動物でなごんでみる
いやいや。
職場でなかなかに衝撃的なことがあり、私自身に非はないのだが被害甚大、思いっきり善後策に走り仕事が増えることが確定。自分のことより他人様のケアをするのと怒りを抑えるのが大変だ。
おまけに、来週の火曜日の天気予報が「暴風雪」。えええ〜。多肉は毎晩総員待避をしているけども。
これは血圧を下げなければならん。
というわけで。
通りすがりのトラックの荷台にて。
キミはもしかして前世は人間なのではないか?
さんざん話しかけているところにやってきた飼い主さんに聞いたところ、8歳だそうだ。
夕張石炭の村から買い上げられてきたらしい。
よかったね。
それから、前から紹介しようと思っていた、
チロちゃんは写真家アラーキーこと荒木経惟さんの愛猫である。たしか1988年生まれだと思う。22歳。90年に奥様の陽子さんが亡くなったときに写真集『愛しのチロ』を棺に入れてあげてた。色っぽい美猫である。
実は、荒木さんにはお会いしたことがあって、大通りをぷらぷらしていたら偶然パルコで写真展をやっていて、おお、と入ったところが様子が変。30分後にサイン会だった。知っていれば写真集持ってきたのに、大抵のは持っていたのにと思いつつ、持っていなかった最新の写真集をなんとか買い、写真を見ながら待機していたところ、1メートルおいた隣にご本人が!いやー、人間、ああいうときは何もできないし言えないものだと痛感。なるほど、この人にカメラを向けられたら何でもしちゃうね、と思ってしまうチャーミングな方でした。
で、サインをいただいて握手もしていただいたときに思わず「チロちゃん、元気ですか?」と聞いてしまったわけです。「いやー、最近は寝てばっかりだよ」とおっしゃっていたのが、確認したら93年。あれから17年経ったのか!とびっくりしたのだが、享年22歳でチロちゃんは死んでしまったのだった。人間にすれば104歳だという。えらかったねえ。
動物は無心なのがえらい。
愛とは注ぐものなのだなあ、と思う。
怒るのは心身を共に損なうものだ。
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