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「2010」

 先日、6年後に再度金星軌道に挑戦することになったあかつきくんのtwitterを見ていたらば(がんばれ、あかつきくん!当然フォローしているぞ)、金星に挑戦しているときの応援コメントの中に「@Voyager2」さんの「私は強さおよび勇気を送る!」というのがあって、まさかと思って見てみたら、ほんとに、あの探査宇宙船「ボイジャー2号」のアカウントだった。今、地球から13光時間ちょっとのところにいるらしい。ボイジャー1号も元気で地球から16光時間ちょっとのところにいるらしい。そうか、元気で飛んでいるのか。もうほとんど地球の声は聞こえず、ほんとに太陽系と外宇宙の境目当たりにいるらしいんだけどね。

 1977年打ち上げだったのか。
 33年間、遠い宇宙の彼方を一人で健気に飛び続けているんだねえ。えらいねえ。

 実は、ここしばらく、本も映画も見られないような状態だったのだが、状況がやや好転したので、久々にDVD。今年はこれを見なければなるまい。今年見なくて、いつ見るのか。
 というわけで「2010」である。

 「2001年宇宙の旅」の続編で、ロイ・シャイダー演じるフロイド博士と、ディスカバリーの設計者であるカーノウ(ジョン・リスゴー)と、HALの設計者であるチャンドラ博士(ボブ・バラバン)が、アメリカに先んじようとするロシアの宇宙船レオーノフ号に乗り込み、木星の衛星イオの軌道上にいるディスカバリーを目指す。こちらにも書いたのだが、個人的泣ける映画オールタイムベスト3に入る。誰が何と言おうと好きな映画。ボイジャーの成果も生かされている。
 1984年に作られたのだが、このころは、まだソ連があって東西冷戦の最中だったのだった。アメリカのスペースシャトルがそろそろ引退で、ソユーズで宇宙ステーションまで行ったり来たりしなければならない現在からは隔世の感がある。現実に2010年になってみると、人類は、宇宙ステーションは実現させたものの、月すら再訪することはかなわずにいるのだなあ。
 ヘレン・ミレンが相変わらず素敵で(このロシア語なまりから、後年英国女王を演じることになるとは予想しなかったけれども)、ロイ・シャイダーもジョーズの頃よりずっと素敵。
 相変わらず泣きどころでは泣いてしまうのだが、よくよく考えてみると、よくレオーノフ号は木星の爆発に持ちこたえたよな、とか、太陽化した木星と本物の太陽に挟まれたら、地球の気候はけっこう大変なのではないだろうか、などと思ってしまう。原作はちゃんと読んでいないのだが、たしか、最後にはHALもブール(「2001年」でHALに殺されてしまったはずのディスカバリーのパイロット)もあちら側に行って復活するんだよね。読み直してみようかなあ。

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