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2010年10月

『好好台湾』と『奇怪ね』

 青木由香さんの新刊である。

  

 青木さんの本は1回目に台湾に行ったとき、『台湾 ニイハオノート』を読んだのが最初。面白かった。
 この本にも普通のガイドブックにはぜったいに載っていないようなことが書いてある。「小慢」って営業形態が変わっていたんだなあ。師大のあたりは次に行ってみようと思う。

 で、この間行ったとき誠品書店で買ったのがコレ。

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 台湾で2万部売れたらしく積んであった。
 『奇怪ねー』だと思ったら『奇怪ね』で、現地の人に聞いたところ、題名の横の「ろへ」みたいなのは台湾の発音記号で「ね」なんだそうだ。たしかにひらがなは読めないよね。意味は「おかしいね」とのこと。

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 日本人の目から見た台湾のおもしろいところが書いてある。これは「パスタ警察」というページ。台湾のパスタはいろいろあるらしい。油麺を湯通ししただけとか。しかし、「台湾式イタリア麺のなかに本物を見つけたときの喜びは格別だ!」そうです。本文は中国と日本語併記で、中国語の勉強にもなる。
 個人的に受けたのは、「踊れ!台湾人」というページで、台湾はゴミの日とか収集時間が決まっていなくて、ゴミ収集車の音楽(オルゴールの「乙女の祈り」でうちの田舎のむかしとおんなじ)が聞こえるとみんなゴミ袋をもって集まってくるのよ。びっくりした。

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 こんなふうに(ぼけてますが)。

【追記】『奇怪ね』は、日本版がめでたく発売されました。

  

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夏銘記麺家

 いやいや。
 ちょっと思わぬところが調子が悪くなって病院へ。検査をしたら痛い痛い。これが拷問じゃなくてよかったなあと思う。
 おかげで食欲がないのだが、アレが食べたい。

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 夏銘記の紫菜四寶麺。あっさりしていて美味い。
 魚蛋とか魚の練り物が有名らしい。
 openriceの記事はこちら

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 夏銘記麺家は油麻地の電影中心のそばにある。何回も前を通っているのだけれど入ったことはなかった。「精武風雲 陳真」を見に行ったとき、やっぱり食欲がなくて昼食をとっておらず、そういえばと思って入ったのだった。

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 有名な店らしい。チャイラン先生もご推薦。

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 午後3時をまわっていたのだが、ご近所のみなさんらしきお客さんで賑わっていた。いい店なのね。

 ああ、香港に行きたいな。

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初雪きたる2010

 かねてから天気予報が雪だった昨日。

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 天気予報大当たり。
 朝から雪がぼとぼとと。

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 夜は日付が変わる前に帰れればラッキーという感じだったのだが、こんなことに。

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 その翌朝。
 木の枝が折れまくり。まだ葉っぱがたくさんついているところに、水分を含んだ重たい雪が積もって、枝が重さに耐えられなかったんだねえ。普通は葉が落ちてから雪が降るから、こんなことにはならないのだろうけれど。北海道の雪は水分が少なくて軽いもので、こんな水っぽい雪が積もることは、降り始めにはあまりないのだが。

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 結局この木は切り倒されてしまった。
 好きな木だったんだけどなあ。夏には白いお花を咲かせていたのになあ。かわいそうになあ。

 初雪って、もっと慎み深いものだと思っていたのだが、今年は6年ぶりに10月に降るし、やることが過激である。
 道がぐちゃぐちゃなので、ついに築地で買った「ぜったい滑らないゴム長」を出動させたら大当たりだったのはよかったんだけどね。

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円山動物園の人気者

 昨日の続き。
 お天気がよかったので、そのまま帰るのはもったいなく、ちょっと気晴らしもしたくて、前を通りかかった円山動物園(サイトはこちら)にふらふらと入ってしまったのだった。仕事はあったんだけどさ。
 お休みだったので、家族連れがたくさん。ほかにも一人で来ているおっちゃんとか。入場料が600円で年間パスが1000円なので、年間パスを買ってお散歩に来るのもいいと思う。
 一番人が多かったのは狼さん。

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 「ご・は・ん!」「ご・は・ん!」
 大騒ぎ中で思わず心の中でアフレコ。ちょうどご飯の時間だったのである。うちの犬を思い出しちゃったよ。

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 餌の説明をしてくれる飼育係さん。Tシャツの背中には「大神」と書いてある。
 これはエゾシカのレバーだったかな。

 もう一つの大人気は

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 レッサーパンダくん。双子が生まれたらしく、4匹でもちもちしている。意外と近くで見られて、柵の前は人の山。
 それにしても、どうして腹と手足は黒いんだ。

 仕事でいろいろあって、明日以降は更新が滞るかもしれません。なんとかなるといいのだが。

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月見想珈琲店

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 秋晴れの土曜日、用事があって山の方へ。

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 普通の家かと思ったら、

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 カフェであった。
 用がすんで、ちょうどお昼時だったので入ってみる。

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 2階のカウンタ席。

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 窓から山が見える。

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 他にも席はいろいろ。
 雑誌もたくさん、メニューもいろいろ。

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 ランチセットをいだだきました。コーヒーとデザートつき。

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 多肉植物もたくさん。これは、よく育った桜吹雪。
 ここでしばらく仕事をしたら、とてもはかどった。
 家からは遠いのだが、ご近所の方が羨ましい限り。
 お店のサイトはこちら

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動物でなごんでみる

 いやいや。
 職場でなかなかに衝撃的なことがあり、私自身に非はないのだが被害甚大、思いっきり善後策に走り仕事が増えることが確定。自分のことより他人様のケアをするのと怒りを抑えるのが大変だ。
 おまけに、来週の火曜日の天気予報が「暴風雪」。えええ〜。多肉は毎晩総員待避をしているけども。
 これは血圧を下げなければならん。
 というわけで。

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 通りすがりのトラックの荷台にて。
 キミはもしかして前世は人間なのではないか?
 さんざん話しかけているところにやってきた飼い主さんに聞いたところ、8歳だそうだ。

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 夕張石炭の村から買い上げられてきたらしい。
 よかったね。

 それから、前から紹介しようと思っていた、

 チロちゃんは写真家アラーキーこと荒木経惟さんの愛猫である。たしか1988年生まれだと思う。22歳。90年に奥様の陽子さんが亡くなったときに写真集『愛しのチロ』を棺に入れてあげてた。色っぽい美猫である。
 実は、荒木さんにはお会いしたことがあって、大通りをぷらぷらしていたら偶然パルコで写真展をやっていて、おお、と入ったところが様子が変。30分後にサイン会だった。知っていれば写真集持ってきたのに、大抵のは持っていたのにと思いつつ、持っていなかった最新の写真集をなんとか買い、写真を見ながら待機していたところ、1メートルおいた隣にご本人が!いやー、人間、ああいうときは何もできないし言えないものだと痛感。なるほど、この人にカメラを向けられたら何でもしちゃうね、と思ってしまうチャーミングな方でした。
 で、サインをいただいて握手もしていただいたときに思わず「チロちゃん、元気ですか?」と聞いてしまったわけです。「いやー、最近は寝てばっかりだよ」とおっしゃっていたのが、確認したら93年。あれから17年経ったのか!とびっくりしたのだが、享年22歳でチロちゃんは死んでしまったのだった。人間にすれば104歳だという。えらかったねえ。
 
 動物は無心なのがえらい。
 愛とは注ぐものなのだなあ、と思う。
 怒るのは心身を共に損なうものだ。

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香港のお茶事情2010年9月

 香港のセブンイレブンにて。

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 何が驚いたといって、ペットボトルの高級中国茶が増えていたことである。大紅袍とか極尚烏龍茶(高山茶らしい0)とか紅烏龍とか白烏龍とか白茶とか。かつてはペットボトルのお茶と言えば緑茶といえどもことごとく砂糖が入っていたことを考えるとしみじみする。メーカーは同じ道坊だったりネスレだったり。中国茶は大衆化しているんだなあ。

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 こちらは、以前行ったことがある新星茶荘。前に行ったのは5年も前だったのか。
 値段は5年前と変わりなく、60ドルのぽーれい茶(プーアル茶)の中からお勧めのを教えてもらって飲んだ。97年のお茶だったかな。

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 窓の外の景色は相変わらず。現代の山水画。

 しかし、お店の雰囲気はちょっと変化していて、前は地元の方がけっこう来ていたという印象なのだが、今回は、お休みだというのにお客はあまり多くはなく(というかほとんどおらず)、店の人は普通語でずっとおしゃべりをしており、途中で入ってきた相客は日本人と香港人のカップルだった。
 
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 3GをいいことにiPadをいじりたおしたりしていたのだが、お菓子もちょっとグレードダウンしたかなあ。
 人の多い香港にあって、茶館は静かに過ごせる貴重な場所だと思うのだが、地元の人が少ないということは、やっぱり不況の影響を被っているのだろうか。健闘を祈るばかりである。

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ついに総員待避

 やや落ち着いたものの、まだ続く繁忙期。

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 空はすっかり秋、というか空気は冬。
 昨日あたりから気温が下がり、最高気温は12度、最低気温が7度ぐらい。天気予報では「厚着をしろ」と言っている。帯広で初霜、釧路で初氷、最低気温が7度ということは、防衛ラインの5度が迫っているわけで、多肉植物を室内にしまわなければならないではないか。
 今日の帰り道も寒くて空が晴れている(ということは放射冷却で気温が下がる)ので、天気予報をよくよく見れば、霜注意報が出ている。
 というわけで、今季初の多肉の総員待避を行った。よく見ると昨年は記録をとっておらず(10月末には間違いなく取り込んでた)、一昨年は10月29日に、その前は10月12日に初総員待避だった模様。

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 寒かったらしく真っ赤っか。これはスーパーゴーラムもどきの花月(クラッスラ)。最初のうちだけ葉がマカロニ状。

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 植え替えたせいか、夏の気候のせいか、みなさんよく太って機嫌はよさげである。

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 これは20日前なのだが、白肌が売りのパキフィツムの皆さんも、機嫌よく太って子を吹いたりしているので(手前の「桃美人」さん)、霜にあたらなくてよかったなあ。寒さに弱いんだよね。

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 こちらは、今季2回目の自家製いくら。
 秋というか初冬であるのだなあ。

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「葉問2」

 東京国際映画祭で上映されるとのことだけれども、行けないので、週末にお家でDVD観賞。

 「葉問」の続編。
 TIFFでは「1」が「2」の前日譚のように扱われている(タイトルがそうなってる)のだけれども、たしかに「2」の方がいいように思う。
 第一、日本人として心苦しくなく見られる。「1」はねえ、香港の映画館で日本人一人で見るのは辛かったもんなあ。今度の敵は、金に汚く礼儀知らずな英国人。「1」は池内博之はまだ人間味のある扱いだった気がするのだが、こちらのイギリス人はけっこう身も蓋もない描かれ方。礼儀と相手を尊重するのは大切なことであるなあ。公平を期すなら、ボクシンググローブは外してしかるべきだよね。
 それに、「2」は中国武術をフィーチャーした映画としてまとまっている。「1」の最後で辛くも香港に逃れた葉問が香港で道場を開くのだが、最初は弟子は来ないし、来てもいろいろ大変。ドニーさんは相変わらず人格のできた強い師父なのだが苦労の連続で、その節目節目に長めのアクションシーンがあり、楽しく見られるのであった。「茶館の戦い」なんか、ベジャールのボレロ(コレ。長いバージョンだが5分めぐらいで様子が分かると思う)のようである。乗っかっているのは、香港でしょっちゅうレストランの外に立てかけてある「丸テーブルを大きくするための板」なんだけれども。
 前作では武術指導としてのみ名前が出ていたサモ・ハンがとてもいい役だった。前作から引き続き出ている「阿部寛と高松英郎を足して二で割った」ような樊少皇(もうそうとしか見えない。伊武雅刀っぽくもある)はいい人になっていた。ヤムヤムも香港に来ていたんだなあ。DVDの特典ディスクのメニュー画面が、なぜか「焼鵞を抱えて走るヤムヤム」だった。
 ドニーさんが最初に道場を開く屋上とか「茶館の戦い」の美術も素敵である。あの屋上の家は元はガラス屋の倉庫でもあったのだろうか。ああいうところに茶餐廳があったら行ってしまいそう。「茶館の戦い」のような茶館でお茶を飲んでみたいなあ。50年代の香港の再現にも力が入っている。警察署と留置場の色合いが中区警署のようだ。
 くりかえし書いているのだが、音楽担当の川井憲次さん、これだけ香港映画で活躍しているのだから、一度ぐらい香港金像奨を獲らせてほしい。
 TIFFでチケットをゲットできた皆さまは羨ましい限り、スクリーンで楽しんでくださいね。っていうか、これは日本でも公開しやすいよい映画なので一般公開してください>関係各位。

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「老港正傳」

 こちらの記事を書いていて思い出したので見直した。

 主人公の黄秋生さんは銀都戯院で働いているのである。最初の方に銀都戯院の上から見下ろした裕民坊が出てきて、心をわしづかみにされる。
 お話は、思想的に大陸寄りで北京に行くのが夢のよき市民秋生さんの半生、なのだと思う。生活はつましく、しかし寄付なんかもしちゃうので、妻のテレサ・モウにも苦労をかけっぱなし。息子の鄭中基は仕事を得るのに苦労し、「左派の学校なので警官になれず」(って言ってたけど本当なのか?)、勤めたレストランは喧嘩して辞め、大陸と貿易をしている怪しい会社に就職するものの賃金を払ってもらえず、返還歓迎のTシャツを売ったり大陸で苦労したり。幼なじみのカレン・モクもアメリカに渡ったりするのだが、やっぱり大変だ。
 お話は淡々と進むのだが、ストーリーよりも「集體回憶(集団的記憶)」的な要素のほうが心に残った。お茶の間のように賑わうかつての映画館とか返還とか経済不況とか空港の移転とかSARSとか、香港人の記憶が、閉館する映画館(舞台になっている銀都は本当に閉館してしまった。いっぺん行きたかったな)になぞらえて綴られているような。

 こちらは主題歌「星光伴我心」。いい歌だ。
 歌っている息子役の鄭中基はほんとに歌が上手いのだが、もうちょっと歌手活動をちゃんとやってはどうかと思う。CDは滅多に出ないし出てもコピーガードされていてiPodに落とせないのよ。

 ああ、それにしても觀塘のような古きよき香港は、旅行者の観点ではあるのだが、住む人の快適さを尊重した形で(ショッピングセンターは一部の経済尊重であって住民尊重ではないと思う)残してほしいなあ。

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觀塘へ

 觀塘には、ずっと行きたかったものの行ったことがなかったのだが、このたびやっと行くことができた。

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 「老港正傳」で秋生さんが働いていた銀都戯院。「精武風雲」の看板が出ているので一瞬現役かと思うのだが、すでに閉館している。

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 銀都戯院のまわり。

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 なるほど、再開発に狙い撃ちされそうな街並みである。

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 でも、とても好き。

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 裕民坊から觀塘道に抜けられるビルの中で、葛菜水を立ち飲みしました。

 また来よう。

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ヤム・ヌアもどき

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 うーむ、相変わらずおいしそうに見えない。

 まだまだ続く繁忙期なのだが、昨日の「水餃子の精」に引き続き、今日は「ヤム・ヌアの精」が降臨した。ヤム・ヌアはいうなればタイ風牛肉サラダ。
 食べに行くという手もなくはないのだが、昨日の今日だし、外食は何となくMSGがこわいし、仕事を持ってとっとと帰り、作ることにする。
 ご飯を炊きながら、圧力鍋で「ゆで牛」を作る。本を見るといろいろなレシピがあるのだが、牛もも肉400gに塩をすりこみ、ねぎと生姜を入れて(ブーケガルニを入れる洋風レシピもあり)お酒を入れ、さらにひたひたに水を加えて、10分加圧して自然放置。8分ぐらいでもよかったかもしれん。ゆで汁はスープに。
 別に玉ねぎを薄切りにしておき、冷まして薄切りにした牛肉をのせ、レモン汁・ナンプラ・砂糖・青唐辛子の酢漬け(作ってある)で作ったたれを回しかけて混ぜる。
 後ろに移っているのは、茄子の酢味噌和え。レンジでチンした薄切り茄子を酢味噌であえる。
 圧力鍋と電子レンジを駆使すると、ご飯が炊けるまでに支度ができるのであった。
 北海道産米の新作「ゆめぴりか」の新米を炊いたら、まるでおこわのようにもちもちで驚いた。好き好きがあるかも。

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おとんのお茶で毒消し(10春茶茶友募集中)

 朝からびっちりお仕事で、頭を絞っても一滴も出ない状態になったので、ちょっと早帰り。
 だがしかし。
 どうやらMSG(化学調味料)にやられたらしい。
 犯人はコレ。

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 水餃子が食べたくて、手近な店に入ったのだが。青菜炒めが「あれ?」という感じだったのだが、今まで何ともなかったので食べたのだが。
 ちょっと唇がしびれたようになり、寒くなって気分が悪いぞ。口の中もべたべたして変。これがうわさのMSGというやつか。考えてみれば家では使ったことがないので、耐性がないのかもしれない。せっかく早く帰ってきたのに。うーむ。おそるべしMSG。

 家に帰って、とにかく排出せねばと果物を食べ、なんとしても、まっとうなお茶が飲みたくなる。

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 まっとうなお茶と言えば祥華のおとんのお茶だ。
 これは、昨年の春茶。写真は少し前ので、今日淹れたのは「11号」。ちょっと甘い香りがしておいしいなあ。
 もしかして味覚がやられていたらもったいないと思ったのだが、ちゃんと美味しくてよかった。
 愛子さんのところに品茶会にうかがったとき、当地で売っている最高級の鉄観音とおとんのお茶(何かのかげんで練炭のような匂いがついてしまい、一見それとはわからない)を飲み比べたことがあるのだが、いわゆる最高級のお茶は最初はおいしく感じられたのが、一度おとんのお茶を飲んでから口にすると、どうしてもどうしても喉をくだっていかなかった。身体が受け付けない感じ。
 味覚はだまされやすいけど、身体は正直だ。
 中国茶はお酒と同じような嗜好品なので、添加物のないよいワインや日本酒を飲むように飲むのだと思う。日本の日常茶はどうしても気安くがぶがぶ飲むものというイメージがついてしまうのだけれども。
 実は、今年の春のおとんの鉄観音、ただいま茶友を大募集なのであった。中国の経済的な状況や自然環境がどんどん変わっていくので、お茶にとってはどんどん厳しくなってきているのだが、それでも愛子さんとおとんは、どんどん精進して信じられないようなお茶(たとえていうと、極上の材料で混ぜものなしで丁寧に丁寧に作ったワインかお酒のような)を作っています。
 ぜひこちらをご覧くださいませ。

 今日はおとんのお茶で身体をなんとか浄化して、とっとと寝たいと思います。

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霧の日の正骨水湯

 2日空いてしまいました。
 実は、繁忙期もなけなわのこの時期に、2日間山ごもりだったのだった。定期演奏会前の合宿で。
 そしたら。

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 すんごい霧。こんな霧は久々。
 何だか「ミスト」を思い出してしまった。

 後味が悪いことで評判らしいのだが、なんというか「希望を持ち続けるには根性がいる」という感じの映画。同じ監督の「ショーシャンクの空に」と実は同じテーマなんじゃないかと思う。
 あまり霧がすごいので、霧の向こうから、あの「足の長いヒト」が出てくるような気がしました。こなかったけど。
 曲の中にけっこう消耗するのがあって、どこをどうしたものか腕が筋肉痛に。そんなに変な弾き方はしていないはずなのだが。
 そこで。

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 帰ってきて正骨水をお風呂に入れました。
 こちらにも書いたことがあるのだが、本来は肩こりに塗るアンメルツみたいな用途だと思うのだが、疲れたときの贅沢用に香港でまとめて買ってある。
 30ccを1本湯船に投入。凝っているところに、じわじわ浸みてくる。今回は何故か初めは背骨のてっぺんから背中に浸みてきた。お湯が全然熱く感じなくて、むしろ寒く感じるのよね。つい顔をこすってしまうと目に沁みるので、傷があるときや粘膜が弱い場合には勧めません。
 
 お風呂に入ってぐうぐう寝て、今日はこれから1日仕事なんである。

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湾仔で泊まりたいホテル

 繁忙期もたけなわである。
 昨夜は、帰り道で思いっきりオリオン座とシリウスを見てしまった。天の川と星もきれいだったなあ。おかげで今日は眠い眠い眠い。
 それなのに、この週末は、仕事と関係ない別の用事で家を空けるのだが、まあ月曜日に働けばいいや。
 と思いつつ、テレビでやっていた「カリオストロの城」を久々に見てしまう。やっぱり名作だ。今となってはあのローマ遺跡に行ってみたいぞ。
 
 さて。

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 香港の通りの風景。この質屋さんはまだ現役。
 なんだか湾仔に行きたいのである。
 この間、夢にも出てきたし。
 深夜便で行っていた頃は、どうしても九龍側の方が泊まりやすかったのだが、もう深夜便で行くことはないので、たまには島側も攻めてみたいし。
 で、泊まってみたいのがここ。

  ミングル・プレイス バイ・ザ・パーク

 この間ちらっとtwitterに出てきていたけど、唐楼を改装したホテル。なんせ唐楼なので、部屋は狭いしエレベーターがなくて階段らしいのだが、でもいっぺん泊まってみたい。wifiが無料で使えるらしいし。
 1階の「原汁原味」にも行ってみたいし。

 そう思いつつ、また働くのであった。

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牛頭角下邨2010年9月

 ほんとは仕事をしなければいけないのだが。
 忘れてしまいそうなので。

 九巴の1Aのバスは尖沙咀から秀茂坪に行く。終点まで行ったことはないけど、ネーザンロードをまっすぐ北上し、九龍城の側を通るので、よく使う。旺角あたりから尖沙咀に戻るときも。
 今回は、こちらにも書いたように、1Aのバスで觀塘まで行ったのだった。iPadを買うのが目的のひとつではあったのだが、觀塘に行くことと、もうひとつ、牛頭角下邨を見るのも目的の一つだった。
 1Aのバスは、

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 啓徳空港跡(いまだ何もない)の脇を通るのだが、その後、左側に牛頭角下邨が見えるのである。牛下には2009年の3月に行った(詳しくはこちらに)。

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 まず見えるのは13座。一見むかしのよう。

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 あの色は健在である。

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 でも、よく見ると部屋の中は空っぽになりつつあるよう。中から壊していくんだろうなあ。

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 竹の足場や覆いがかかっているところもあった。
 よく見ると建物に錆が浮いたようになっていて、以前の写真と見比べると建物が生きているという感じがしない。建物は人が住むことで生きるのだな。
 あの景色はゆっくりゆっくりなくなっていくのだと思った。

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湾仔の夢

 繁忙期だというのに突然歯が痛み出し、合間を縫って久々に歯医者に行った。歯の詰め物がとれて大穴が開いたんである。
 歯医者にはしばらく行っていなかったのだが、客商売を意識しているのに感銘を受ける。病院はきれいだし、レントゲンは人のまわりをぐるっと回るし、応対は丁寧だし。説明も懇切丁寧だし。
 レントゲン写真とデジカメとパソコンを駆使して説明されたことには、問題は穴の開いた歯ではなく、その隣の歯の根っこらしい。へー。穴はとりあえず塞いでもらったのだが、「おいしくない味がしますよー」と言われ、詰め物がおいしい味がしたらそれはまた困るだろうと思う。

 歯のせいかどうかはわからないが、夢を見た。香港の。
 香港の写真が次々出てきて、地図の「荘士敦道」という文字がアップになり「これはジョンストン・ロードと読むのだなあ」と思っている夢を見るという夢。二重になっていたので、起きたときに一瞬わけがわからなかった。

 たぶんこんな景色だったのだろうと思う。

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Pop-Panにチーズ

 今日はよく働いた。繁忙期である。
 夜になると頭がじんじんしてくるので、気分転換においしいものを食べる。忙しくなるにつれ、だんだん気晴らしが原始的になるのだった。
 今日は、なぜか身体がにんにくを欲したので、帰り道でにんにくキムチを買い、作りおきのスペアリブのトマト煮(圧力鍋で煮るとスープがばかうま)、なすのポン酢漬け(薄切りのなすをポン酢と水半々に薬味を入れたものに5分以上漬ける)と一緒に食べたのだが。
 真打ちはこれ。

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 お食後にチーズ。
 ブルーチーズが食べたかったのだが、のっけるクラッカーがなかったので、買いおきのPop-Pan(葱味)に乗せた。ブルーチーズが塩気があるので、ほんとは塩気がないクラッカーのほうがいいのだろうけれど、これもなかなか。新製品のにんにく味のPop-Panのほうが合うかもしれん。
 でもねー、葱風味のPop-Panは札幌駅前エスタ地下のジュピターで買えるのだが(売り場がお酒売り場から元のスナック菓子売り場に変わった)、にんにく風味は売っていないんだよね。いや、地元でPop-Panが買えるだけでも御の字なのだけれども。

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靠得住靚粥

 なんだか、このごろあまり食欲がない。空腹は突然やってくるので食べているし痩せもしていないのだが、空腹が来ないときには何も食べたくない。やたら眠いしなあ、疲れているのかなあ。十分遊んだし休んだし繁忙期なのになあ。

 食欲がないときによいのは。

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 香港のお粥。
 これは靠得住靚粥で食べた。艇仔粥と油菜。艇仔粥は、(店によって具は違うけど)肉とか魚とかレタスとかピーナツとかいろいろな具が入っていて、最近はこればっかり食べている。
 化学調味料はつかっておらず、お魚の出汁が自慢らしい。なるほど、滋養たっぷりの味。

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 チャイラン先生もお勧めである。
 お店の情報とメニューはこちらに。

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 湾仔の克街には食べるところがたくさん。

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openriceの外賣紙特集

 外賣紙というのは、これ。

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 外賣(持ち帰り)用のメニューのチラシだが、お店のメニューがそのまんまチラシになったようなもの。レジか戸口の横にあるので、あったらもらってくる。そして、里心がついたら、舐め回すように玩味熟読するのである。
 そしたら、今日、こんなものを見つけた。
 openriceの外賣紙特集
 お店のガイドに外賣紙がくっついていて、外賣紙の上をクリックすると、外賣紙が丸ごと読める!すなわち、いながらにしてお店のメニューがそのまま読めるのである!!
 これは便利だ!便利すぎる!!!
 おまけに、地域ごとに、旺角特集尖沙咀特集湾仔特集銅鑼湾特集中環特集と分かれていて、地域ごとに読むこともできる。
 たとえばですね。
 源記喳咋の外賣紙がコレなのだが、いつも店に入るなり「喳咋、とんげ(冷たいの)!」と言ってしまい、あとは壁にかかったお品書きの札を見ていたので、メニューがあるなんて知らなかったのよ。亀苓膏もあったんだ、香草海帯緑豆沙も食べてみたいぞ。…と思いつつ喳咋を注文してしまいそうな気もするのだが。
 また、鏞記酒家外賣紙を読み込んで、「よし、次は、叉焼油鶏鵞飯52ドルに8ドルで青菜をつけよう」と思ったり。(【追記】鏞記の外賣紙、まちがってリンクを張っていましたこちらは手書きの書き込みがたくさんのメニューの例として開いておいたものだった)。
 あるいは、雲南桂林過橋米線外賣紙をゆっくり眺めて、今度はあれとあれを乗っけて酸辣底にして、それに薄荷寶治20ドルをつけよう、とか。
 檀島咖啡餅店で何食べよう、とか。
 これは序の口。妄想はとどまるところを知らない。もう、興奮のあまり鼻血が出そうである。
 おりしも、繁忙期に突入しつつあるのだが、のめりこまない程度に活用したい。こんな気分転換ないもの。でかしたぞopenrice。
 【追記】openriceのお店のページに「外賣情報」のリンクがあり、そこをクリックするとメニューが読めるようです。

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