えらいぞハッブル宇宙望遠鏡
繰り返しになるが、繁忙期である。
明日は5時起きの覚悟なので、早く寝るけど、その前にちょっと精神を解放したいので、録画しておいた「ハッブル宇宙望遠鏡 宇宙の始まりに挑む」を見る。もう3回目。twitterや実況掲示板で非難囂々だった芸人パートはもちろん速攻で削除してある。NHKにおいては、あのようなことは金輪際やめていただきたい。せっかくの素晴らしさがぶちこわしである。
1990年にスペースシャトルによって打ち上げられたハッブル宇宙望遠鏡。しかし、コロンビアの事故により修理ができないと判断され廃棄が決定(それはここに書いた)、海に落とす準備が進められる中、全世界から寄せられた「ハッブルを救え!」の声。その声は議会をも動かし、NASAはハッブルの修理を決定する。その発表記者会見でスタンディング・オベーションが起こるところで何度でも泣ける。そして、修理なったハッブルから送られてくる凄い映像の数々。一方、数式で宇宙を探る試みがなされ、あらゆる方程式をぶちこみ計算すること7年、ビッグバンから2億年の暗黒を経て、暗黒物質や水素やヘリウムが集まってできたのが、とてつもなく明るい青く輝く「ファースト・スター」であることがわかる。ハッブル・ウルトラディープスペースの解析の結果、131億光年彼方の、すなわち131億年前の銀河は、明るく青い星が集まった小さないびつな固まりだった…。
ああ、何度見ても泣いてしまう。
また、写真がすばらしいんだ。
ハッブル宇宙望遠鏡のことは「宇宙」カテゴリで何度か書いていて、ハッブル・ディープスペースや衝突する銀河は大好物なのである。NASAのサイトに行くと、ハッブルのサイトがあるのよ。
「image」の「galaxy」のページに行くと、もう息が止まりそうになる。ダウンロードさせてくれるなんて、なんて太っ腹な。NASAさん本当にありがとう。
人間、遠くを見ることは必要だなあ。アメリカは有人宇宙計画を中止すべきではないと思うのだが。
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