「コンタクト」
北海道つながりで映画をもう1本。
ロケはしていないのだが、北海道が出てくる映画「コンタクト」。北海道大学に留学したパキスタン人が新聞で「北海道を知ったのはこの映画で」と言っていた。
研究費獲得に苦労しながら地球外生物とのコンタクトに情熱をかけるジョディ・フォスターが主人公。ある日、ついに、地球外生物からのコンタクトがある。「がちゃん」という音がかえってリアルだ。そして、送られてきた設計図をもとに探査機が作られ…という話なのだが、ジョディ・フォスターが旅立つのが北海道なのである。
たぶん、この映画は最初の3分間が有名なんだろうと思う。いいシーンだ。このシーンの最後に出てくるのが幼少時のジョディ・フォスターの瞳で、探査機の発射台が映っているのがミソ。
「北海道」は原作のカール・セーガン博士(亡くなってしまったけど)の本にも出てくるのだが、なんで北海道なのかは調べていないので、わからない。でも、いきなり「Hokkaido」が出てくるのは嬉しい。
しかし。
ジョディー・フォスターの待機する部屋に障子があるとか、床の間があって掛け軸とお札と鏡餅が飾られているとか(こちらの初めの方で見られる)、係員の服装が微妙に足軽風なのはともかくとして(しないか)、見るたびに立ち上がってしまうのが、北海道の形が変わっていること。
こちらの7分すぎから見られます。よく見ると、根室半島もないじゃないか。ちゃんと調べてくださいよ。ゼメキス監督。
発射地点は道東で知床半島の近くなのだが、そこに実際には存在しない半島がにょきっと出ているの。なんでこんなことしたんだろう。知床は世界遺産なので建設は無理だから、実在する積丹半島(地元なんである)あたりにしてくれたら嬉しかったのに。
あのう、そんなところに、半島はありませんから!
道民として、毎回叫んでしまうのである。
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