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今年もお世話になりました

 いやいや。
 いつもにも増して実感のない年末。
 Ustreamでロリン・マゼール先生のベートーベン交響曲全曲演奏などというものをやっていて、くぎ付けになってしまい、マゼール先生の合間に用事をこなすはめに。
 ベトベン先生は、それほど聞くわけではないのだが、時々とてもすきな部分がある。第6番の最終楽章の音階が上がっていく先の和音とか、第7番の4楽章の金管が嬉しそうなところとか。第9番の3楽章とか。指揮者も弾いている人たち(岩城宏之メモリアル・オーケストラというらしい。N響の人が多かった)もみんな嬉しそうで(特にティンパニとか)、内声がよく聞こえて、とても好きな演奏だった。こんな涙もんの生中継、ただで見ちゃっていいのか。DVDが出たら絶対買う。

 ともあれ。
 今年もお世話になりました。
 来年も(10分後だ)どうぞよろしくお願いいたします。

20101231a 20101231b

 今年の年越しそばは、香港で食べたベトナム冷麺「凍蒙(とんもん)」もどき。前にも作ったことがあるのだが、今回のたれは、スイートチリソースをりんご酢で割ってみた。割と原型に近い感じ。

【30分後の2011年1月1日追記】

 「行く年来る年」を見よう、とテレビをつけたら、NHK教育テレビの「クラシック・ハイライト」でアーノンクールのおっちゃんが、ウィーン・コンツェント・ムジクスとアーノルド・シェーンベルグ合唱団を率いてバッハ先生のロ短調ミサを振っていた。この組み合わせのCDは愛聴盤なので、迷わずアーノンクールのおっちゃんと年越しをしてしまったのだった。4年前にも同じようなことがあったなあ。
 音楽で終わり、音楽で始まるということか。「全身全霊」とか「魂に触れる」ということだったらいいな。

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コメント

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
我が家もアーノンクール先生と年を越しました。あのミサ曲は心に染みました。アーノンクール先生は随分と御高齢で日本公演は去年が最後と聞いて残念でした。
第九の第3楽章を良いと言ってくださってわが意を得たり!!な気分です。私も第九は第3楽章が聴くのも弾くのも一番好きなのですが、世の中の方の多くはやっぱり第4楽章がお好きなんですよねぇ。ちなみに第九は「3>1>2>4」の順番で好きです。
とまれ、今年も私はヘタヘタですが音楽に邁進いたします。もちろん香港も、ですが、どちらかと言えばここ数年は音楽に重心が移ってるようです。
こんな具合ですが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

投稿: Kei | 2011.01.05 23:45

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
アーノンクール先生はもう80歳を越えてらっしゃるのですよね。その前は札幌にいらして聴けたのですが、それが最後と思っていたので、昨年の来日は嬉しい驚きでした。
今、第9番の3楽章(アーノンクール版)をかけているのですが、やっぱり第3楽章ですよねえ。第4楽章を楽しむなら、1楽章から通して聴くのがいいかなと思います。
ヴァイオリンが弾けると、こういうのが弾けて羨ましいです。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

投稿: きたきつね | 2011.01.06 00:00

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