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九龍塞城公園

 いやいやいや。
 新年早々、立ったままタイツをはこうとしたら、左脚の付け根(股関節は生来弱い)が「ばきばきばきっ」といい、しばらく動けなくなりました。うっかり姿勢を変えようとすると「あだだだだだ」となる始末。どうやら腰をやられたらしい。いっときは寝返りを打つにも苦労するほど。
 そうしたらば、私のゴーストが「正骨水風呂に入るがよい」とささやいたのだった。入っているときは寒いが出るとほかほか、寝る前に入ると極楽の正骨水風呂。これとタイガーバームの赤い湿布のおかげで、腰は強ばっているものの、なんとか普通に歩いて仕事に出られるようになった。やれやれ。また買い出しに行かなくちゃ。

 さて、香港話の続き。
 衙前圍村に行く前に、九龍塞城公園を通った。九龍城廣場の裏から出られるのね。
 九龍城は、一度だけ実物を見た。1990年に初めて香港に行ったときにバスで前を通ったの。牙科(歯医者)がやたら多かったのを覚えている。

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 今は、こんな遺構が残っていたり、

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 こんなモニュメントがあったりするのだが。

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 何が驚くといって、ここが、普通の、緑の多い、広い開けた公園になっているということ。

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 この空間が、建物と人で上から下までびっしり埋めつくされていたなんて、今では想像しがたい。
 それでも、かつての幻がびっしり空間を埋め尽くしているような気がして、なんだか息苦しくなってしまうのだった。
 あれだけの建造物を更地にして公園にできるんだから、牛頭角下邨を更地にして立て直すぐらい、屁でもないよなあ。

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