お茶は高いか
昨日は朝早く起きてお茶を飲み、帰りはとっても遅かった。でも、帰ってから1杯だけ飲んだ。歯を磨いてから飲むと、おふとんに入ってもお茶の香りが残っていたり。
今日は、ちょっと早めに帰ってきて、新たにお茶を淹れて飲む。鉄観音品茶強化中なんである。
今日は、愛子さんの08秋鉄「20号」。
一見おとなしそうだが、ボディーブローが効くと思う。
さて、この間からつらつら考えていることがあって、それは、「お茶は高いか?」ということ。
中国茶を飲み出した頃は「××××円以上のお茶は飲まない」なんて思っていたのだけれどね。どうも最近、高くはないんじゃないかという気がしてきた。
どこかで、お茶のコストをペットボトルになぞらえているのを見たのだが、嗜好品としての、すんごく美味しいお茶の場合、比べるべきは、ペットボトルではなく、ワインなどのお酒ではないかと思う。ただ、喉を潤すのではなく、味と香りに「ああああ〜」なんて思っちゃったりするしね。
今飲んでいるお茶は、7gの茶葉を150cc入る磁器の茶壺で淹れていて、たぶん、120ccぐらいは飲める。1回に120ccということは、6煎入れて720cc、ワイン1本分、あるいは4合瓶1本分である。
仮に、100g1万円、50g5000円のお茶を飲むとしましょう。かなりいいお茶である。1回7gということは、50gで7回飲める。1回あたり700円強。6煎ぐらいは軽くいくので、ワイン1本分700円以下ということになる。
私は吝嗇なので、だいたい、6煎どころではなく10煎近く飲むし、さらにその後、タンブラーに茶葉を移して、外に持ち出しちゃうので、まあ、味が濃いのは6煎ぐらいとしても、プラス、ペットボトル2本ぐらいは飲むことになり、換算すると、ワイン1本+ペットボトル2本ぐらい。それで700円は安いと思うんである。缶ビールだってエビスなんか飲んだら1缶300円ぐらいするじゃない?
最近酒がめっきり駄目になり、家では飲まないし、外でも滅多に飲まないし、煙草も吸わない。喫茶店も滅多に行かなくなった。自分でお茶淹れたほうがおいしいし、気分転換にごくたまに行くぐらい。1日にビール1缶と煙草1箱で500円ぐらいはかかるだろうし、珈琲だって美味しいところは500円ぐらいするし、それを考えたら、お茶は高くないぞ!と思う今日この頃なのだった。
ましてや、育った場所から作り方から全てがわかっていて精魂込めて作られたお茶なら、これは、むしろ安くて申し訳ないような気がするのである。贅沢だとは思うけど。
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コメント
換算、ありがとう!
っていう風にいえるように、毎日がんばれってことだよね@自分。きたきつねさんのように。
こんな贅沢しちゃっていいのかしら?って罪悪感(!)のようなものを振り払えた気がする(笑)
さらに言えば、がんばった自分にご褒美
投稿: smash | 2009.01.31 10:22
いや、贅沢だなあ、とは思うんですけどね。
最近、高いと思わなくなった自分がいます。
飲まないと、来年も飲めないしね。
それに、いやー、私、頑張ってません。
もっと効率的に働けるだろ>自分って思ってます。
でも、帰ってお茶飲むぞー、とか、
早起きして昨日のお茶の続きを飲もう!と思うと、
とっても励みになるのでした。
投稿: きたきつね | 2009.01.31 12:06