カテゴリー「シドニー:2009年7月」の27件の記事

水族館に行きたい

 こちらの続き。
 シドニーでちょっと残念だったのは、シドニー水族館に行かなかったこと。夜10時までやっているので行けなくはなかったのだが、疲れていてパスしちゃったのよね。
 後で考えてみると、大水槽とか鮫とか見たかった。

 ジュゴンもいるんだよね。
 もへーっとしていて好きなんだよねえ。
 「ジュゴン」って「Dugong」だったのか。

 クラゲが見たいなあ、と思って探していたら、

 香港海洋公園のクラゲに遭遇。
 広東語をバックに乱舞するクラゲのみなさん。
 そういえば、海洋公園って行ったことなかった。

 沖縄の美ら海水族館にも行ってみたいなあ。

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爆睡動物

 忘れたころのシドニーはタロンガ動物園の続き。
 ケーブルカーで動物園に入ると、動物園の一番奥の高いところ(動物園は斜面にある)に着く。そこから下って見ていくことになるのだが、最初に見ることになるのはオーストラリア固有の動物。
 一番見たかったのは、コアラとウォンバット。
 しかし、コアラは爆睡中

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 見えづらいのだが、3匹いるコアラの3匹が3匹とも全員爆睡。ぴくりともしない。

 夜行性の動物は、暗くした展示館があって、

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 ポッサムやトガリネズミは起きていて、元気に動き回っているのだが、

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 ウォンバットは全員お休み中。
 左奥のぼうっとしたかたまりは、「うるさくて寝てられやしねえ」と奥へ引っ込むウォンバットくん。

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 バクもぐうぐう寝ていたのだが、

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 うるさかったのか、奥へ去っていった。ごめんね。人の夢を食べるどころではないねえ。

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 こちらは、折り重なって寝ているコツメカワウソ。かわいかった。好きなんだよねえ、カワウソ。
 自分も爆睡したいぞ。

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「PUSH」

 下書きをしておいたのだが、ゆずきりさんが記事を書いてらしたので、トラックバック。
 キャセイ・パシフィックの機内で見た映画。
 諸般の事情で、シドニーに行くときも、帰ってくるときも見た。行きはなぜか音声が聞こえず(実は隣の席の方にイアホンを突っ込んでいた…イスラム系インド人のおっちゃん、ごめんなさい。でも、言ってくれればよかったのに)。帰りは時間切れで、札幌行きの便でも、また見たり(緊急着陸騒ぎで時間はいっぱいあったしね)。

 この映画、舞台がほとんど香港なんである。
 中国語字幕で見たので、超能力者を「霊嗅人」とか「透視人」とか「音爆人」とかいう言い方がリアル。

 オフィシャル・トレーラーは埋め込みができないので、代わりにこれを。

 軍事目的のため、薬で超能力を開発されてしまった人々(と、その子孫)が、「devision」という政府の秘密組織(超能力者を軍事利用しようとしている)を脱出し闘う、というストーリーである。
 まあダコタ・ファニングが大きくなって、とか、カミーラ・ベルってかわいいなあ、とか、香港で主人公のクリス・エヴァンスが潜伏していたのは西貢かしら鯉魚門かしら、水槽が割れるシーンってどうしたんだろう、とか、その主人公が潜伏しているのが香港の古めの団地だったりするあたりが見所か。団地の側の市場で麺を食べたりもする。
 団地が魚市場の近くなので、鯉魚門の近くかしら、とも思ったのだが、ここで初めて「鯉魚門」と「鰂魚涌(クォーリーベイ)」を混同していたことに気がついた。「鰂魚涌(クォーリーベイ)」の近くに「模範邨」という古い団地があるのよね。『街道指南』で調べたら、「鯉魚門」のそばにも「鯉魚門邨」という団地があることはあるのだが。うーん、どこなんだろう。団地はちゃんとロケをしていると思う。団地と魚市場は別々に撮っている可能性もあるけどね。
 どうも監督が香港好きなのではないかという気がするのだが、香港ロケは力が入っている。個人的に好きな中環中心(色の変わるビル)も出てくるし。レストランの中はセットかも。

 公式ページがあった(予告編つき。音が出ます)。2009年11月公開かあ。日本語サブタイトル、もうちょっと何とかならなかったのかな。

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フェリーで動物園

 話が前後するが、仕事先で会った知り合いが口をそろえて「よかった!」というので、シドニー最終日にタロンガ動物園に行った。

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 サーキュラーキーからフェリーに乗る。
 こんな人が実演つきでCDを売っていた。

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 動物園行きフェリー乗り場。ぎっちり。
 どうなることかと思ったら、これが意外と乗れるのでした。しかも、自分側にフェリーが停まったので、早く乗り込めて、窓際に座れた。

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 で、このフェリーが、香港のスターフェリーみたいな雰囲気なのだった。ただし、乗員は、セーラー服のおっちゃんではなく、かっこいいお姉さん。

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 オペラハウスの前を通る。乗ってから気がついたのだが、船室の外の通路にもベンチがあって、景色を見ながら座れる。寒かったから中でよかったのだけれど。

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 動物園について、フェリー乗り場を見下ろしたところ。海の向こうにシドニーの街が見えてきれい。虹も見えた

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 上の写真は、このスロープの上から撮った。何の列かというと、ケーブルカーに乗る列。動物園に入るには「歩く」「バス」「ケーブルカー」の3通りがあって、行った人のお薦めに従いケーブルカーにしたの。入場料は41ドル。

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シドニーの鳥(その2)

 忘れた頃のシドニー話。「シドニーの鳥」続きです。こちらはタロンガ動物園編。

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 シドニー動物園には鳥コーナーがあって、檻の中の熱帯雨林に放されていたりするのだが、木がたくさんあるせいか、よく見えない。小さい檻もあるんだけど。で、よく見えなかったなあ、と思っていたら、

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 いきなり目の前の木に飛来したワライカワセミくん。あんた、さっき檻のなかにいなかったっけ。しかも見えなかったぞ。というか、檻に入れて展示する意味ないじゃん。

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 こちらはエミューの後ろ頭。
 柵の向こうにいるのだが、けっこう近い。

 そして、最も近かったのが、

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 一応柵の向こうにいるペリカンくん。
 柵はあるにはあるのだが、触れるぐらいの距離。こんな低い柵、意味があるのか。飛ばないのか、きみたちは。自分史上、ペリカンをこんなに近くで見たのは初めてである。目元が意外とつぶらなのだが、かわいいかどうか判断がつかず。

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チャイナタウンで飲茶

 再び、シドニー話。こちらの続き。
 気がつくと20日も経っているのね。

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 皇冠海鮮酒楼は、シドニーのディクソン・ストリートの入り口にある(こちらの4枚目の写真の左に写っている店)。外にもテーブルがあって、朝、仕事先に行くとき通りかかったら、蒸籠が乗っており、店内を覗いてみると腸粉を食べている人もいたので、朝ゆっくりできる日に突入。
 朝7時から夜2時までやっているらしい。

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 蝦餃。

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 鳳爪(ふぉんじゃう)すなわち、鶏のつま先。香港もここも6つ入っているのがディフォルトみたい。
 香港と違うのは、お茶のお湯がなくなったら、香港では急須の蓋を開けておくと入れてくれるのだけれど、ここではお姉さんが随時足してくれるところ。

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 蛋撻。

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 店内には、蒸し物系のワゴンが2つ、お粥のワゴンが1つ、甜品系のワゴンが1つ。お姉さんが2人で回している。蒸し物系は定番が多く、1つには蝦餃や焼売系、もう1つには、腸粉や鳳爪など。
 写真のお姉さんは熱心で、よく食べる奴だと思われたか、何か広東語で一生懸命話しかけられ、よくよく聞くと「お粥はどうか」ということのようだった。お腹いっぱいだったので、丁重にお断りしたのだが、食べればよかったかな。

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シドニーの鳥

 シドニー話、続きます。
 着いた翌日からお仕事。
 毎日、セントラル駅まで歩いてバスに乗った。

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 駅は石造りでとても重厚な建物。
 下がアーチになっているのだが、その石が赤っぽい砂岩のような石でとても大きく頑丈そうで、これは砦かと思った。
 バスターミナルはこの北側にある。
 バス停を見つけてやれやれと思い、ふと脇を見ると、公園にたくさん鳥がいる。朝ご飯中のようなのだが、札幌には山盛りのカラスはおらず。こんな感じ。

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 鳩はいい。
 カモメもまあいい。札幌の街中にもいるしな。ボストンにもいっぱいいたしな。しかし何かが変だ。

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 拡大。
 頭の禿げたトキのような君は何だ。

 友人のTちゃんに聞いたところ、これは「オーストラリアン・アヌビス」というトキの仲間らしい。やっぱりトキの仲間か。しかし、「アヌビス」と言えば、エジプトに神の化身として描かれている鳥ではないか。そんな血筋の鳥が、駅の裏で、カモメと餌を取り合って喧嘩なんかしていていいのか?
 さらに聞くと、郊外に行くと、大学のキャンパスに、インコや鸚鵡(白い大きいの)が当たり前にいるとのこと。
 あいにく、野生インコには遭遇できなかったのだが、南半球に来たことを実感したのだった。

【訂正】
 頭の禿げたトキのような鳥は「オーストラリアン・アイビス」でした。私の聞き間違い&勘違いです。
 調べてみたら、「アヌビス」って、「山犬の顔をした冥界の神」で、全然トキじゃないじゃん。ちなみにトキの顔をした神は「トト神」といって、元になったのは「エジプト黒トキ」らしく、オーストラリアのとそっくり。
 すなわち、エジプトの神様の親戚筋が駅の裏でエサの取り合いをしているというのは、あながち間違いではなかったのでした。しかし、ああいう鳥を神様にしたエジプト人は一体何を考えていたのか。

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チャイナタウンでご飯

 今日はある程度自由に使える…と思ったら寝込みました。ううう。仕事しようと思ったのに。

 さて、こちらの続き。
 ホテルが近かったので、シドニーのチャイナタウンには毎日行っていた。1日目が終わって山場を前に、景気づけご飯。
 とりあえず、門をくぐって1往復し、お店の当たりをつける。レストランが多いせいか、呼び込みも多し。客の入り具合を見て、ここにした。

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 入ってほどなく満席。当たりといえよう。
 チャイナタウンの真ん中へんにある「順不同」のような名前(うろ覚え)の店だった。
 お店の人も、お客も、ほとんど全員が広東語。入るときからして「げいわいあ(何人ですか)?」だったし。気分はすっかり香港のよう。いきおいちょぼちょぼの広東語で用を足す。

 注文したもの。
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 海鮮にんにく揚げ。
 焼鴨梅ソース。
 油菜(野菜を聞かれたので菜心にする)。
 白ご飯。
 
 その他、麺、お粥、ご飯ものなど、一通りのメニューはあった模様。一品料理は20ドル前後か。
 お茶が、たれか油を入れるようなステンレスのポットで置かれていて、なくなって蓋を開けておくと、お茶を補充してくれた。文法は飲茶と同じなのね。

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 こんな海鮮の店もあり。
 水族館状態か。
 今更だけど、シドニー水族館にも行けばよかったな。

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 最終日には火鍋に行きました。
 Tちゃん、ありがとう!

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シドニーのチャイナタウン

 こちらにも書いたように、ホテルはチャイナタウンの中。中国人ばかりではなく、ホテルの筋向かいのコンビニに行ったら、タイの食料品や雑貨が山のようにあって奥がタイ人のたまり場になっていたり、その隣のバーもタイ人ばかりだったり。

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 ホテルのそばの通りが漢字表記だったり。
 下の手書き漢字、ネイティブに書いてもらえばいいのに。

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 建物はイギリス風。
 地震がないとかで、古い建物が残っている。右側の建物は1909年築。19世紀末から20世紀初めの建物がたくさんある。

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 中国銀行だって、こんなだし。

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 ディクソン・ストリートという通りの入り口には中華街門があって、1丁ぐらいお店が並んでいる。
パン屋さんは、まるっきり香港のパン屋さんで、ぽーろーぱうも鶏尾麭も普通にある。

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 ディクソン・ストリートだけでなく、周囲の通りは漢字だらけなのだった。

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 焼味店もちゃんとある。
 メニューはこんな感じ(拡大可)

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チャイナタウンのホテルにて

 今日も仕事は22時過ぎまで。疲れがとれず、頭痛。それなのに、なぜに更新>自分。
 しかし、やっと本日よりシドニー編なのです。

 美味しくインド食を食べて、夜8時ごろシドニーに到着。西も東もわからないのだが、ホテルが駅のそばなので、ガイドブックの言うことを聞いて電車に乗る。しかし、駅にはほとんど誰もおらず。「night safety area」というのがあったので、そこにいたのだが、そんなもんがあるということは危ないということじゃないの。でも仕方がないので、そのままトランクを転がして電車に乗り、目的の駅で降り、当たりをつけて歩いていったら、ラッキーなことに迷わずホテルに着けた。

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 ホテルはキャピトル・スクエア・ホテル。1階はスタバ。
 後で、地元の友達に、「えーっ、駅は治安がよくないのに〜」と言われたのだが、いや、そんな気もしたんだけどさ、大丈夫でよかったよかった。ホテルのあたりは全然危ない感じはしない。

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 翌朝、部屋から外を見る。
 古い建物とビルが共存共栄している。
 ホテルの部屋はこんな感じ
 なにせ、まずは仕事なので、

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 ミルクティーをがぶがぶ飲みつつ、がっつりイギリス式朝食をいただく。薄いトーストとか豆とか焼きトマトがイギリス風だわ。
 
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 オージー大好きベジマイト。
 いろいろと評判はあるが、私は好き。バタつきパンに薄く塗ると美味しいと思う。わかもととかエビオスのような香り。さすが酵母。ビタミンBが多いというのが売りらしい。
 この食べきりサイズのパック入りのが欲しかったのだが、スーパーマーケット(後で記事にする予定)では瓶入りが棚一つ占拠していたものの、パック入りはなし。チューブ入りを買いました。

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