りんごの国
【前座】
ぐったり疲れて帰ってきたところ、なぜか頭の中をぐるぐるして離れなかったのがコレ。
人の記憶とはわからないものである。
つい歌いながら歩いていたら、目の前を自転車で通り過ぎようとした女子学生が派手に転んだ…。私のせいじゃないと思うけど。
【本題】
本題は、鹿の国ではなくリンゴの国の話。
弘前はまっことリンゴの国であった。
駅に降り立つなりこれだ。
JRの沿道や、ちょっと郊外に出ると、いたるところにリンゴの樹があり、赤い実がたわわに実っている。どのぐらいたわわかというと、枝につっかい棒をして支えるぐらい。見ていると食べたくなる。
しかし、私は北海道民なので、りんごといえば北海道は余市(よいち:道央の果物の名産地。りんご・ぶどう・さくらんぼなどが穫れる)産を愛用しているのである。
なので、加工品を買って帰ってきた。
ラベル買いした缶入りりんごジャム。
りんご糖蜜(りんごを砂糖と水でとろとろ煮込んだシロップらしい。ヨーグルトに入れようと思って買ったのだが、煮物に入れてもいいらしい)と焼きりんごの缶詰。
焼きりんごは、弘前城近くの藤田記念庭園にある大正浪漫喫茶室で食べた。その他「りんごのブリュレ」など、りんごの甘ものが多かった。
藤田謙一さんという人の建てた洋館(庭園が見渡せる)1階にあるのだが、この藤田さんという方、展示室の年表を見ると、はじめは青森県庁の給仕で、その後上京したものの弁護士試験に落ち書生をしたりしていたのに、40歳を過ぎたあたりで、いきなりいろいろな会社(戦前の外地の会社が多いみたい)の偉いさんになっていて、ちょっと謎である。
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