ミールス Love
インドに行って、食べたかったのは、何はさておき、ヴェジタリアン・ミールスであった。
連れて行っていただいたバンガロール大学から歩いて10分ぐらいのお店。
バナナの葉が出てくる。
ちなみに、バンガロールあたりだと、バナナの葉はめずらしいらしい。バナナの葉が一般的なのは、もっと南だと思う。
まず、チャツネやパパド(豆の粉で作ったぱりぱり煎餅のようなもの)やハーブの葉と葱がやってくる。お兄ちゃんが盛りつけ中。テーブルの上にはアチャール(漬け物)とかチリっぽいものとか砂糖とか。一番左のコップに入った白いものはバターミルク。飲み放題。
とりあえずの完成図。カレーが3種類。右から、茄子、葉っぱ、豆。あと甘い物がつく。
甘い物(シロップ漬けのカステラ風)がつくのと、最初にチャパティが来るのが、バンガロールあたりの特徴らしい。インドは、北が小麦粉主食、南が米主食なのだが、最初からご飯じゃないところが、北との折衷のようで面白い。
チャパティを食べ終わると、ご飯とサンバル(ご飯にかけてくれる)が来る。ちなみに、チャパティもご飯もカレーも何もかも、わんこそば状態というか食べ放題。なんぼでもおかわりをくれます。胃に限界があって残念だ。
最後に、写真左上に見えている茶色の器に入ったヨーグルトをご飯にかけてしめる。ヨーグルトご飯は、お茶漬けさらさらのようなものらしい。爽やかで美味しいです。
チャパティは、レストランの外のフロアで、イスラム教徒らしきお兄ちゃん達が絶え間なく作っている。
ちなみに、ミールスにご飯がついている写真がないのは、手で食べていたため、カメラ操作がままならなかったためです。
お店の中。
とても混んでいて、回転がはやい。ビジネスマンらしきおっちゃんが、左手でiPhoneを操りつつ、右手だけで食べていたり。家族連れとか客層はいろいろ。
こちらは、別のお店のミールス。
チャパティではなくプーリー(揚げたチャパティ)が来た。あとから結構な量のご飯が来る。
ここのお店は、半分オープンエアで、気持ちがよかった。なんと、このミールス、40ルピー(80円)、水が15ルピー(30円:たぶん冷たいので少し高いと思う)です。食べ放題ではなく、12時から16時までのランチメニューらしいのだが、それにしても安すぎる。大根とトマトのカレーが馬鹿うまだった。
ちなみに、この店は、前の記事のボンダ・スープの店。ミールスを食べに2度行った。店のおっちゃんには「平たい顔族がまた来た」と思われていたと思う。目立つのよ、東洋系の顔。
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コメント
平たい顔族(笑)ウケます。
美味しそうですね~。
バターミルクはいわゆるラッシーのことでしょうか?
手ってもちろん、使うのは右手オンリーなんですよね?
左利きの私はどうしたらいいのか。
たぶん、赤ん坊やにわとりより散らかして食べることになりそうです…。
投稿: Changdai | 2010.03.14 00:41
「平たい顔族」は、ヤマザキマリさんの「テルマエ・ロマエ」からの借用です。別項で記事にしようと思っているぐらいなのですが、インドで見ると、日本人の顔は本当に平たいのです。
バターミルクは、定義通りだと、バターを取ったあとのものですよね。あまり酸味はなかったような気がしますが、よくわかりません。
手は、左手を使ってもかまわないようでしたよ。しかし、左利き…左利きのインド人はどうしてるんだろう?とはいえ、日本人はどうみても外国人なので、左手でも無問題なのではないかと推察します。たぶん。
投稿: きたきつね | 2010.03.14 18:39