電影その1:「赤壁 決戦天下」
香港に来たら映画を見たいのだが、この時期は旧正月が終わったところで、それほどめぼしいものがない。なので、旧正月作品をまだ上映しているところを探す。
「赤壁 決戦天下」がまだあった。
場所は奥運ということはオリンピックか。結局、地下鉄で行くのが迷わず早そうだったので、地下鉄で中環までいったん渡り、東涌線に乗り換え。チムサーチョイから東涌線ホームまで20分弱、発車するまで7分、乗って6分、映画館までは案内板にしたがって10分弱。
ロビーにこんな宣伝がありました。写っていないけど、となりには「おくりびと」も。映画の予告編も「おくりびと」だったのだが、日本のものをそのまま使っていて、公開日それは違うだろう、と思った。実は来るときの飛行機で見たのよね。こんな予告編だったのか。
この写真を使ったのは、どこにも「赤壁」のポスターがなかったからです。とても残念である。
「赤壁2」は近日日本公開なので、ネタバレ厳禁ですね。まあ、筋はとても有名なのだけれども。それをどう見せるかが呉宇森監督の腕の見せ所なのだな、以下、ネタバレしない範囲で箇条書きで。
鳩は今回も活躍。
サッカーの上手い気のいい兵隊さんが「チャングム」のお兄ちゃんに似ていた。しかし、そこで声をかけるのはまずいよ尚香。
小喬も、それはいかがなものか。
中村獅童はいい役をもらったと思う。海外で見ていると、やはり応援してしまうのだな。
ジョン・ウーは、銃弾の変わりに爆発と矢を使ったのだなあ。
銃弾が当たっても何ともないのが香港映画のお約束だが(「英雄本色(男たちの挽歌)2」とか)、矢でも同じことがいえるのだった。人によるけど。
蜀のみなさんの見せ場がもうちょっと欲しかったかも。特に夜のシーンは誰が誰だかわからなかった。
戦闘シーンにはとても力が入っている。あまり入っているので、何がなんだかという気持ちになった。
中国映画で「あれーお代官さま」が。そういう場面ではないのだが、日本人はそう思うと思う。
トニーさんの「湯圓」は笑うところなのだろうか。香港人は誰も笑ってなかったけど、笑ってしまった。
前半がよくわからなかったので、日本でまた見よう。
余談だが、今、ナショナルジオグラフィック・チャンネルでChina Hollywood」というタイトルで中国・香港映画の特集をやっているので、途中からだったのだが、思わず見てしまった。
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