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「ディアボロス」にはガブリエルは出てこない

 引き続き、wowowで映画編。先日、「ディアボロス」が放映されており、「そうそう、大天使ガブリエルがかっこいいんだよね」と見始めた。

20100515

 黒も白と言いくるめる負け知らずの敏腕弁護士キアヌ・リーブスくんが、ニューヨークの法律事務所に引き抜かれ、トップのアル・パチーノに目をかけられるのだが…という話。これは、アル・パチーノの演技を楽しむ映画であって、パワフルで色気があり、時々不気味だけど一貫して陽気。なるほど、悪魔というものがいるとすれば、こんなかもしないと思う。キリスト教の神様はあんまり陽気な感じがしないもんなあ。眉間に縦皺が寄っていそうだし。
 不気味なことがいろいろ起こるのだが、あまり目立たず小出しに出てくるところにも好感が持てる。
 …と、割と面白く見たのだが、ガブリエルがいつまで経っても出てこない。そうこうするうちに、映画が終わってしまった。
 えええーっ?!
 調べてみたら、「ディアボロス」と「コンスタンティン」を混同していたことが判明。キアヌくん×悪魔関係で混ざったらしい。

 そうそう、こっちこっち。
 ティルダ・スゥイントンがいいんだ。おかげで、いつも「ガブリエルの人」と思ってしまう。「オルランドの人」でもいいんだけど。

 それにしても、キアヌくんは、「地球が静止する日」といい「マトリックス」といい、ちょっと人間離れした設定が似合うと思う。どうなるんだろう、アメリカ版「忠臣蔵」。

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