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「錦衣衛」

 昨日はなぜかココログの管理ページが開かず。今日は大丈夫かな(アップできていれば大丈夫なんだけど)。
 これは台湾からの帰りの飛行機で見た。

20100813cinema

 ドニーさんことドニー・イェンの映画。
 こちらは予告編。

 共演は、ヴィッキー・チャオ、呉尊、午馬、サモ・ハンなど。豪華なメンバーなのだが、後で、殺し屋の役が「Eye in the Sky」の徐子珊だったと知って驚いた。ついでに、呉尊(ウー・ズン)と呉京(ウー・ジン)を混同していたことにも気がついた(ぽりぽり)。
 ドニーさんが大変かっこいい。皇帝直属の特務機関「錦衣衛」のメンバーだったのだが、訳あって脱退し一人悪を暴くという役どころらしい。一見洋服のように見える衣装とか、とにかく、かっこよく撮りたいのだ!という感じ。呉尊も徐子珊演じる殺し屋もかっこいい。
 なのだが、どうもストーリーがしっくりこない。ヴィッキー・チャオは、人質として連れ去られたはずなのだが、いつのまにか心が通じ合っているし、そこでいきなり午馬たちが助太刀に来るのも釈然としない。江湖に生きたいというヴィッキー・チャオの姿勢も腑に落ちない。呉尊や林子珊の登場も唐突な感じだし、最後も何だかなあ、という感じ。
 監督は誰だ…李港仁か。帰ってから「星月童話」「猛龍(ドラゴン・スクワッド)」の監督と知って腑に落ちた。やっぱりそうだったのか。
 この監督とは、とことん相性が悪いらしい。
 かっこいいドニーさんを見たいという方にはオススメ。

 余談だが、カウボーイハットのつばだけのようなかぶり物(髪の毛が見えるので帽子本体はないと思う)が、どうしてもどうしても「テルマエ・ロマエ」のマルクスが作った「シャンプーハットもどき」に見えてしまってしょうがないのだった。

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