チャロー!インディア
六本木ヒルズに行ったのは、森美術館で開催中の「チャロー!インディア」を見るため。
インドの現代美術の展覧会。予想以上に、混沌としていて、当事者としての悩みや思索が深いのだなあと思う。
無料で音声ガイドを貸してくれるので、これは絶対借りることをお勧めする。現代美術はコンセプトがわからないとどうしようもないことが多いし、解説がないと意味がわからないことも多いから。たとえば、第1室にある横たわった象は「わー象だ〜」というものではないのであった。タイトルが「その皮膚は己の言語ではない言葉を語る」だし。
インドの現状に興味のある方には、解説が多いので、カタログもお薦め。ただ、そのぶん、展示品の紹介が作家の代表作のみで全部じゃないところが残念。プシュパマラ・Nの写真とサルナート・バナルジーのグラフィック・ノベルは全部入れてほしかった。
映像作品も多いので、時間は余裕をもって吉。
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