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香港人は何を食べているか

 NNA.ASIAで見つけたニュース(サイトはこちら)。

 香港中文大学に委託し、2005年から07年にかけて20〜84歳の市民5,000人あまりを対象に調査を実施した。固形食品の摂取量は1人1日当たり平均1.12キログラム、液体食品の摂取量は平均1,860ミリリットルだった。

 品目別でみると、コメや小麦など穀物類が488グラムで全体の43.6%を占めた。うちコメ類が297グラムと最高。日本の農水省の基準に照らすと、およそ茶碗4杯分に相当する。

 野菜や果物を多く摂取していることも分かり、野菜の消費量は176グラム、果物は146グラムで、ともに肉類の112グラムを上回った。野菜の人気3位は菜心(チョイサム)、白菜、レタス。果物の人気3位はオレンジ、リンゴ、バナナだった。

 肉類では豚肉が最も人気で53グラム。次いで鶏肉32グラム、牛肉12グラムとなっている。魚介類は70グラムで、肉類より約4割少ない。

 「肉の摂取量が少なかった。香港人の栄養バランスは予想以上に良く驚いた」と調査担当者。また18.7%が1週間に1回以上、栄養補給のためサプリメントを摂取しており、健康意識が高いことも示された。

■すしは飲茶の10分の1

 定番メニューの人気も高い。香港人に欠かせない飲茶で食べる点心の平均消費量は1日44グラム。最も人気なのは腸粉で、水餃子、ワンタン、叉焼包、エビシューマイが続いた。

 またチマキは85%が「食べる」と回答し、年間消費量は7個。「頻繁に食べる」と答えた人に限ると34個に上った。月餅は81%が食べると答え、同3個。上海ガニも人気で、33%が「食べる」と回答し、同7杯。頻繁に食べる人の消費量は38杯に上った。

 すしファンが多いことも注目される。さしみ、すしの平均消費量は1日当たり4.68グラム。年間換算すると1.7キロで、点心の10分の1に達した。中でもサーモンのすしは56%が食べると答え、年間消費量は42貫。頻繁に食べる人に限ると209貫に達した。

 香港人は、1年に月餅3個と粽7つを食べ、1日に4杯の米の飯と、果物と野菜をたくさん食べる。
 野菜で一番多いのは、菜心!
 自分が香港で一番食べるのも、菜心。晩ご飯のお供に、ほとんど必ず。この日の相方は、海南鶏飯。

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 飲茶で一番人気は腸粉かあ。

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 これは、野菜の腸粉と粉果と蛋撻。新楽酒楼にて。
 これが、もしかすると個人的ベスト3かも。

 やっぱり、香港行きたいな。

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