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「朋友」

 繁忙期だけど、この週末は外に出なければならないので、早めに更新。

 監督:張徹、主演:姜大衛、フー・シェンの現代青春アクション(カンフー?)映画である。
 鬱屈している若者たち。そんなにお金があるわけじゃなく、苦労している。しかし、みんないい友達だ。デヴィッド・チャンは、ペンキ塗りをしつつ、画家を目指して持込みをしているものの芽が出ないのだが、そんなデヴィッド・チャンと鬱屈するカンフー青年フー・シェンの間に友情が生まれるのだった。
 シンセサイザーの音楽がちょっと「やりび」のようで、フー・シェンがデヴィッド・チャンを追っかけるあたり、胸がきゅんとするぞ。ああ、青春だなあ。
 デヴィッド・チャンは例によってぴかぴかで、フー・シェンは爽やか、カンフーも強い。暗くないし70年代の香港が見られる(タイトルバックが昔のビクトリア湾の夜景だったり)し、好き好き。軽トラの荷台に乗って「あはははは〜」だしなあ。
 実はこれ、香港版を貸していただいたもの。よいものを、ありがとうございました!

 画像を探していたら、

 こんなものを発見。
 「Singing Killer」というやつかなあ。
 なんだか暗いぞ、デヴィッド・チャン。
 キングレコードの張徹系列は店頭にないのも多いのだが(中古で買えるけど)、香港版だと、まだ入手可能らしいし、中国語字幕だと北京語の勉強にもなるので、繁忙期もあいまって、久々に物欲様が発動し危険な状態である。円高だし。

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コメント

わはは!なんか場末の兄ちゃんみたい>デヴィッド・チャン。

なんでそんな仏頂面なのか、いやいや歌わされてるのか、超暗いけど、だいじょうぶ〜??という雰囲気でございますね。

まじまじと見入ってしまいましたよ。

投稿: 春巻 | 2009.10.03 21:12

暗い過去があるのとちょっと事情があるんですねこの暗さは・・でもたしか、最終的にはハッピーエンドだったと思います、この話。
デビッド・チャンのいいところは、与えられた役をテレることなく、かといってイバることなく、堂々とやるところですね。そして笑顔がほんとに可愛いところ。
私はVCDでみたので英語字幕もついてました。

投稿: ゆずきり | 2009.10.04 08:13

春巻さん
場末の兄ちゃん…デヴィッド・チャンにどんな事情があったのか、とっても気になりますよね。ゆずきりさんのコメントで事情があるらしいことがわかったのですが。それにしても、このカラオケ字幕って一体何なんでしょう。まさか元の映画についていたとも思えないんですが。

ゆずきりさん
見たんですね!そして、最終的にはハッピーエンドなんですね!安心しました。
暗さに事情があることを知ったのも、一安心です。一体どんな理由なんだろう…その答えは、うまくいくと月末ぐらいにわかることになっています(物欲様に負けたのです)。
デヴィッド・チャンは、最近の映画出演作やインタビューを見ても、いい人なんだろうなあ、と思うんですよ。若い頃は、くわえて、ぴかぴかの天衣無縫さがあって最高です。

投稿: きたきつね | 2009.10.04 20:56

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