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おとんのお茶で毒消し(10春茶茶友募集中)

 朝からびっちりお仕事で、頭を絞っても一滴も出ない状態になったので、ちょっと早帰り。
 だがしかし。
 どうやらMSG(化学調味料)にやられたらしい。
 犯人はコレ。

20101013a

 水餃子が食べたくて、手近な店に入ったのだが。青菜炒めが「あれ?」という感じだったのだが、今まで何ともなかったので食べたのだが。
 ちょっと唇がしびれたようになり、寒くなって気分が悪いぞ。口の中もべたべたして変。これがうわさのMSGというやつか。考えてみれば家では使ったことがないので、耐性がないのかもしれない。せっかく早く帰ってきたのに。うーむ。おそるべしMSG。

 家に帰って、とにかく排出せねばと果物を食べ、なんとしても、まっとうなお茶が飲みたくなる。

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 まっとうなお茶と言えば祥華のおとんのお茶だ。
 これは、昨年の春茶。写真は少し前ので、今日淹れたのは「11号」。ちょっと甘い香りがしておいしいなあ。
 もしかして味覚がやられていたらもったいないと思ったのだが、ちゃんと美味しくてよかった。
 愛子さんのところに品茶会にうかがったとき、当地で売っている最高級の鉄観音とおとんのお茶(何かのかげんで練炭のような匂いがついてしまい、一見それとはわからない)を飲み比べたことがあるのだが、いわゆる最高級のお茶は最初はおいしく感じられたのが、一度おとんのお茶を飲んでから口にすると、どうしてもどうしても喉をくだっていかなかった。身体が受け付けない感じ。
 味覚はだまされやすいけど、身体は正直だ。
 中国茶はお酒と同じような嗜好品なので、添加物のないよいワインや日本酒を飲むように飲むのだと思う。日本の日常茶はどうしても気安くがぶがぶ飲むものというイメージがついてしまうのだけれども。
 実は、今年の春のおとんの鉄観音、ただいま茶友を大募集なのであった。中国の経済的な状況や自然環境がどんどん変わっていくので、お茶にとってはどんどん厳しくなってきているのだが、それでも愛子さんとおとんは、どんどん精進して信じられないようなお茶(たとえていうと、極上の材料で混ぜものなしで丁寧に丁寧に作ったワインかお酒のような)を作っています。
 ぜひこちらをご覧くださいませ。

 今日はおとんのお茶で身体をなんとか浄化して、とっとと寝たいと思います。

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