カワウソでリラックス
2日お休みしていたのは、ちょっと体調を崩してしまったから。何だか具合が悪い、と思って帰って血圧を測ったら、下が100あった。上はそうでもないんだけど、要するに血管が収縮しないで、ぱんぱんということだわね。医者に行ったら、心臓には幸い異常がなく交感神経の問題らしい。自律神経緊張しすぎ。
すなわち、リラックスせねばいかん。
そんなところで、見つけた写真集。
動物カテゴリに何度か書いたけど、水生哺乳類、とりわけカワウソは大好物なんである。
むかし、テレビで(「わくわく動物ランド」だったかな)コツメカワウソの実験を見たことがある。コツメカワウソは手先が器用で、中に魚の入った透明プラスチックの入れ物を、高いものは倒し、蓋があるものは何としてでも開けるのであるが、では、魚が見えるけど取れない(背の高い筒が下に固定してあって倒れないようになっている)ときどうするか、というもの。結果は、ものすごく粘った挙げ句どうしても取れないと悟ったカワウソは。
ドンゴロス(麻袋:大好きらしい)に潜り込んで、きゅうきゅうと号泣したのであった。
かわいい!かわいすぎる!!
著者である佐藤淳一さんのブログも、見に行ったらカワウソてんこ盛りで鼻血が出そうだ。カワウソへの愛情あふれる文章もグッド。
そこで教えていただいた動画。何度も見たので、貼り付けさせていただく。
一体なんですか、君たちは。
「徒党を組んで雪滑り」。
遊びすぎだよ、君たち。
現在カワウソがいないという旭山動物園さん、ぜひともカワウソを入れてください。できれば複数種類。オオカワウソは140センチもあるそうです。あ、円山動物園もね。
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コメント
ご紹介ありがとうございます!
北海道には、あの集団雪滑りをするカナダカワウソが似合うと思います(釧路動物園にいます)。それとユーラシアカワウソも寒いところにいるので、最適ですね。実は近年どちらも国内での飼育個体数が減っています。ここらで増やして繁殖をさせないと、そのうち日本国内でこの2種を見ることができなくなってしまうおそれがあるのだそうです。ちょっと心配です。
一方、アマゾンあたりに住むオオカワウソは、希少かつ飼育がむずかしいらしく、動物園で飼ってるのはアメリカのどこかだけだったと思いますよ。
投稿: jsato@otterhaus | 2010.04.23 00:39
体調不良でいらっしゃるとのこと。
天候も不順ですし、無理なさらないでくださいね。好好保重~~~。
投稿: an-an | 2010.04.23 15:54
jsato@otterhaus さん
う、うわー、著者自らの早速のコメント、感激です!
オオカワウソはアマゾンにいるんですね。確かに、北海道にはカナダカワウソやユーラシアカワウソが似合いそうです。動物園に雪山を作って…と考えると、胸が躍りますね。
コツメカワウソが多いのは、小さいから飼いやすいんでしょうか。サンピアザに近々見に行きたいと思っています。
an-anさん
ありがとうございます。
ほんとに天候不順ですね。冬のコートが脱げません。
そちらはいかがでしょうか。
お互い、気をつけましょうね。
投稿: きたきつね | 2010.04.23 18:23
こんばんは。またおじゃまします。
コツメが多いのは、おっしゃる通り大きさの問題が一番でしょうね。狭いところでも飼える、と。それと他の種よりも比較的。繁殖しやすいことでしょうか。熱帯で暮らしてるので、暖かくて食べるものが十分にあれば、基本的にいつでも繁殖できるらしいのですよ。それに対して温帯〜冷帯で暮らすユーラシアやカナダは、恋の季節が決まっているのだと思います。
血圧、お大事に・・・
投稿: jsato@otterhaus | 2010.04.23 23:52
ふたたび、ありがとうございます!
コツメカワウソは、暖かいところにいるんですね。たしかに、暖かいところのほうが増えやすそうです。寒いところにいる個体の方が身体が大きいということでしょうか、やっぱり。
小さいコツメちゃんもカワイイですが、大きいのも別のかわいさがありますねえ。
江戸時代にはカワウソが人を化かすという話があったらしいのですが、後ろ足で立っていると、ちょっと人間くさいかも。
投稿: きたきつね | 2010.04.24 22:27