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2011年5月

觀塘 2011年5月

 九龍城や土瓜湾に泊まっていいことのひとつは、觀塘にバス1本で行けちゃうことである。九龍城埠頭から觀塘に行く11Bというバスがあって、便利に利用した。
 行きやすいのと、再開発が心配で、つい行ってしまう。

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 銀都戯院はまだ無事っぽいのだが、

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 その右隣の2軒のビルには、

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 こんな紙が貼ってあるシャッターが多かった。開いている店もあるんだけどね。

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 裕民坊にも緑の網や竹の足場が。うーむ。

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 これは、坂をちょっと上がったところにある好きな看板なのだが、このへんも危ないんだろうなあ。その向こう側にも緑の網が見えるし。
 香港に行った暁には、また觀塘に行って、何もできないけどせめて経過だけは見届けたいと思う。

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香港の犬猫 2011年5月

 香港話をもう少し。

 「心のご近所」が土瓜湾や九龍城でいいことのひとつは、動物が豊富にいるところだと思う。

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 九龍城街市の猫。前に会ったの(こちらの写真の3枚目)と同じ猫だと思う。大きくなったね。

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 九龍城街市の猫はもう1匹増えていて、こちらの猫は愛想よくさわらせてくれた。

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 こちらは、8度海逸酒店の真ん前にある炮仗街街市の猫。

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 2匹ともたいそう愛想がよく、このありさま。

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 垣記雞蛋卷の犬。
 お店の面積は1畳たらずで、網に仕切られた奥に、太ったパグと小さいヨークシャーテリアと細い東洋系の犬がいて、お店に入ると猛然と吠える。
 なんでこんな写真かというと、どうも攻撃的に見えなかったので、ためしにお構いもうしあげたところ、とーっても喜ばれて顔をぺろぺろ舐められたのであった。

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 吠えないよう教育的指導を受けているところ。手の主はお店のご主人である。

 概して九龍城や土瓜湾の犬猫は愛想がいいので、是非また行きたいと思っている。

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小林聡美が離婚しちゃったのか

 久々の更新がコレかよ、という感じですが。

三谷幸喜、小林聡美夫妻が離婚
 脚本家で俳優の三谷幸喜氏(49)と妻で女優の小林聡美(45)が23日、離婚したことを連名のファクスで報告した。
 離婚については「はっきりした理由があるわけではありません」とし、「考え方や価値観の小さな違いが積み重なり、それがだんだん大きくなってしまった」とした。また、ファクスでは「お互いへの尊敬を持ち続け、それぞれが自分らしく生きてゆくため」の決定としている。(サンケイスポーツ5月23日16時51分)

 この機会に拾った動画。

 インド映画満載!
 続きの「5」にはバナナの葉っぱミールスも。

 ずっと見たいと思っていたのであった。
 感想は…うまい!自分も踊りたい!である。
 香港に行って重慶マンションに入ると何ともいえず落ち着くんだよねえ。それと似た感じ。いいなあ。ああ、踊ってみたい。羨ましいぞ。
 かねがねお似合いだと思っていて、小林聡美が『クロワッサン』の香水か何かの記事で「せっかく好きな人と一緒になったんだし」というコメントをしていたのを覚えていたのと、以前、何かの記事で、個人的に三大夫婦(お似合いの有名人カップルという意味で)に入れたことがあって(後はたしか竹内まりや&山下達郎、平野レミ&和田誠だったと思う)、そういう意味で大変残念ではあるのだが。
 今後のお二人の幸せを心から祈るものである。

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8度海逸酒店

 実はまだ仕事が終わっていないのだが、下書きをしておいた香港話の続き。

 なぜ土瓜湾がご近所だったかというと、ホテルが土瓜湾にあったからである。
 今回泊まったのは8度海逸酒店(ハーバー・プラザ8ディグリーズ)。情報としてはこのあたりが詳しいと思う。
 前回は九龍城に泊まったので、今回は土瓜湾に泊まろうと狙っていたのだった。地下鉄からは遠いけど、バスは便利そうだったし。

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 今回お世話になったのは、左側の「通用乗車地図」。使い倒した。土瓜湾のあたりは、行き先によって停留所が違うのである。尖沙咀や小西湾方面に行くならホテルの前の停留所からだし、ケネディタウンや油麻地に行くとか、觀塘方面に行くことになるとまた停留所が違う。同じ馬頭涌道沿いでも行き先によって停留所が違うし。旺角に行くなら赤いミニバスだし、九龍城(歩けるのだが微妙に遠い)なら2か2Aのミニバスだし。
 ちなみに、空港バスだとA22で「真善美邨」が最寄りの停留所。これが最近変わったらしく「通用乗車地図」と違っていて、一つ乗り越してしまった。

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 散らかっていますが、卓上。インターネットは有線で24時間120ドル。ケーブルあり。wifiはなし。シムフリーの端末があれば、そちらの方が安くつく。
 偉かったのは、有線チャンネルが多くて、香港映画チャンネルである「電影1台」「電影2台」が見られたこと。「ビヨンド・アワ・ケン(途中だけ)」とか「愛君如夢」とか。
 あと、机の上のコンセントが多くて、アダプタ(日本のソケットがはまる)が1つついているのも偉い。

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 カップがマグカップだった(プラスチックではあったが)のと、水が1日1本つくのも助かった。冷蔵庫もあり。
 セブンイレブンとスーパーマーケット(百佳)も近所にあるし、街市もある。買い物やご飯は不自由なし。
 インターネットは使えるか聞いたら、1晩360ドルプラスで、ネット朝食その他込みのエグゼクティブフロアへのアップグレードがあると言われたのだが、朝食は白宮冰室に行くし、まずボトムラインを知りたかったので今回は見送り。ネットの費用を考えると240ドルでアップグレードなので、安いプランなら、街中に泊まるのと同じぐらいでちょっとリッチに滞在できるかも。

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 プールもあり。7時から22時までなのだが、あまりお客さんがいなくて、プール係のお兄さんは暇そうであった。

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 料金を考えると、たぶん一番グレードが低い部屋だったと思うのだが、ベッドが若干狭かったのと壁が薄めだったことを除けば、シャワーもハンドシャワーだったし(これ重要)特に不満はない。
 あと、尖沙咀方面(九龍酒店前)や九龍駅まで30分おきに無料のシャトルバスがあって便利。

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 ちなみに、ホテルの名前の由来は、ロビーのカウンターや柱が8度傾いていることらしいのだが、平らなはずの床が傾斜しているように感じられ(入るときも出るときも下りに感じる)最初は眩暈がした。でも思ったよりデザイン偏重でもなかったので、土瓜湾ををご近所にするときにはいいと思う。

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新「心のご近所」土瓜湾

 今回の香港における「心のご近所」は土瓜灣だった。

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 ホテルの前の道。

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 自動車修理工場や

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 部品屋(?)が多い、おっさん濃度の濃い街である。

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 白宮冰室に行く道すがらにある、牛棚芸術村。かつて食肉処理場だったのをアトリエとかギャラリーにしたらしい。今回は入らず。バックのタンクは「英雄本色(男たちの挽歌)」のキンさんの会社のそばだった気がする。もしかして、このへんでロケをしたのかしら。

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 小さいながら街市もあり、街市の向こうは百佳(なぜか恵康より百佳が多かった)やワトソンズや生活者むけのお店がたくさん、食べるところもたくさんあり(ただし、インド人をけっこう見かけるのだが、インド料理屋はあまり見つからず)。バスやミニバスの停留所がたくさんあって、使い分ければたいていのところに1本で行ける。大変便利である。
 大いに気に入ったので、また来ようと思う。

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垣記雞蛋卷

 間があきつつ、香港話の続き。
 ホテルの近所に気になる店があった。
 自分の知る限り、ガイドブックには出たことがない。

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 間口の狭い、開店時間の短い店。
 開いているときに、入ってみた。
 ここは「垣記蛋卷」という、雞蛋卷の店。雞蛋卷というのは、ヨックモックのような、卵とバターと小麦粉の記事を薄く焼いて巻いたもの。店の看板には「垣記蛋卷」とあって、openriceの記事や写真は「垣記雞蛋卷」となっているのだが、看板変えたのかな。

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 雞蛋卷はエリック・ツァンが下の写真でくわえてるやつ。
 奇華のは空港でも買える。德成號が有名。

 openriceの記事に写真があるのだが、細長いのと平たいのがジップロックみたいな袋に入っている。店の間口は狭いが奥行きも狭くて、1畳もないぐらい。でもって、店の向こう側には犬が3匹(これは別記事で)。
 細長いのと平たいの、1袋ずつ買った。46ドル。

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 トランクに入れてきたら、半分以上くずれてしまって残念しごく。残ったのをおやつにしたら、日頃お菓子はそんなに食べないのだが、あっというまに半袋食べてしまった(もちろん崩れたのも食べる)。
 特に平たい方、中に白ごまとココナッツが巻き込んであって、生地が薄くて、とても好き。平たい方が「鳳凰巻」細長いのが「雞蛋卷」というのだと思う。
 德成號のは食べたことがないのだが、これも十分おいしいので、次回は、くずれないようタッパーを持参して再び買いに行く所存である。

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香港で差人に声をかけられた話

 またしばらく間が空きそうなので無理矢理更新。

 何度か書いているが、香港のお巡りさんが好きである。香港によらず、消防とか警察には弱いかも。とりわけ、香港ではお巡りさん(広東語で差人(ちゃいやん)、ええ「無間道」でのトニーさんの「あいにく、俺は警官だ」の警官である)に会うと、つい目で追ってしまう。香港人もお巡りさんが好きだと思う(こちらの記事参照)。

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 觀塘にて。大漁である。

 さて、今回の香港最終日のこと。飛行機の時間の関係でお昼ごろ出ればよかったので、九龍城に出かけた。仕上げに豪華餅店で蛋撻とか椰撻とか蛋巻を買おうと思ったのである。
 しかし何だか様子が変だ。

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 差人もいる。
 
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 消防もいる。

 それでもかまわずに道を渡り、店は開いているので入ろうとしたところ、生まれて初めて香港の差人に「小姐(しうちぇ)」と声をかけられた。
 「きゃあ」と思うまもなく、「どこ行くんですか」というようなことを言われたので、「いや、どこって、パンを買いに」と、ちょぼちょぼの広東語でお答えすると、とにかく、道の反対側に渡れとのこと。

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 お店は開いていて、おばちゃんもいたのになあ(無念そうである)。ちなみに、声をかけてきたのは写真左端の差人。

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 どうもガス漏れか何かだったみたい。蛋撻とか椰撻とか蛋巻が買えなかったのは残念だけど、まあ蛋撻は2回食べたし、差人とお話できたからよしとすることにした。
 まあ、何ごともなかったようで、よかったよかった。

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香港で「打擂台」

 気がつけば、ゴールデンウィークも終わり、前半は香港、後半は結局睡眠重視になってしまった(昨日は香港動作片まつりだったけど)。明日から復帰できるのか、オレ。
 さて、忘れないうちに。こちらの続き。
 今回の香港のメインイベントは何と言っても、「打擂台」まつりであった。渡港10日前にばたばたと行くことが決まり、前後して、その期間に「打擂台」の再上映があることがあることがわかり、行ける!とTwitterに書いたらばお誘いをいただき、5月1日にスタッフキャストが来る!ということになって、その日のチケットをとっていただいたのであった。何もかも他人様のおかげ。本当にありがとうございます。
 映画については前の記事で書いたのだが、映画が終わって拍手してまもなく、スタッフ・キャストの皆さんが。

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 左から、歐陽靖(MC Jin)、賈曉晨(JJ)、郭子健監督、邵音音、韋啓良、泰迪羅賓、林家棟の皆さん。

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 質疑応答中。
 広東語はほとんどわからず、後から内容を教えていただいたのだが、観客の皆さんもスタッフ・キャストのみなさんも、みんなこの映画が大好きであるということが伝わってきた。
 スタッフ・キャストの皆さんはとても仲良し。「JJの映画は前はそんなにいいと思わなかったけど(今回はよかった、と続く)」というコメントにMC JINが「何だと!やるか!」と言って場内笑い、とか。MC JINはブルース・リーの真似もしていた。あの監督が怪鳥音を出していたのか。
 油麻地の電影中心は、前の席を取ってくださったこともあって距離が近かったうえに、会場を出るときは観客もスタッフ・キャストも混ぜこぜで(なぜかというと、皆さん観客に応えてサインしたりしているので)、監督に「日本からの友達で」と紹介してくださったら「ヤブキ!」と言われました。好きなんだそうです。そうか、もしかしてボクシングシーンの陰には「あしたのジョー」があったのか。「I love Japan !」と言ってくださったので「I love your movie !」とお答えしたことです。握手もしていただいた。
 外に出ても、サイン大会、撮影大会は続いており、

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 むちゃくちゃ格好いい林家棟のアップ。このあと、ツーショットで写真を撮っていただき、朝、出がけに「愛君如夢」を見ていたこともあって、もう鼻血が出そうでした。質疑応答中も微動だにせず。もともとスタイルいいとは思っていたけど、かっこいいわあ。

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 お帰りになる泰迪羅賓師父。後ろ髪が長くてかわいい。このあと、手を振ってお見送りしました。さて帰るかという段になって、隣のセブンイレブンから麺を食べながら出てきた(お腹すいてたのかな)MC JINにぶつかりそうになり、驚く。
 その後は、「お茶でも」と言いつつ、点心、甜品と、どう少なく見積もっても6時間はお喋りにつきあっていただき、もう感謝感激の1日だったのでありました。
 帰ってから、前に読んでいた他の方のブログを読み返し、感激も新たに。いやあ、これを読んでおいてよかったです。
 ありがとうございました。

 春巻雑記帳さん
  ギャランツ~シニアドラゴン龍虎激闘
 Driftingcloudsさん:
  「ギャランツ(打擂台)」ティーチイン 23日
 ときどき映画館日記さん:
  打擂台『ギャランツ』10月26日 Q&A

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「復仇」ロケ地で早餐

報仇ロケ地で早餐

 白宮の奥の部屋。
 ついに本懐を果たしたぞ。詳細は後ほど。

【2011年5月5日追記】
 5月3日に無事帰還し、連休をいいことに、「黒社会2」「文雀」のブルーレイ(これは今回買ってきた)「打擂台」「復仇」と続けて見た。期せずして林家棟祭り。今回の香港を噛みしめるラインナップですな。いや、実物もむちゃくちゃ格好いいのよ家棟。
 実は、今回は「復仇」のロケ地であるところの白宮冰室(openriceの記事はこちら)で3回早餐を食べた。なぜならば、ホテルから歩いて5分だったから。帰って来て2日たった今でも、玄関を出た先の道を左に曲がってまっすぐ行くと白宮があるような気がする。
 白宮冰室の前の記事ではちゃらぽこを書いてしまったのだが、「復仇」のロケは入ってすぐのところではなく、奥の部屋であった。教えていただいて2回目の早餐で部屋を発見し、3回目についにそこで早餐を食べたのであった。
 入り口を入って奥まで行ってカウンターの前を左に曲がると左手にあります。奥に行っていい?と身振りで示してずんずん入って行けば無問題。

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 ここですよ、ここ!
 窓の前のテーブルのところに林家棟がいて、自分の座った前のボックスに秋生さんがいて、その向こうのボックスにジョニー・アリディーがいて、左側のボックスの前に林雪が立ってた。店が閉まってから、夜中に外から照明を当てて撮影したんだろうなあ。
 感涙にむせびながら食べた早餐はこれ。

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 A餐とB餐の2種類あるのだが、これはA餐18ドル。四角いパンと目玉焼きと公仔麺と奶茶。公仔麺は「餐肉麺」を選択。ぽーろーやう5ドルを追加。朝なのでという言い訳の下がっつり食べていた。
 朝の公仔麺、癖になります。ふだんインスタントものはほとんど食べないのだが、帰ってからも朝インスタントラーメンが食べたくなるのであった。これは公仔麺を買ってくるべきであったか。

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九龍皇帝的文字楽園

 (タイトルを訂正し加筆しました)

 太古城で開催中の九龍皇帝的文字樂園に行ってきた。香港の街頭に文字を書き続けた九龍皇帝こと曾灶財の展覧会である。
 バスで行ったのだが、会場の康和大廈が最初わからずちょっとうろうろ。太古坊の中の方。地下鉄の鰂魚涌站A出口かバスなら太古坊か新威園がもよりの停留所だと思う。

九龍皇帝文字的楽園

 入り口。

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 入るとこんな垂れ幕が。
 会場はいくつかに分かれていて、まず、街頭に書かれたものの写真展示。街頭に書かれたものは残っていないものも多く写真で紹介。

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 どこにあるかを示したもの。

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 これは本人が映っているけど、どちらかというと、文字が書かれた香港の風景写真を見る感じ。

 次は、本人が使ったもののコーナー。

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 晩年は養老院に入っていて、そこではマジックで紙に文字を書いていたとのこと。足が悪くて紅花油を使っていたのだが、養老院に入ってからは白花油で代用していたとのこと。

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 養老院で紙に書かれたものがパネル10枚ぐらいあった。

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 自分の血統や清王朝や孫文など自分をとりまく歴史について、とにかく書き続けたらしい。何と言うか、ことばを味わうというものではなく、いい文字だからというわけでもなく、文字を書き続けずにはいられなかった精神を見るという展示だった。うちに飾っておきたいという芸術ではないんだよなあ。その内面はいかばかりであったのか、考えると眩暈がするようだ。
 続いて、新聞の報道とか、Tシャツなど商業化されたものとか、インスパイアされた作品の展示。最後に、文字が書かれた配電盤らしきもの(たぶん本物)や自由に文字を書く壁面があった。
 メインは、文字のある香港の風景と、実際に書かれた文字だったと思う。おそらく街頭で目にしているのだが当時は風景の一部だったし、刻々と変わりつつある香港の「集體回憶」的な側面もあるだろう。自分と歴史について取り憑かれたように書き続けた精神は実際に見ると凄まじいものがある。
 太っ腹にも入場無料(しかもけっこう立派なパンフレットつき)で、家族連れ、フラッシュは禁止だというのに焚きまくって記念写真を撮る人など、客層はさまざまだったのだが、香港人のみなさんはどんなふうに感じたのだろうか。

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「打擂台」

 香港3日目。
 今日は、午前中はプロムナードなどチムサーチョイ方面で過ごし、午後からは「打擂台」まつり。このたびの香港電影金像奨を受賞した「打擂台」が、電影中心で再上映、本日はスタッフ・キャストの皆さんによる上映後の質疑応答あり。ご厚意で行くことができたのでした。
 いや、DVDで一度見てはいたのだが、フルスクリーンで、しかも香港で見るのは格別なものがある。

 予告編。

 日本でも映画祭で上映されたのだが、主演が泰迪羅賓師父、梁小龍、陳觀泰。30年間昏睡状態の泰迪羅賓師父、その戦いで傷を負い、かつての道場を茶楼として守り続ける陳觀泰と梁小龍。そこへ迷い込む情けない黄又南。乗り込んでくるのは羅弄はじめ往年のスターのみなさんだったり羅永昌監督だったり。カンフー映画への愛と、香港映画の王道「誇りを取り戻す」ことに満ちた映画です。最後は泣きました。この映画が金像奨の作品賞を獲れて本当によかった。というか獲らなければならんでしょう、これは。
 会場に集っているのはきっとマニアな方が多いとは思うのだが、カンフー映画(特にショウブラザーズ)は香港人の基礎教養だと思ったことです。ショウブラ映画を見ていてよかったなあ。梁小龍も陳觀泰も「わかっている」人が撮っていて本当によかった。
 長い時間干し続けられている鴨が象徴のように出てくるのだが(実際意味があると監督がインタビューで言っていた)、「鴨を演じた(爆)」鶏も一度はなくなって見つかった鴨も、最後には、元はどんなに臭くても共に煮られて美味しくなるのだなあ。「戦わなければ負けない、戦うなら勝たなければならない」肝に銘じます、師父。

 終わってからスタッフとキャストの皆さんによる質疑応答があったのだが、開演前に映画館の隣のキューブリックでインタビューされている生泰迪羅賓師父は見られる(終わってからは手を振ってお見送り)、質疑応答はとても近い、あまつさえ、監督と握手はしてしまう、林家棟と写真はとらせていただく(今朝テレビで「愛君夢如」を見ていたので卒倒しそうだった。また、質疑応答中微動だにせず、かっこいいんだ)、映画館の隣のセブンイレブンから麺を食べながら出てきたMC JINにぶつかりそうになるわ、いろいろなことがありすぎて頭が整理しきれていない。
 詳しくは帰ってから写真なども入れて追記しますが、@HKmoviefanさん、@hk_clさん、本当に本当にありがとうございました。
 続きはこちらに。

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