの歌詞が字幕で見たらすごかったのよ。そんな歌、結婚式で歌っていいんですか。インドは計り知れない。

 「Devdas」もそうで、主演が、シャールク・カーン様、マードリー様、世界一の美女アイシェ様で、セットやダンスシーンがとっても絢爛豪華、

 こんなふうに。

 インドのお金持ちのお家もふんだんに見られて目の保養にはいいのだが、ストーリーが「アイシェ様と結婚できなかったシャールク・カーン様が酒に溺れる」に尽きるのだった。酒やめろよ、シャールク、と言いたい気持ちでいっぱいになり、これも気晴らしに見ようという気にはあまりなれない。

 というわけで、今日もまたOm Shanti Omを部分的に観てしまったのだった。

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コメント

「Anjaam」の過激なシャールク様には驚きますよねぇ
彼の同系作品の中でも、「Anjaam」が凄まじさナンバルワンですね。

そしてマードゥリー様、美しすぎます
この映画を見て、「美しすぎるのも罪」であることを学びました。
よかった、私は凡人に生まれて、と(笑)。

この「Anjaam」、関西では深夜TVで放映されました。
見てて、こんなスゴいモノをTVで放映して大丈夫なのか、とても心配しましたが、
好評だったのか、後日、関西のミニシアターでも上映されました。
うーん、嬉しい反面、ちょっと複雑な心境です。

投稿: lily | 2008.11.13 14:53

「anjaam」、好評でしたか…。確かにすごい映画ではあります。でも、度々見ようという気持ちにはなれません。
日本じゃジ○ニ○ズの人々(最近いろいろな主役を独占している気がする)は絶対ああいうことはしませんよねえ。
「Darr」でもストーカー役だし、シャールク様、すごい。

投稿: きたきつね | 2008.11.13 22:00

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