點心皇
なんとなく飲茶に行きたくなり、そういえば書いていないことがあったと思いだした。
昨年末の香港行きで、天后でお腹が空き、しかし、なかなかお店が見つからず、転がり込んだ店のこと。飲茶に行っていなかったので、どうしても点心を食べたかったのだが、時間が遅くて駄目か…と思ったら、ここがあったの。
その名は點心皇(OpenRiceの記事はこちら)。
寿眉茶 3ドル。
叉焼包 10ドル。
潮州粉果 10ドル。
合計 23ドル(280円弱)。
叉焼包も潮州粉果も大きいのが3個で120円。
どうしてこんなに安いかというと、ここはセルフサービスなのだった。店の外と店内の戸口脇にお品書きが並んでいるので食べたい物を決め、入ってすぐのレジでまず食券を買う。広東語がまずくても、レジのお姉ちゃんをお品書きのところに連れて行くなり筆談すればなんとかなる。
食券を持って、このカウンターへ。できたら呼ばれるので、待っていて受け取る。
お茶は、急須に茶葉が入ったものを渡されるので、奥の蛇口で熱湯を入れる。小皿や調味料もその周りにある。
客層は、おばちゃん二人連れ、近所のおっちゃん、お兄ちゃん、家族連れなどいろいろ。窓際にカウンター席もありボックス席もあり。一人でも全然大丈夫で、お客は放りっぱなし、ということは長居をしても何も言われない雰囲気。ものすごくおいしい、というわけではないけれど、お値段を考えると使える店だと思う。24時間やってるみたいだし。
ちょうど年末だったので、テレビで2009年重大ニュース特集をやっていて、5月の新型インフルエンザ騒動の時メトロパークにお客さんが閉じこめられて解放されたニュースを、香港のテレビで見られて嬉しかった。
この店が近所にあったら通うような気がする。銀幕街という通りにあるのだが、帆船街とか、天后は通りの名前がすてき。
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