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「東邪西毒 終極版」

 1994年公開の王家衛監督「東邪西毒(楽園の瑕)」を再構成したもの。たしか2009年3月30日に香港でプレミアがあり、カンヌでも公開された。
 香港版DVDが来たので、休みをいいことに、ほくほくとかける。ブックレットとフィルム(ブリジット・リンが映ってた)つき。
 実は、元の「東邪西毒(楽園の瑕)」については、「よくわからない…」という印象ばかりがあり、ほとんど初見と言ってもいい状態。「終極版」を見てから、手元にあった元の日本語字幕版もかけてみた。
 終極版を見た感想は、
  意外とよくわかるじゃないか
  きれい!
   映像が、みなさんの若さが、レスリーが!
 ストーリーは、「射[周易]英雄傳」の登場人物の若き日の愛と苦悩、だと思われる。レスリーが語り手となって、訪ねてくる梁家輝=黄薬師(東邪)、トニー・レオン=盲目の剣士、北に住む剣士=張學友のことが語られ、梁家輝を愛するブリジット・リン、トニーさんの妻カリーナ・ラウ(時の流れにしみじみする)、學友の妻チャーリー・ヤン、レスリーの兄嫁マギー・チャンが登場する。何度見ても豪華すぎるキャストである。
 映像が色鮮やかになっていて、シーンの順番と音楽、オープニングとエンディングも変わっている。アクションシーンを減らし、季節の移り変わりに合わせて話を編集したのがわかりやすさの理由かも。どう見てもアクション映画じゃないしね。
 全編に流れるレスリーのナレーション、元のになかったところもあると思うんだが、録ってあったのかなあ。声と表情にうっとり。実質的にレスリーの新作映画といってもいいんじゃないか(遺作がアレだったし)。遺作と言ってしまうと悲しいけれど。
 15年前なので、みんな若くて、梁家輝もきれいな顔だなあと思う(好きな顔なのよ)。ブリジットもマギーも美しすぎ。特に終盤のマギーが。
 BGVとしてかけておいてもいいような。砂漠の風景と、終盤レスリーが2日間眺め続ける空が美しい。

 欧米向けのトレーラーか。長め。

 こちらは香港版予告。

 しかし、2回続けて見ると、飲んだ後の締めのラーメンのごとく、どうしてもどうしても「大英雄(東成西就)」が見たくなってしまうのだった。あまりにも「東邪西毒」が進まないので、合間にプロデューサーのジェフ・ラウが作ってしまったコメディ版。本家に負けず劣らず豪華キャストなのに、とてつもなく大馬鹿映画(大賛辞)。

 このシーンの動画があったとは!歌っているのはレスリーと黄霑先生。作詞もレスリー。こちらにも書いたのだが、とても幸せな気分になるシーン。
 みんな大スターなのにすごいよなあ。「東邪西毒」と比べるとえらい違いだ。だからこそ、香港映画は偉大なんだけど。

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