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「打擂台」

 香港3日目。
 今日は、午前中はプロムナードなどチムサーチョイ方面で過ごし、午後からは「打擂台」まつり。このたびの香港電影金像奨を受賞した「打擂台」が、電影中心で再上映、本日はスタッフ・キャストの皆さんによる上映後の質疑応答あり。ご厚意で行くことができたのでした。
 いや、DVDで一度見てはいたのだが、フルスクリーンで、しかも香港で見るのは格別なものがある。

 予告編。

 日本でも映画祭で上映されたのだが、主演が泰迪羅賓師父、梁小龍、陳觀泰。30年間昏睡状態の泰迪羅賓師父、その戦いで傷を負い、かつての道場を茶楼として守り続ける陳觀泰と梁小龍。そこへ迷い込む情けない黄又南。乗り込んでくるのは羅弄はじめ往年のスターのみなさんだったり羅永昌監督だったり。カンフー映画への愛と、香港映画の王道「誇りを取り戻す」ことに満ちた映画です。最後は泣きました。この映画が金像奨の作品賞を獲れて本当によかった。というか獲らなければならんでしょう、これは。
 会場に集っているのはきっとマニアな方が多いとは思うのだが、カンフー映画(特にショウブラザーズ)は香港人の基礎教養だと思ったことです。ショウブラ映画を見ていてよかったなあ。梁小龍も陳觀泰も「わかっている」人が撮っていて本当によかった。
 長い時間干し続けられている鴨が象徴のように出てくるのだが(実際意味があると監督がインタビューで言っていた)、「鴨を演じた(爆)」鶏も一度はなくなって見つかった鴨も、最後には、元はどんなに臭くても共に煮られて美味しくなるのだなあ。「戦わなければ負けない、戦うなら勝たなければならない」肝に銘じます、師父。

 終わってからスタッフとキャストの皆さんによる質疑応答があったのだが、開演前に映画館の隣のキューブリックでインタビューされている生泰迪羅賓師父は見られる(終わってからは手を振ってお見送り)、質疑応答はとても近い、あまつさえ、監督と握手はしてしまう、林家棟と写真はとらせていただく(今朝テレビで「愛君夢如」を見ていたので卒倒しそうだった。また、質疑応答中微動だにせず、かっこいいんだ)、映画館の隣のセブンイレブンから麺を食べながら出てきたMC JINにぶつかりそうになるわ、いろいろなことがありすぎて頭が整理しきれていない。
 詳しくは帰ってから写真なども入れて追記しますが、@HKmoviefanさん、@hk_clさん、本当に本当にありがとうございました。
 続きはこちらに。

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コメント

香港でご覧になれたなんて!
良かったですね。
家棟さんも来られてたんですのね。
よませていただきながら、血が沸き立つ思いでした。
本当にあの作品は素晴らしいです。
大好きです。
レポ、ありがとうございます。

投稿: やっほー | 2011.05.02 07:32

これもすべてチケットを取ってくださったおかげで、本当に千載一遇の機会でした。
会場のみなさんもスタッフキャストのみなさんも、この映画が大好きなんだなあという感じで。
上映後に「日本に来た友達」ということでご紹介していただいたら、監督が「ヤブキ!」とおっしゃっていて、カンフー映画のほかに「あしたのジョー」がどこかにあったのだと思ったことです。

投稿: きたきつね | 2011.05.02 09:58

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