『テルマエ・ロマエ』連載開始
コミックビーム を初めて買った。
なぜなら、表紙がコレだから。
こちらに書いた「テルマエ・ロマエ」が連載開始なのである。
謹製描き下ろし『テルマエ・ロマエ』手ぬぐいつき。
ヴェスビオス火山とナポリ湾と松を広重風に描いたらしい。詳しくは、作者のヤマザキ・マリさんのブログ(こちらとこちら)をどうぞ。
今回のお話は、前作の最後で妻に去られてしまったルシウス技師のその後。やっぱり「Rome」のヴォレヌス隊長のようだ。奥さんは、もっと派手な、どっちかというとアティア様タイプだけど。ヤマザキ・マリさんは、当時のローマの日常生活を描きたいとのことで、今回は、お風呂の話ではないのだが(よく読むと、「ヴェスビオス火山のふもとの鉱泉」と温泉は出てきてた)、前回からのつなぎで、当時のローマに根強くあったものと日本との対比ということになるのだろうな。ルシウスさん、大明神にされていたけれども、次回からは、コピーパワーが戻ってくるらしい。
アマゾンで、すでに雑誌が品切れで、中古が倍近い値段になっていて、びっくりした。札幌紀伊国屋本店でも売り切れていた模様。人気あるんだなあ。
実は、今回のインド行きで、「ルシウス技師(というかヤマザキ・マリさん)、あなたは正しかった!」と思ったことが2つあった。
ひとつは、シンガポールまで飛行機で戻ってトランジットホテルに転がり込んだときに、久々にすぐ熱いお湯の出る浴槽付きのお風呂に遭遇し、思わず、もうまったく何も考えずにバスタブにお湯を張って浸かってしまったこと。日本にいるときは、シャワーのことが多いんだけど、しばらくバスタブなしで、ホテルはお湯が出なかった(まあ平気だったけどね)こともあってか、もう脊髄反射のように風呂に浸かってしまったのである。風呂は偉大だ、必要だ。
もうひとつは、バンガロールの街を歩いていて、いきなり知らない日本人(たぶん)に会ったとき。知っている人や仕事関係の人のときはそう思わなかったのだが、見た瞬間に、
白い!平たい!!
と、思った。日本人は紛れもなく「平たい顔族」である。欧米系の人は彫りが深いせいか違和感なかったんだけどね。こんなに平たいとは思いませんでした。
【追記】
『テルマエ・ロマエ』、漫画大賞を受賞したとのこと。ヤマザキマリさん、おめでとうございます。
札幌三省堂に平積みになっていました。「平たい顔族よ、ありがとう!!(そしてまた色々と宜しく頼む!)」とフルーツ牛乳の瓶を持ったルシウス技師が言ってます。大きい画像がこちらに。
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