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『中華電影データブック完全保存版』きたる

 やっと入手。

 これです。
 1月26日に出たらしいという情報を入手して以来、毎日複数の本屋さんを巡回していたのだが見つからず。ついに問い合わせたところ「一旦は入荷したんですが売り切れました」という回答が。えええ。早く聞けよ、という話ですね。
 いや、本屋さんで買いたかったので、まあ店頭に出るだろうと巡回していたのよ。全国展開している書店も回っていたのだが、いつのまに売り切れたんだろう。結局アマゾンに在庫があったので注文し、今日到着した次第。物理的な制約(入荷とか在庫とか)がある本屋さんはやっぱり不利なのかなあ。「重いからアマゾンで買う〜」という会話を先日の本屋さんでも耳にしたしなあ。
 ともあれ、入手できてよかった。これで品切れになって手に入れそびれたら目も当てられなかった。

20100207book1

 1997年に出た版と厚さ比べ。
 最終ページが527ページ。ぎっしり字が詰まっている。
  巻頭コラム 4〜16ページ 計13ページ
  女優編 18〜69ページ 計52ページ
  男優編 71〜134ページ 計64ページ
  スタッフ編 135〜220ページ 計86ページ
  作品編 222〜398ページ 計177ページ
  タイトル対照表 527〜498ページ 計30ページ
  日本上陸作品リスト(1973〜2009年)
    488〜400ページ 計89ページ
 いやはや、人名データにはプライベートなことも含めて2010年までのわかるかぎりのデータ、タイトル対照表は「原題→日本語:漢字画数順」「英語→日本語:アルファベット順」、上陸作品リストは、日本語タイトル・原題・英語題・公開年・制作国・主な出演者とスタッフ・初上映映画祭・日本公開年月日・配給会社・日本での発売元・上映時間と、気の遠くなるようなデータ量です。人名は原語と英語名があって、日本での通り名がまた違うので、苦労したのではないだろうか。もにかるさん(水田菜穂さん)のブログでご苦労があったことは読んではいたのだが、これは本当に本当に大変だったろうと思う。ありがとうございました。

 それにしても、この厚さを見てしみじみ思うのは、今までの中華圏映画の集積と、香港返還以後(それはとりもなおさず前の『データブック』以後なのだけれど)の中華電影界の変化である。

20100207book2

 初めて買った香港映画のデータブックはこれ。わりと薄めの文庫本(今回の『データブック』との体積比がすごい)。1988年発行。まだ香港に行く前で、何回も何回も何回も読んだ。これしかなかったんだもん。まだ見たことのない映画を見たい見たいと思っていたっけなあ。「重慶森林」とか。
 その後、個人的には、日本で公開していないものも見られるようになった。1990年から香港に行くようになり、2005年からはDVDを個人輸入するようになり、香港で封切りを見ることも見そびれた映画のソフトを買うこともできるようになった。
 しかし、この『データブック』を見ると、日本で公開される中華電影が激増したこと、そして、中華電影が変化していることがわかる。『ザ・香港ムービー』で「未公開」とされていた映画はほとんど公開されたんじゃないだろうか。1997年には「無間道」も「攻夫」もトー先生の作品の主だったものも無かった。今回の『データブック』はざっとしか読んでいないのだが、どこを開いても、その変化に圧倒される気がする。
 社会は変化するもので、映画が社会の変化にともなって変化するのは当然のなりゆきである。たしかに、若手の育成など課題はあると思うけれど、巻頭コラムの香港編で水田菜穂さんが書いてらっしゃるように「香港映画に突き当たりはない」のだと思う。
 
 さて、これからじっくり読むぞ。データはすべて書いた方の署名入りなのだが、人により書き方に違いがあるような。個人的には林雪をもうちょっと書いてほしかったなあ。

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