それは、「Life in a Metro」。
地味な話で、ダンスは出てこないんだけど、いい話だと思う。音楽は、節目節目にどこからともなくストリート・ミュージシャンが現れるので無問題で、これもいい。
主人公のシェルパ・シェッティをめぐる人間関係の物語。主人公の母(夫に先立たれている)には昔の恋人が現れ、妹はブラインドデートをするも相手(イルファン・カーン)とはうまくいかず、しかし一緒の会社で働くようになる。夫は会社のお偉いさんなのだが、部下(主人公の妹のルームメイト)と浮気中で後始末を別の部下の青年に押しつけている。満たされない思いを抱える中、主人公は電車(Metroといっているけど地上を走っている)である青年と出会う。
タイトルは「Life in a Metro」だが、別に電車の中だけで話が進むわけではない。ストーリーは淡々と進むのだが、最後に電車でまとまるのね。ああ、人生だなあ、と思う。(追記と訂正:「metro」は「都会」であって「地下鉄」じゃありませんでした。ぽりぽり)
いろいろなことがあるのだが、とりわけ、主人公の妹とイルファン・カーン(「スラムドッグ・ミリオネア」の強面警官です。実はけっこう好きだ)のくだりがよくて、特に、最後、イルファン・カーンが馬で爆走するところが大好き。いいぞ、イルファン。
Open Riceの地区カテゴリには「牛頭角」があって、見ると牛頭角下邨の店がたくさん上位にランクインしている。興記茶餐廳が2位、鳳凰冰室が8位。鳳凰冰室は5日前のレポートが載っているので、まだ続いていると見た。14座にもずいぶんお店があるんだなあ。
実は、前回行ったときに、13座の方から入って14座のあたりを通ったのだが、
この店に激しく心惹かれたのだった。
見えているのはお店の裏側なのだが、換気扇から何から真っ黒。煙を出して幾星霜という煤の蓄積ぶりが長く営業していることを物語っていた。ここでご飯を食べたかったのだけれど、人はいたのだけれど、仕込み中でまだ開いていなくて入れなかったのよね。
Open Riceには閉店したお店の情報も残っていて「巳結業」と書かれるのだが、タイムラグはあるにしても、14座の店も8座の店も、まだ営業している雰囲気。
夏までは行けないのだが、それまで残っているだろうか。
メトロパークホテルの最後の夜。楽しそうだ。香港のホスピタリティとゲストの心の賜であろう。こちらは香港政府からのギフト。奇華の鶏蛋巻が入っているのが個人的にはツボ。太っ腹だぞ香港政府。ホテルの追加滞在費も帰りの飛行機も無料。日本政府に真似ができるか。「不満爆発」という日本の報道、あれは何だ。
「metropark hotel hong kong」などで検索すると(上の画像をダブルクリックしても)、山のように隔離中の動画が見られる。時代だなあ。
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