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「我愛香港 開心萬歲」

 突如として「香港に行きたい」気持ちが湧きあがった。ならば、見るのはコレだろう。前にも見たいと書いたのだが、DVDを買ってきて、まだ見ていなかったのだった。
 エリック・ツァンとっつぁんがお父さんに捧げた旧正月映画である。タイトルからして「我愛香港」ですからね、香港満載であることは疑う余地がない。

 予告編。

 冒頭、懐かしのテーマミュージックが響き渡るとともにショウブラザーズのマークが登場。続いてニュースでおなじみ「♪ちゃーちゃちゃーん、ちゃーちゃちゃちゃーん♪」の音楽とともにTVBのマークが。制作に入っているのか。テレビに流れる画像やスタジオなど、TVBの全面協力と見た。
 アメリカの不況のあおり(リーマンショックかな)で工場が倒産した梁家輝が、家族5人で父親の住む団地に転がり込む話。妻はサンドラ・ン、息子は警察官、娘はコスプレモデルをしたりしている。旧正月映画だけあって、綺羅星のごとく群星が出ていて、梁家輝のお父さんはフォン・ツイフォン、団地にはホイ・シウフォンとかミウ・キウワイとかいろいろな人が住んでいる。林雪も住んでいる(美味しい役だ)。アニタ・ユンが久々に見られて嬉しかった。
 ファーストシーンは獅子山のアップ。これだけで制作側の意気込みが伺えるというものである。おそらく、冒頭から香港らしいものを詰め込もうとしていると思うのだが、メイドさんのコスプレで歩行者天国で撮影会というのは香港らしいのだろうか。ケロロ軍曹と綾波レイのコスプレもあった。
 てんこもりのお巡りさんが小販の取り締まりをする(小販の主は午馬!)のは香港らしい。街市もふんだんに出てくる。しかし、なんたって主役は団地。彩虹あたりかなあ。
 映画のパロディもあって、最も笑ったのは林雪登場直後の「鎗火(ミッション 非情の掟)」の紙くずサッカーシーンだった。あそこはやっぱり屈指の名場面なんだなあ。一瞬出てくるマギー・シュウもトー先生風味だった。エンドクレジットには「インセプション」のパロディーシーンもある。団地って、政府筋による住人のチェックがあるらしいのだが(一人暮らしなのにたくさん住んでいないかとか)、その撃退方法(ホラー映画風味)にも笑った。
 最後の山場は、ああやっぱりの重建問題で、もうどうなることかと思うけど、旧正月映画なので大変なことにはならない。主役は梁家輝だと思うけど、監督のエリック・ツァン大哥が結局いいところをさらっているような。中秋節には奇華の月餅配っていたし(エリック・ツァンは奇華のイメージキャラクターなのだった。写真はこちらに)。
 最後は「友達っていいな」というミュージカルシーンで終わり、締めは「恭喜發財」。期待通り香港満載なので里心がついたときにいいと思う。
 梁家輝とエリック・ツァンが波蘿油をしばいていた茶餐廳に行ってみたいのだが、どこだろう。「鳴謝」には「成發餐廳餅店」が出てくるのだが、openriceで「成發」を検索すると18件上水の成發餅家はパン屋だけっぽいし。彩虹の成發餐廳が立地を考えるとそれっぽい気もするけど、よくわからない。

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