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2011年6月

香港国際空港に翠華が

 久々に下書きしておいた香港話の続き。

 以前、「赤鱲角香港國際機場にほしいもの」という記事を書いたことがある。要は、ローカルなお店を空港に入れてほしいということなのだが、なんと「すいかレストラン」として知られる「翠華餐廳」が本当に空港に出店した。

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 出国ゲートから出た後の制限区域にあるモールの一店。混んでました。さすが翠華だ。

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 メニューその1(拡大可)。奶茶が18ドルは街場の1.5倍か。

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 メニューその2(拡大可)。

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 メニューその3(拡大可)。

 価格が高いのは、空港の家賃を考えるとしかたがないか。が、茶餐廳のメニューが一部ではあれ、空港で味わえるのは助かる。
 かくなる上は、次は是非とも、スーパー代表として恵康に、パン屋代表として檀島咖啡餅店に入っていただきたい。檀島は一度撤退しているのであるが、そんな小洒落た店にしなくていいので、売店だけでもいいので、とにかく、空港で蛋撻とか椰撻とか蛋巻が買えると助かるのよ。

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 海皇粥店は到着ロビー出口にできてたし。

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長万部のまんべくん

 「長万部」と書いて「おしゃまんべ」と読む。北海道の噴火湾入り口にあり、札幌から日本海周りで来たJRと太平洋周りで来たJRの合流地点で、古くから交通の要衝ではあったのだが、名物駅弁の「かにめし」(ただしカニは既に獲れない)以外はあまり目立たない町であった。
 のだが、長万部のゆるキャラ「まんべくん」が人気急上昇というニュース(j-castニュースより)。

自由奔放に毒舌まき散らす 長万部「まんべくん」人気急上昇

日本全国に「ゆるキャラ」が乱立するなか、ツイッター上で異様な存在感を見せているのが、北海道長万部町の「まんべくん」(@manbe_kun)だ。長万部町の人口は約6000人だが、まんべくんの読者(フォロワー数)は、その7倍以上の4万5000人に達する。
本来、自分がPRするはずの長万部について「漢字も読めなくてイメージすらされてない」とけなしたり、2ちゃんねらーに対して「全力で来いよ!」と煽ってみせるなど、自由奔放な発言が人気を集めている。
 まんべくんは、03年に町の130周年記念事業の企画で、公募で「準入選キャラクター」として誕生。頭が町花の「あやめ」、耳がホタテ、手と胴体が特産品のカニで出来ている。7歳の男の子という設定だ。
 (中略)
 長万部町役場の総務課企画グループによると、ツイッターの運営は外部の会社がボランティアで行っているといい、
「ああいう、他のキャラクターにはない感じが、まんべくんの良さ。あまりにもひどい場合は注意しますが、基本的には片目をつぶって見守っています」
と、多少の脱線や毒舌は大目に見る方針だ。
 また、6月17日未明には
「NHK教育『天才てれびくん』長万部生放送ッ!織田裕二のマネする山本高広が長万部にクルーーーーッ!」と、6月23日のテレビ番組出演が決まったことを報告。
「まんべくんの夢ひとつ叶ったあああああーーーーッ!」
「公共の電波を使って国民1人残らず洗脳するッ!」
と、独特の意気込みを見せている。


 実は、私、数日前にニュースになるまで「まんべくん」の存在を知らなかった。概要はtwitter経由のまとめサイトで知ったのだが、

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 長万部町長ノリよすぎ。まんべくん大きすぎ。しかも凶暴そうだし目がいっちゃってるし。太っ腹だな、長万部町。

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 前にも書いたことがあるのだが、わが郷土には「たら丸」というゆるキャラがいて、たしか「ゆるキャラ選手権」でいい線いったことがあるのだが、

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 うーむ、勝てる気がしない。たら丸はせいぜい「手に(わが郷土が国内発祥である)アスパラを持っている」ぐらいだもんなあ。「都合の良いことしか聞こえない耳(しかもホタテ)」ときてはなあ。腹筋割れてるし。

 中の人はいったいどこの人なのか、長万部の人なのか町外の人なのかが気になっていたのだが、この方らしい。長万部の人だったのか。すげえ。
 ならば(というのも変だけど)、どんどん長万部をひいては北海道を盛り上げていただきたい。たら丸もがんばれ。

 函館のイカール星人もがんばっているようだし。

 まんべくんの公式サイトはこちら
 まんべくんのツイッターはこちら
 
 23日テレビ見てみよう。

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「柔道龍虎榜(柔道龍虎房)」

 BS11で放送されるのを発見し、再鑑賞。
 テレビガイドで発見しTwitterでつぶやいたところ、BS11のサイトと一部のテレビガイドには同じ時間帯に「悪魔のくちづけ」が載っていることが判明し、ほんとに放送されるのかどうか気を揉んだのだが、無事放送されて何よりであった。
 ジョニー・トー監督が黒澤明監督に捧げた映画である。
 予告編。

 最初動画が見つからなくて焦ったのだが、原題と日本語タイトルは微妙に漢字が違うのね。

 香港版VCDもあるし、日本版のDVDも見ているのだが、実は、最初はそれほどいいと思わなかったのよ。しかし、今回見直して泣いた。いい映画だ。
 かつては柔道が強かったらしいルイス・クー。今は酒場で働き、酒と博打に溺れる自堕落な生活を送っている。後でわかるのだが2年前に試合を放棄したらしい。そこへ爽やかに現れる熱き血潮のアーロン・クォック。ルイスに柔道で挑戦を挑む。ほぼ同じ頃、日本でスターになることを夢見るチェリー・インが酒場で歌わせてくれとやってくるのだが、ルイスはそれどころではなく、2人をつきあわせて赤いミニバスに乗り込み、ゲームセンターで大金の入った鞄をちょろまかして再び博打。その鞄の持ち主(チョン・シウファイさん)やチェリー・インの元の契約主(チェリーとリアルで結婚しちゃった陳小春)やらが店にやってきて追いかけっこの末大乱闘(よく見るとほぼ全員柔道ができる)。隅っこには柔道がめちゃめちゃ強いレオン・カーフェイが静かに座っていて、ウィンクと共に去っていく。いつのまにやら、店では、ルイスがギターを弾き、チェリーが歌い、アーロンがサックスを吹いている。柔道の師匠が試合がもとで亡くなったり、いろいろあった末、ルイスはついに自堕落な生活を脱し柔道に復帰、ついにレオン・カーフェイと戦って勝つのであった。
 …というのがあらすじだと「思う」のだが、胆はあらすじじゃないのよね、たぶん。変な要素もたくさんあって、青春もののようでもあって、でも誇りを取り戻す物語で、そのバランスが奇跡的だと思う。
 いや、変なのよ。たとえば、冒頭、いきなり、グラスホッパー(草蜢)のお兄ちゃんである蔡一智(3人の中で一番好きなの)が変な歌詞の「姿三四郎」を歌い出すし。口癖は「僕が姿三四郎、君が檜垣(姿三四郎のライバルらしい)」だし。チョン・シウファイさんも変だけど、元柔道家で、ルイスに妙に好意的で、柔道しながら「一生かけて恩と借金は返せ!2割引きにしてやる!」とか言ってるし。ルイスとアーロンとチェリーが三重肩車で木に引っかかってる赤い風船を取るし。
 この変さは何なんだろう。スタッフにワイ・カーファイの名前は入っていなくて、彼の変さとは明らかに違う気がする。
 でも、物語の本質は「誇りを取り戻す」ことで、「誇りを取り戻す」のは香港映画の王道だとやっぱり思う。ルイスとアーロンが嬉しそうに柔道するところでどうしても泣けてしまう。
 お金を拾うチェリーとか(お札に執着するけど卑しくないのは元々お嬢様という設定だからなのかな)、ルイスとチェリーの靴のやりとりとか、香港の街のディテイルとか、細かいところもすごくいい。乱闘とかトイレのシーン、最高。
 チョン・シウファイさんはこの映画の役が一番好きかも。レオン・カーフェイもかっこいいのよね。一智もいい役だ。
 ああ、うまく説明できない。でも、とにかくいい映画なのよう。
 「姿三四郎」は基本的に蔡一智が歌うのだが、最後は徐小鳳のこれがかかる。1973年の曲らしい。

 日本語の歌詞がわかると、また感じ方が違うんだろうなあ。「泣いてもいいから前を見ろ」だもんなあ。泣けるなあ。
 途中、チェリーたちがステーキを食べるレストランが素敵なのだが、最後の特別鳴謝に出てきた「亞士厘道星加坡餐廳」なんだろうか(openriceの記事はこちら)。

【追記】
 その後、日本版DVD特典のトー先生インタビューをちょっと見たのだが、「香港では柔道は古くさいといういうイメージでお笑いと結びつけられやすいが、そうはしたくなかった」「あと人生が半年だろうと50年だろうと『今を生きる』ということを描きたかった」などと話していた。うん、「今を生きる」とか、ある意味「希望」のようなことが根底に流れるテーマなんだよね。
 ルイスが身を持ち崩した理由は後半明らかになるのだが、ものすごく控えめな書き方で、ある意味ストーリーの根幹なのだがネタバレにもなるので、あえて上記の「あらすじ」には書かなかった。
 あと、これで蔡一智を知った方に是非ともお伝えしたいのだが、本業は歌手で、ほんとは歌も踊りもうまいんです!
 ちょっと古いんだけど、アーロンと共演した動画があった。関連動画でいろいろ見られる。衣装が変だったりするのだが、またそれがいいんだよね。

【2014年6月15日追記】
 こちらで教えていただいたのだが、件のレストランは、佐敦の馬華餐廳とのこと。openriceのページはこちら

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鴻運冰廳餅店

 ちょっと体調などが悪かったりもするのだが、今日は嬉しいこともあった。文章を書いていてよかったなあ(うれしくて鼻血出そうだった)。飛び飛びながら香港話の続き。

 このたび、鴻運冰廳餅店(openriceの記事はこちら)に連れて行っていただきました。

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 あれです。「黒社會2 以和為貴」で、1階で息子がかつあげされているのを2階からヤムヤムが見つける店。映画では古色蒼然としていたけど、新しく塗り直したとのこと。オレンジ色がポップだ。

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 2階。椅子の柄が中国冰室に似ている。

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 天井には謎のラーメン模様。

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 2階から下を見下ろしたところ。中国冰室もそうだったけど、古い茶餐廳の様式なんだろうなあ。このへんからヤムヤムが見下ろしたのね。

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 ちなみに、飲んだのは待望の「檸檬珈琲(珈琲はくちへん)」の冷たいやつ。どきどきしながら飲んだら、意外と普通。酸味の強いコーヒーみたい。コーヒーよりある意味爽やか。これならまた飲んでもいいや。
 香港で好きなのは何と言っても古い茶餐廳なので、是非また行きたいと思う。

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獅子山下

 今日も日中、薬の副作用で眠いのを必死に我慢したのだが、結局夕方3時間寝てしまった。「あなた疲れに鈍いから(『動物のお医者さん』の菱沼さんか?わしは、と思う)、すごく疲れてるから、休んだら絶対治るから!」と先生に言われたのだが、それにしても休みすぎじゃないか>自分。
 ともあれ、香港話の続き。

 土瓜湾から觀塘に行く途中のマンションの垂れ幕に「獅子山下に住む」というのがあって、へえ、と思っていたら、

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 九龍城とか觀塘のあたりからはほんとに見えるのね。
 見えるとついつい心の中で歌ってしまう。
 今日とどいた「葉問2」のブルーレイ(「葉問1」も買った。ちなみにアマゾンでは売り切れ中、ツインパックはアジアアクション部門で1位だ!)でも、ドニーさんが住んでいる屋上の「雲得」の字の向こうに獅子山が見えるんだよね。

 いちばん好きなバージョン。泣ける。

 歌詞を覚えるなら、これかなあ。
 ちょっと調が変わるんだけどね。

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 ちなみに、白宮冰室の奥の部屋では、「復仇」では秋生さんや家棟や林雪がテレビを見ていたけど実際はテレビがなくて、なぜかずーっと「獅子山下」がかかっていた。
 耳コピで適当に歌ってしまうので、いつかちゃんと歌えるようになりたいと思う。

 ところで、昨日は6月4日。あの日から22年経った。日本の新聞にもちょっと出ていたし、いつもお世話になっているりえさんの記事に詳しいのだが、今年も香港のビクトリア公園には15万人が集まった。「歴史を振り返り、現状を見つめ、未来を思い、犠牲になられた方々を追悼し、現在苦しんでいる方々に心を寄せる」というのはりえさんの書かれたことをお借りしたのだが、日本でもそれは今ほんとうに必要なことだと思う。国を根底から損なっているあの人たちに対して、我々は声を上げなければならないと思う。

 心の中で、また「獅子山下」を歌った。

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北大祭でエスニック料理三昧 2011

 ずっと体調がよろしくなく、病院を変えて「大丈夫、治るから!」と力強く言っていただいたのはいいのだが、薬のせいか眠くて眠くて。アップが1日遅くなってしまった。
 例年記事にしているのだが、6月の1週目の木曜金曜のお昼は、北大祭で留学生が作るエスニック料理を満喫することにしているのだった。

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 今年も木曜から賑わっている。テレビ局が複数取材に来ていて夕方の番組に出ていた。

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 留学生会がこんなプリントを作っている(拡大可)。

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 四川省の辛いマーラータン。
 材料は中国から持ってきているそうな。

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 ガーナのブース。今年が初めてじゃないかな。

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 みんな年々工夫をこらすようになってきているなあ。

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 2日目の戦利品。
 タイのパッタイとタピオカ、インドネシアのナシゴレンと揚げ豆腐、ガーナのチキンと魚ソース、中国の水餃子、フィンランドのパンケーキ。あと、バングラデシュのチキンカレーとマダガスカルのチーズボールも買った。食べ過ぎ(残りは夕飯に回った)。
 ちなみに、1日目は、ポーランドのザワークラウト煮込み、中国の朝鮮族の冷麺、パエリア、インドの豆カレー、台湾の腸詰め、フィリピンの揚げバナナとマンゴジュース。やっぱり食べ過ぎ。
 残りの日程は明日の日曜日のみ。最終日なので早じまいがあるかもしれませんが、お近くの方、ご興味があれば行ってみてくださいませ。

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バスに乗って牛下を見る 2011年5月

 土瓜湾や九龍城から觀塘に行くときには、バスが必ず牛頭角下邨を通る。「牛下開飯」はもう2年前なんだなあ。

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 バスで行くと、啓徳空港跡の先にはマンション群が見える。

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 団地にきれいな色をつけるのは香港様式なのかなあ。

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 しばらくすると、牛頭角下邨が見えてくるのだが、もうすっかり緑色のネットに覆われていた。

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 これは帰り道に撮った写真。帰りの方が少し離れるぶん写真が撮りやすい。学校はまだ竹の足場が組まれているだけだが、団地本体は見えなくなっている。
 牛頭角下邨の取り壊しは2009年11月25日に始まったのだが、2年近く経って、とうとう建物がなくなってしまうのだなあ。
 興記茶餐廳とか、戻ってこられるといいなあ。

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お疲れさま エンデバー

 本日、スペースシャトル「エンデバー」が無事ケープ・ケネディ(呼び方はこれでいいんだっけか)に帰還した。エンデバーにとってはラストミッション、スペースシャトルとしては、次回のアトランティスの打ち上げをもって全てのミッションが終了する。

 帰還のもよう。
 真空中で油圧ポンプを動かす関係とかで、尾翼の付け根からしばらく炎がぼうぼう出ていた。しゅぽしゅぽ音もしていて「蒸気宇宙船か?」とツイッターで言われていた。

 こちらは打ち上げ(埋め込み不可)。

 耐熱タイルの確認のため、ISSの下で宙返りしてお腹を見せているところ。生中継は一番いいときに通信不可域に入ってしまい見られなかった。前にも書いたことがあるけど、こんな動画が卓上で見られる日が来るとはなあ。

 動画はすべてYoutubeのNASAtelevisionからお借りした。今回のミッションSTS-134 だけでも71の動画が上がっている。生中継はustreamのNASA HD-TVで高画質で何の不自由もなく見られたし。いい時代になったものである。

 エンデバー、長い間ご苦労さん。無事にミッションを終えることができて本当によかった。打ち上げの時にはチャレンジャーが、着陸のときにはコロンビアが脳裏に浮かんでしまうものね。
 スペースシャトルは7月8日のアトランティスの打ち上げをもってミッションが終了するのだが、今後NASAは有人宇宙飛行をどうするつもりなんだろう。民間に委託するらしいという話も聞いているのだが、ISSの往復はもっぱらソユーズに頼ることになるのかな。着陸の優美さについてはスペースシャトルが圧倒的に上なんだけど。

【追記】
 エンデバーラストミッションダイジェストがこちらに。

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