「建国大業」
あいかわらず、微熱が下がりません。その0.5度が何故下がらんのか。たった0.5度なのに何で体調に影響するのか。人体って不思議。
さて、寝込んだついでに見たDVDその2。
中国帰りで「ラストエンペラー」のあと見るならこれでしょう。というか、今を逃したら見ないような気がする。
1945年に第二次世界大戦が終わり、国民党と共産党が内戦状態になって結局共産党が勝利するまでを描いた映画である。
予告編。
主要登場人物と有名俳優中心だな>予告編。
なにせ登場人物がむちゃくちゃ多くて(それでも収まりきれなくて、共産党の会議に集結するところでかろうじで登場する人も多し。鄧小平とか)、一応登場のたびに説明が中国語と英語で字幕はつくんだけど、ただでさえ詳しくは知らないことなのでフォローしきれないことは自明。北京語の復習(簡体字字幕で見てみた)と知っている人探しのために見る。
中心になる登場人物は、毛沢東、周恩来を中心とする共産党の人々、蒋介石を中心とする国民党の人々。
知っている人は、記者に成龍、国民党に王學圻・尤勇・胡軍。王學圻と尤勇が2人で映っていると、なかなか重厚であった。リンチェイも国民党だったかなあ。黎明も。
出ているはずの劉徳華とドニー・イェンがいったいどこに出ているのかわからず、もしかして見逃してしまったのかしら、と思っていたら、最後の方に登場。ドニーさんは、会議で国旗について意見を述べていた(特典DVDによると、中国国家のもとになった歌を作曲した詩人らしい)。華仔は国民党の空軍士官(蒋介石の側近侍衛長らしい)で、出番が少ない割にかっこよく目立っていた。
チャン・ツイイーはほんの少し。
姜文さんがかっこよかった。怪しくて。
あと、やっぱりというべきか、フォン・シャオガンとチェン・カイコーが出ていた。出たがり監督認定だ。
他にも知っている人がいるような気がするんだけど、特典DVDに出てこないので確認できず(クレジットは細かすぎて読めなかった)。リュウ・イェとか。予告編に梁家輝が出ているような気がするのだが、本編に出てきた記憶がまったくない。
基本的に実在の人物に似た人を役として当てているような気がする。
まあ、映画の結末はわかってるんだよね。
中国ってこういうところだし。
それにしても、かねがね思ってはいたのだが、毛主席の髪型は、あれは自然なものなのだろうか。
香港版DVDには、教育的意味もあってか、特典DVDが2枚もついていて、そのうちの1枚が1時間あまりの「人物事典」。すごい数の登場人物について、誰が演じたかも含めて、その人となり(出身地とか好きな食べ物とか)と立場が実際の画像・動画を交えて説明してある。本編より、ある意味こちらの方がおもしろかった。
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