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『旅行人』が休刊してしまう

 「ブラジル産」が「豚汁さん」に聞こえ、「曲がれ!スプーン」が「揚がれ!スコーン」に見えた本日。早く寝よう。

 本屋で「あ、『旅行人』が出ている」と手に取ったら、巻末に「あと3号で休刊」と書いてあって、ひっくりかえった。
 年2回の発行なので休刊になるのは1年半後。理由は「体力の限界」で、単行本の発行は続けるとのこと。
 『旅行人』は恩人である。
 この雑誌がなければ、グレゴリ青山を知ることはなかったし、グレゴリ青山を知らなければインド映画のことは知らなかったし、『旅行人』のインド映画特集がなければ、おそらくインド映画を詳しく知ることはなかった。
 すなわち、今のインド映画三昧があるのは『旅行人』のおかげに他ならないのである。

20100608ryokojin

 インド映画特集は1998年と1999年発行だったんだなあ。この特集のコピーを持って初めて重慶マンションに行き、VCDを買ったのだった。そのときに買ったマードゥリー・ディークシットのベスト版は今も大事に見ている。その後何年かして、いきなり全部DVDになったっけ。ああ、何もかもが懐かしい。
 なじみの本屋で買ったので、レジのお姉さんと「旅行人、休刊ですって」「えええー」と話し込んでしまったのだが、最近雑誌の休刊は本当に多いんだそうだ。ネットの影響もあるだろうしねえ、買うと後が大変で捨てられなくってねえ、などと語り合う。でも、残したいものにはお金を使わなければ残らないのよね。雑誌でもお店でも。
 ちなみに、旅行人のバックナンバーは全部取ってある。

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コメント

えええー。悲しいことに雑誌の休刊ニュースにすっかり慣れてしまった私ですが、これは衝撃。

雑誌だけでなく書籍も厳しい時代ですが、単行本発行はなんとか続けてほしいなあ。

そして「この雑誌がなければ、グレゴリ青山を知ることはなかったし、グレゴリ青山を知らなければインド映画のことは知らなかった」のくだりが私と同じです…。

投稿: 春巻 | 2010.06.11 12:03

おお、春巻さんも「旅行人→グレゴリ青山→インド映画」だったんですね!
『旅行人』は好きでずっと買っていただけに、とても残念です。いきなり「休刊」の文字を見たときは衝撃でした。
理由が「経営難」ではないことが救いではありますが。
本屋さんに聞いたところ(発行人の蔵前さんもあとがきに書いていたのですが)バックナンバーはコンスタントに売れるんだそうです。ほんとに、無理せず、単行本だけでも続くことを願うばかりです。

投稿: きたきつね | 2010.06.11 23:30

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