カテゴリー「香港:2009年12月」の45件の記事

點心皇

 なんとなく飲茶に行きたくなり、そういえば書いていないことがあったと思いだした。
 昨年末の香港行きで、天后でお腹が空き、しかし、なかなかお店が見つからず、転がり込んだ店のこと。飲茶に行っていなかったので、どうしても点心を食べたかったのだが、時間が遅くて駄目か…と思ったら、ここがあったの。
 その名は點心皇(OpenRiceの記事はこちら)。

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 寿眉茶 3ドル。
 叉焼包 10ドル。
 潮州粉果 10ドル。
 合計 23ドル(280円弱)。

 叉焼包も潮州粉果も大きいのが3個で120円。
 どうしてこんなに安いかというと、ここはセルフサービスなのだった。店の外と店内の戸口脇にお品書きが並んでいるので食べたい物を決め、入ってすぐのレジでまず食券を買う。広東語がまずくても、レジのお姉ちゃんをお品書きのところに連れて行くなり筆談すればなんとかなる。

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 食券を持って、このカウンターへ。できたら呼ばれるので、待っていて受け取る。

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 お茶は、急須に茶葉が入ったものを渡されるので、奥の蛇口で熱湯を入れる。小皿や調味料もその周りにある。
 客層は、おばちゃん二人連れ、近所のおっちゃん、お兄ちゃん、家族連れなどいろいろ。窓際にカウンター席もありボックス席もあり。一人でも全然大丈夫で、お客は放りっぱなし、ということは長居をしても何も言われない雰囲気。ものすごくおいしい、というわけではないけれど、お値段を考えると使える店だと思う。24時間やってるみたいだし。
 ちょうど年末だったので、テレビで2009年重大ニュース特集をやっていて、5月の新型インフルエンザ騒動の時メトロパークにお客さんが閉じこめられて解放されたニュースを、香港のテレビで見られて嬉しかった。
 この店が近所にあったら通うような気がする。銀幕街という通りにあるのだが、帆船街とか、天后は通りの名前がすてき。

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GODで爆裂

 12月の香港続き。あと2回ぐらいの予定。
 グラハム・ストリートを通って更に坂を上がってうろうろしていたら、出くわしてしまった。

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 GOD。サイトはこちら。略号だけどピリオドはなしか。
 香港でおされな店と言えば、ここでしょう。
 来たかったんだけど、入ったことがなかった。
 これはお買い物をしろということなのね、と、腹をくくって店内に突入。うひょーと思いながら1階と2階をじっくり見る。血湧き肉躍る世界。
 いろいろ見た末、お買い物で爆裂しました。

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 戦利品の一部。
 藍赤白バッグモチーフのトートバッグとショルダーバッグ。ペンケースとポーチ。左側のバッグは、持って歩いていたら「フランスですか?」と聞かれた。香港なんですよー。ちょっと薄汚れ気味にしているのがいいわ。右側のバッグは、内側がショッキングピンクで可愛いの。

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 こちらは「香港タロット」。

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 香港の写真と関連のある言葉が載ったカードが66枚。
 茶餐廳は「年中無休」。
 これで占いができるかどうかは微妙だけどね。

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晶晶甜品(つづき)

 こちらの続き。
 2日目の夕方は、もういいかげん疲れていたのと、買い物をして荷物が重かったので、なるべく体力を使わないよう、トラムに気が向くところまで乗り、食べたい物を食べることにした。
 結局、天后で降りて、電気道界隈をぷらぷら。

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 晶晶甜品に行きました。OpenRiceの記事はこちら

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 電気道をぼーっと眺めたり。
 いろいろお店があるのだけれど、早く閉まるお店も多し。「文雀」に出てきた祥利冰室にも行きたかったのだけれど、18:30閉店で間に合わなかったのである。

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 メニュー(拡大可)。この5倍ぐらいある。 
 だいたい20ドル前後ぐらい。

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 黒糯米マンゴー豆腐花を食べました。
 湯圓とか涼粉も食べたかったな。
 電気道界隈には、また行きたいな。

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「2002(トランサー 霊幻警察)」

 前の記事つながり。
 ロケ地を確認しようと思ったら、全部見てしまった。いい映画だ。実は、公開時(題名通り2002年クリスマス公開だった)に香港で観ていて、香港版DVDも日本版DVDもあるのだった。

 予告編。「心霊刑事友情もの」だと思う。
 主人公ニコラス・ツェは、香港警察の心霊事件を扱う「2002」(一人一部署)。堅道で仏具屋とキャンドル屋(その並びに例の「坂の上の廟」があるっぽい)を営む羅家英が裏で糸を引いているらしい。「2002」では守護霊をパートナーに心霊がらみの事件を解決している。それまでのパートナーだったサム・リーが転生(だよね?)してしまったのだが、パトロール警官だったスティーブン・フォン(屈託がない)がパートナーに立候補。しかし、ニコは、関わった人間すべてが死んでしまうという運命を背負っており、看護婦のダニエル(安田成実似)を好きになってもうまく関われず、スティーブン(役名はフォン)を巻き込むことにも苦悩している。だがしかし、ニコに思わぬ運命が訪れ、水霊にとりつかれたフォンと戦うことになるのだが…というお話。

 スティーブンと戦うニコ。
 後ろにIFCがないところが2002年である。大好きな「色の変わるビル」がたくさん映っている。この場所は今でもあるのかなあ。
 前の記事で書いた「坂の上の廟」や上環界隈など、香港の街がでてきて嬉しい。地味に「街もの」だ。ニコ、スティーブン・フォン、サム・リーは、「ジェネックス・コップ」のメンバーだしなあ。8年経ってみると、スティーブン・フォンは監督をやっており、ニコは人生の試練がいろいろあって、でもいい役者になり(この映画でもすごくいい役でいい演技だと思うけど)、…サム・リーって今どうしてるんだろ。

 ちなみに、この曲「Let Me Die」は、作詞がスティーブン・フォンで作曲と歌ってるのがニコ。
 有名な曲らしく動画がたくさんあるのだが、

 このロケ地は北海道ではないだろうか?!

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坂の上の廟

 12月の香港話つづき。
 「十月圍城」を見たので、ひとつ孫文記念館に行こうかと、ハリウッド・ロードから坂を上った。

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 道沿いにこんな看板がある。「孫中山史蹟径」。
 しかし、ハリウッド・ロードから堅道までの坂が急なのなんの、途中で体力が限界に近いことに。
 で、ふと下を見ると、

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 道ばたに廟がある。

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 ぐるぐるお線香もぶらさがっている。
 廟だよねえ。地図には載っていないけど。
 おじさんがお世話をしているようだった。

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 土台部分には鶴のおめでたいタイル絵。

 まだ確認していないのだが、ここって、もしかして「2002(トランサー)」に出てきてはいなかったろうか。後で見てみよう。

【追記】
 確認しました。
 「2002」のロケ地は間違いなくここです。後ろの黄色い看板がおんなじ。並びにあるらしき羅家英の店は記憶にないのだけど。コメント欄にも書きましたが、場所は堅道のすぐ下。交差している坂道は、定かに覚えていないのだが、皇城街かアバディーン・ストリートか卑利街のような気がする。
 ちなみに、写真を撮るために坂を少し下りたところで力尽きて、堅道のちょっと上にある孫中山記念館には行きそびれたのだった(ぽりぽり)。

【さらに追記】
 Twitterで伺ってみたところ、ここは堅道ではなく、士丹頓街と卑利街が交差するところとのことです。hk_clさん、ありがとうございました。堅道まで上ったつもりが上っていなかったのか。

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グラハム・ストリート(続き)

 こちらの続き。
 グラハム・ストリートとは、

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 ここである。嘉咸街。
 再開発されるというので、急いで行ってみたの。

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 街市は残ってた。よかった。
 でも、

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 市場の後ろを見ると、空き屋である。

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 こんな張り紙もあちらこちらに。

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 角の魚屋さんは残っていたけど。
 ずっと残っていてほしいのだけれど。

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憧れの香港外ごはん

 この間の香港行、こちらの続き。この間と言っても、もう2月なんだな。あああ。

 中環の檀島咖啡餅店でお昼を食べて外へ出て、ふと右方向を見ると、

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 向こうに何か見える。
 場所で言えば、右手は、その昔、華潤があったところ。今ではすっかり建て替えられてしまった。まっすぐ降りていくと、中環街市の建物が残っている。
 で、

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 士丹利街をまっすぐ西に行くと、みなさんが、外でわんわんとご飯を食べているのだった。

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 師父、活躍中。
 ここで昼ご飯を食べたかったな。
 今度行ったら、ぜったい食べよう。
 いや、今、香港に行きたいのよ。とっても。

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恵康の楽しい日本語

 12月の香港、続きです。
 The Miraでしばらく休憩した後、超級市場へ。

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 ネーザン・ロード沿いの佐敦駅入り口(前はなかったような気がするんだが)、

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 その隣に新しい恵康ができてた。
 さあ、楽しくお買い物。
 例によって日本語が楽しいぞ。

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 自然な健康に増加がな。
 心リフレッシュだそうです。

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 神奇の日本納豆。どうもお茶らしいのだが、どうしても試す勇気が出ない。奶素ということは牛乳成分入りみたいだし。

 口直しにおまけ。

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 許留山にて。
 ほっかいどう牛乳と乳酸の流れ心。
 その下の「マンゴープリンク」って何だろ。

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頭啖湯私家廚でご飯

 今回の香港行きでは、7月に行ったときに目をつけていた頭啖湯私家廚でご飯を食べようと思っていた(OpenRiceの記事はこちら)。
 なにせ体力が低減してたので滋養をつけたかったの。
 メニューを熟読した結果、「スープと蒸肉餅飯と油菜のセット」88ドルを選択。

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 スープはたしか4種類から選択で、迷ったのだが、喉の調子が悪かったので「喉によく、咳を鎮め、肺を潤す」という「りんごと海底(ナタデココみたいなの、これって何?【追記】英語名を「Sea Coconuts」といい、水際に生える椰子の木の実の中のゼリー状の部分らしい)と豚肉のスープにした。

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 蒸肉餅飯は塩卵入り。油菜は菜心。

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 店内。
 一人ご飯でも全然平気な雰囲気です。

 写真をアップしようと思ったら、ココログが今日「バージョンアップ」をしたせいか、アップできません。なぜ投稿ボタンがない(怒)?写真は後ほど。→無事入れられるようになったのだが「キャッシュをクリアしろ」とFAQにあったもののクリアしなくても入れられた。バグだったら素直に言えばいいのに。それにSafariが推奨環境外ってどういうことだ。特定の環境を排除するのって公共性に反するのでは?

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尖沙咀の休憩場所

 週末休めなかったので、かなりぐったり。

 12月の香港でも一時ぐったりしていた。
 初日は、九龍公園でwifiをiPhoneに繋ぐ実験をして、そのまま九龍公園を歩いて重慶マンションに行き、ショッピングモールを探索して、蘭芳園に行き、Jenney Bakeryでクッキーを買い、重慶マンションでDVDと食料品を買い、尖沙咀の東側をちょっとうろうろして雲呑麺を食べ、その後、商務印書館中心で本を物色したところで体力が尽きた。
 もうちょっと余裕があれば茶餐廳を探したのだが、そんな余裕もなく、とにかく座りたい休みたい。動けない。
 まあ、前の晩は到着が午前2時を回っていたので、睡眠時間は4時間ぐらいだし、その前の日は欠航騒ぎでぐったりだったし。

 そんなときにお勧めがここである。

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 The Miraの2階(香港風に言えば1階)。商務印書館中心の真下にあたる。どういう場所なのか判然としないのだが(ホテルのロビーっぽいのだが、ホテルの人は誰もいない)、とにかく、エレベーターの前にロの字型にソファーがある。背もたれが高く、人はほどほどに少なく、しかし人通りがあるので危なくはなく(これ重要)、本を物色した後休むには絶好。
 ちなみに、wifiは入るのだが、The MIraのものらしく認証が必要だった。宿泊客は無線LANが使える模様。
 ここで、しばらくへたり込み、スタバのタンブラーに入れたお茶(常に持ち歩いている)を飲み、体力の回復を待った。
 その後、なんとか北上し、無事スーパーマーケットで買い物をして、ホテルに戻ったことである。よかったよかった。

 今日は、もう休もうっと。

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