お疲れさま エンデバー
本日、スペースシャトル「エンデバー」が無事ケープ・ケネディ(呼び方はこれでいいんだっけか)に帰還した。エンデバーにとってはラストミッション、スペースシャトルとしては、次回のアトランティスの打ち上げをもって全てのミッションが終了する。
帰還のもよう。
真空中で油圧ポンプを動かす関係とかで、尾翼の付け根からしばらく炎がぼうぼう出ていた。しゅぽしゅぽ音もしていて「蒸気宇宙船か?」とツイッターで言われていた。
こちらは打ち上げ(埋め込み不可)。
耐熱タイルの確認のため、ISSの下で宙返りしてお腹を見せているところ。生中継は一番いいときに通信不可域に入ってしまい見られなかった。前にも書いたことがあるけど、こんな動画が卓上で見られる日が来るとはなあ。
動画はすべてYoutubeのNASAtelevisionからお借りした。今回のミッションSTS-134 だけでも71の動画が上がっている。生中継はustreamのNASA HD-TVで高画質で何の不自由もなく見られたし。いい時代になったものである。
エンデバー、長い間ご苦労さん。無事にミッションを終えることができて本当によかった。打ち上げの時にはチャレンジャーが、着陸のときにはコロンビアが脳裏に浮かんでしまうものね。
スペースシャトルは7月8日のアトランティスの打ち上げをもってミッションが終了するのだが、今後NASAは有人宇宙飛行をどうするつもりなんだろう。民間に委託するらしいという話も聞いているのだが、ISSの往復はもっぱらソユーズに頼ることになるのかな。着陸の優美さについてはスペースシャトルが圧倒的に上なんだけど。
【追記】
エンデバーラストミッションダイジェストがこちらに。
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