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HACHI

 お涙ちょうだいは嫌いだ。
 しかし、犬は好きだ。どのぐらい好きかというと、道で会って犬を触らせてくれた飼い主さんに「お好きなんですねー」と言われるぐらい。ええ、お好きです。
 そして、何と言っても、犬は日本犬だ。家には二代20年余に渡って北海道犬がいたんである。
 というわけで、「HACHI(音有り)」を見に行った。

 いえね、たまたまテレビで「犬と私の10の約束」を目にしてしまい、登場人物がどうしても犬好きには見えず(家にもふもふのゴールデンリトリバーがいるのに、帰っても触らずにベランダを閉めるなんて信じられん。一心不乱にこっち見てるのに)、心の触れ合いを描きたそうなわりに、どうにもそらぞらしく見えて欲求不満になったのと、今日は、一日集中力と正確さと責任を要求されるしんどい仕事だったのである。
 予告編を見る限り、リチャード・ギアは心底犬が好きそうだし、淡々としていそうだ。日本犬も堪能できそうだ。

 淡々としていて、日本犬を堪能した。
 「とってこい」をしないところ(ええ、しないんです)、塀の下を掘って脱走するところ(ええ、穴を掘りまくるんです)で、すでに泣く。家の犬を思い出して。老犬になったところも泣く。犬の10歳はなあ、ましてや大型の秋田犬は。老犬役の犬が実は3歳というのに驚く。演技うまいぞ。
 子犬時代は、秋田犬ではなくて柴犬だった。アメリカの法律で生後12週以前の子犬は使えず、秋田犬の子犬は大きすぎたかららしい。秋田犬の子犬って、頭が大きくて足がぶっとくて、もふもふで可愛いんだけどね。
 犬にポップコーンやソーセージはまずいんじゃ(塩分多すぎ)とか、先生は5時には帰ってこられるのか(いいなあ)とか、ケンの日本語は吹き替えじゃなくてもいいんじゃないか(発音良さそうだったのに)とか、スカンクはそんなに大変な臭いなのかとか、「字幕の女王」はほんとに「〜にゃ」「〜ので」を使うんだな(やめてくれ)とか、いろいろ考えたことは考えたのだが、日本ではよく知られた話なので(映画の最後に、本物のハチ公の写真と渋谷駅の銅像が紹介されてた)どうなるかはわかってはいたのだが、しかし、健気さには弱いので、やっぱり号泣。最後はフランダースの犬的結末なのかなあ。あれは反則だよなあ。
 見ていると、つい画面の犬に向かって「こらっ」「あらー」「どしたのー」などと言ってしまうので(言うよね?)、DVDで見た方がよかったかも。
 ああ、日本犬を撫でくり回したいぞ。

 おまけ。
 子ハチ役の柴犬はColbyちゃんというらしい。
 海外で頑張る(いや頑張ってはいないんだろうけども)日本犬を見ると、しみじみするなあ。

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