Ajab Prem Ki Ghazab Kahani
ゆうばりファンタで盛り上がる一方、実は、このところ見ているのはインド映画ばかりである。
これは重慶マンション1階DVD屋の兄ちゃん一押しのDVD。
どのぐらい一押しかというと、まずカウンターに行くと、これが乗っており、「New York」「Maqbool(マクベスの翻案もの)」「Rog(これは在庫がなかった。在庫がないのは初めて)」と「どう見てもイルファン・カーン好き」というリクエストを出した後、おもむろに「で、他にお勧めはある?」と聞いたところ、再びこれが出てきて、さらに何枚か出してもらって選んだ後に「他にある?」と聞いたら、またもや勧められたのだった。
そこまで勧めるなら、と購入。
主人公はランビール・カプール(リシ・カプールの息子らしい)演じるプレーム。失業中で、同じく無職の友と「Happy Club」を結成するのだが、実は意図せずしてトラブルを招いていたり。そのプレームがカトリーナ・カイフ演じるジェニファーを好きになる。いろいろあって仲良くなるのだが、意に染まないジェニファーの結婚を阻止したものの、他に好きな相手がいることがわかり、それでも、人のいいプレームはジェニファーが結婚できるように奔走する。好きで好きでしょうがないのに。ああ…。というお話。
美術とかロゴがコミックみたいで、色調もポップ、南のほうでロケをしたらしく、映像がとても明るくてきれい。そして、まごうことなきバカ映画(とても誉めている)。
往年の香港映画、それも福星シリーズのような匂いがする。いや、真面目に影響を受けているかも。マフィアのアジトで戦うところとか。アクションシーンを見ていると、香港映画の影響を受けていると思うもの。ランビールが鏡の前でタオルを使ってヌンチャクの真似をするシーンもあるし。主人公は、バカなのだが純粋で、Happy Clubの友達がまたいいのね。このへんが福星シリーズと似た感じを抱かせるのかも。
さらに、音楽がとてもよい。
♪くくーくくーくー♪くくーくくー♪
好きだー、この曲。
カトリーナ・カイフがほんとに可愛くて、ランビールは最初は変な顔だと思ったのだが、そう思えなくなって、ああ、とにかく幸せになっておくれよー!と思うのが、福星シリーズとはちょっと違うか。
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