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一人選ぶとすれば

 どうも風邪を引いたようで、昨日は口が渇き頭と目の奥ががんがんしていたので、今日は予定を変更して家でおとなしくしていたら、ちょっとよくなったかなあ。なので、今日は拾いものをクリッピング。

 今年はハイドン先生の没後200周年で、いろいろ注目されているらしい。今日BSで再放送の今年のウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートのメイン(および小ネタ)も、ハイドン先生の「告別」の4楽章だった。夏休みもずっと働きづめの楽団員のために、ハイドン先生が休暇をアピールすべく作ったこの曲、映像で見たのは初めてだったのだが、だんだんメンバーがステージを立ち去り、最後にコンサートマスターだけが残る。インパクトあるよなあ。
 そんなこともあって、仕事の合間にずっと聴いていたのは、ハイドン先生とボリウッド(ラジオと映画のサントラ)だったのだが、最近、またバッハ先生が復活しつつある。
 だいたい聴くのは、バロックから古典派の前半で事足りるのだが(ほかのも聴くけど)、もし、どうしても一人選べと迫られたら、選ぶのはバッハ先生かも。マタイ受難曲とカンタータとバイオリンコンチェルトは捨てがたいし。
 あと好きなのは、ブランデンブルグ協奏曲。とっても幸せそうな感じがする。特に好きなのが、第5番の第1楽章。通奏低音のような顔をしていたチェンバロがだんだん派手になり、しまいにソロに躍り出るところが好き。
 映像があった。元気である。

 ほかにも関連画像がいっぱいあるのね。
 と思ったら、グレン・グールドのおっちゃんが弾いているのを発見。惜しむらくは、演奏がYoutubeの制限時間である10分に収まらなかったために、一番いいところの手前で切れていること。まあ、しょうがないか。

 いいのはここから。

 やっぱり楽しそうに歌っているし、空いている左手で指揮をしているのね。
 Youtubeには、グールドのおっちゃんの映像がたくさんあったのだった(画像をクリックするとYoutubeの元サイトが別ウィンドウで開いて、見ることができます)。
 ピアニストを一人選ぶとすれば、グレン・グールド、指揮者を一人選ぶとすれば、アーノンクールになると思う。やっぱり。

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