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衙前圍村

 一日半ほど寝込みました。香港話つづき。

 帰って来てから、ここに行くのを忘れたことを思い出した。これから行けるかなあ。

 さて、今回の香港で、場所が近いこともあって行こうと思っていたところがあった。『香港路線バスの旅』に出てきた、九龍城の北にある塀で囲われた古い村。土地の売却が決まっていて、村の寄り合いに著者の小柳さんが出たという話だった。
 地図で見ると、九龍城塞公園の東北の角の門から歩いて行けそうだったので、行ってみた。

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 団地の中を抜けていくと。

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 なるほど、建物が低くなっている一角があって。

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 ここらしい。
 『香港街道地方指南』だと「黄大仙」(2011年版だと49ページ)の「6G」。彩虹道から川を渡った西側。

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 入ってみました。

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 元はこんな石造りだったと思われる。

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 しかし、ほとんどは塀で囲われていて、もう人は住んでいないようだった。

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 家と家の間はこんな感じ。

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 突き当たりの天后廟は生きていたのでお参りしてきた。
 通路に立っていたおっちゃんに思いっきりいぶかしげに見られてしまい、何も言わずに出てきてしまったのだが、お話ししてみればよかったなあ。入り口の門の上の部屋からは談笑する声が聞こえてきていて、元の住人の方がいそうだったし。

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 重機の姿が見えていたので、もしかすると、そろそろ取り壊しにかかるのだろうか。

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