北京の路上で餃子
福岡でも鉄なべ餃子を食べたが、今回の北京・天津でも餃子を何回か食べた。
滞在中最後の晩ご飯はここで餃子。
外では串焼きも焼いているが、メインは餃子。
テーブルは路上。
後ろは鼓楼。
元の時代、このあたりは街の中心で、鐘が鳴らされて時間が知らされていたことがマルコ・ポーロの「東方見聞録」にも書いてあるらしい。当時はそれは綺麗な街だったらしいが、漢族の明の時代になって、それらは皆取り壊されてしまったとか。明の時代に北京の街は北に拡張され、清の時代まではこのあたりは王族や高級官僚の住宅が並んでいたけれど、革命の後、お屋敷は細分化されて地方から流れ込む民衆の住処になり胡同となって現在にいたっている。
ご飯。
レタスの炒めたのと、トマトと卵の炒めたのと、餃子が2種類。手前が豚肉と酸菜(すっぱい漬け物)の餃子、向こう側が茴香と豚肉の餃子。日本では食べられない味でうんまい。酸菜はザワークラウトで代用できるかなあ。餃子は黒酢と唐辛子で食べる。
ちなみにこの餃子は3両。中国では餃子は粉の重さで注文するのだが、1両(50g)で5個、半斤で25個、1斤で50個見当である。この店では注文は3両からでちょっと多かったのだが、お持ち帰り可。
「お持ち帰り」が北京語で何というかわからなかったので、いっしょうけんめい辞書で引いてから聞いてみると「ああ、だーぱうね」と言われた。
「打包」って、広東語と同じじゃん。
ひとつ賢くなりました。
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