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2011年12月

「3 Idiots」

 実はこの記事、2010年の初めに下書きをしてあった。なぜなら札幌でばったり会ったインド人の知り合いがDVDを貸してくれたから。
 しかし、今回、香港・台湾で大ヒット。香港では9月から公開されているのだが、なんとまだロングラン中。1日1回の上映なのだが満員である。旺角で見ようと思ったら満席でapmの映画館でやっと見られたのだった。前2列を残して人はぎっしり。客層は老若男女。ホンコンヤンの皆様はどっかんどっかん笑ってました。一緒に見られて幸せだ。

 2009年末にインドで大ヒット。賞もたくさん獲った。貸してくれたインド人も「素晴らしい!」と大絶賛していた。
 アーミル・カーンはインドでは「ミスター・パーフェクト」と呼ばれているらしく、作品の選択にはずれなし、「他の俳優は前払いでギャラを求めるが、アーミル・カーンは公開後も最後まで宣伝につきあってくれる」というコメントをどこかで読んだことがある。個人的には、なんとなくトム・ハンクスと印象がかぶる。
 見直して驚いたのは、先生を演じていたボーマン・イラーニーで、この人インドで見たコメディ映画で空気の読めないおじさんを演じていた人だよ。同一人物とはとても思えない。うますぎる。【追記】と思ったら、別人でした。失礼しました。同一人物と思えなくてあたりまえだ。ああ、びっくりした。でも、うまいよね、ボーマン・イラーニ。
 それにしても「3 Idiots」って何をどう訳しても「三馬鹿」だよなあ、と思っていたのだが、日本でも「3馬鹿に乾杯!」というタイトルだったっけか、映画祭で公開されたのよね。なんで一般公開しないんだろ。インド映画はラジニとシャールクだけじゃないのになあ。

 ともあれ予告編を張ろうと思ったら、軒並み埋め込み不可。香港版の予告編はこちら。インド版はこちら

 実質的な主人公はアーミル・カーン演じるランチョー。そして、その親友ファルハーンとラジュー。この3人がすなわち「三馬鹿」。
 物語は、大学を卒業した10年後、かつての同級生チャトゥルにファルハーンとラジューが呼び出されるところから始まる。チャトゥルはランチョー・ファルハーン・ラジューに恨みをもっており、10年後に自分が成功したことを誇示しようとしていた。
 映画は、現在と主人公たちの過去が交互に描かれる。
 彼らはインドの名門工科大学に入学したのだが、インドの受験競争は厳しく、工科大を卒業するとその後の進路は保証されるが、学内での競争もまた激しい。本当にエンジニアになりたくなくても出世や収入や名声のために入ってくる者もあり、その親もまたしかり。重圧のため自殺する者も出る。劇中にも出てくるのだが、インドの若者の自殺率は高いらしい。舞台の大学はどう見ても実在のインド工科大学だ。ラジューみたいな境遇(貧しくて「昔の広東語映画のよう」と香港の中国語字幕では書かれていた)の学生もきっといるよなあ。
 ストーリーはそんな風潮をやんわりと批判しつつ、笑いあり涙ありラブストーリーあり感動あり。香港ではインターミッションなしの3時間ぶっとおしなのでお腹いっぱい楽しめる。時々やりすぎじゃないのと思うところもある(スピーチを書き換えるとか)が、とにかくアーミル演じるランチョーは頭がよく人の心もわかるとってもいい奴。カリーナもかわいいなあ。

 アーミルはシャールクと違って、あまりずぶぬれにならない方がいいと思うけど。

 最後のラダックとか、バックの風景もとてもきれいで、大きなスクリーンで見られてよかったよかった。
 それにしても終わるや否やエンディングソングが流れているのに立ち上がるのは、さすが香港だと思いました。
 (帰ってから加筆するかもしれません)

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今日の香港  2011年12月28日

 今日はゆっくり起きて、まず近所の九龍城街市の上にある楽園で早餐をたべた。

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 ぽーろーやうが売り切れと言われたので、カヤトースト(バターつき)にした。けっこうバターがヘビーだったので、バターなしでもよかった。今回私の胃はぽーろーやうを受け付けるだろうか。
 その後、そうだ茗香茶荘でお茶を買おう、と歩き出したところ、なんと

  周潤發とすれちがった

 サングラスをかけていて、あれ?似てる?と思ったら、近くにいたおばちゃんが「ちょうゆんふぁ!」と言っていたので間違いないと思う。ちょっと離れていたので見ただけで写真もないのだが、心のアルバムに焼き付けました。背が高くて、とーってもかっこよかった。
 実は2002年に茗香茶荘で品茶をしていて気がついたら發仔が向かいに座っていたという希有な経験をしているのだが(そのとき「神はいる!」と思った)、發仔ってほんとに九龍城が好きなんだなあ(そういえば、こんなこともあった)。今日も「神はいる!」と思いました。發仔は自分にとって天使のようだと思う。
 その後、「3Ideiots」を見に旺角まで出かけたら、なんと満席。なので、DVDを爆裂買いして帰還。

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 方榮記でお昼を食べる。今回は奥に座った。
 もうね、頭の中は「PTU」で「ギョロ目」「ポニーテール」が包丁刺したまんま歩きまわっていました。
 その後、觀塘に出撃。
 主目的は「3 Idiots」なのだが(今度は席がとれた)、うろうろするのも目的。

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 本屋で爆裂もしたので、英發でひとやすみ。
 下午茶タイムでにぎわっていた。しばらく書き物をしたり本を読んだりしてぼーっとしていたら、そこらへんに住んでいるような気持ちになった。

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 ここは裕民坊ぞいの裕華大廈の屋上。前に2階のテラスに上がったときから気になっていて、階段を上ってみたら屋上に行けた。もうかなり退去が進んでいて、どきどきしました。詳細はこちらから。

 「3 Idiots」は、前に一度見ているのだが、香港でホンコンヤンと一緒に見られて嬉しかったなあ。詳細はこちらに。

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来たぜ香港 2011年12月

 いろいろあったけど、今朝のフライトはすこぶる順調(しかもアップグレードしてくれた)で、お昼過ぎに無事到着。ちょっと目頭が熱くなりました。実は一時はもう駄目かと思ったもんなあ。
 こんな時間に着いたことがないので新鮮である。ついでに、フリークエント・ビジターズ・カードの手続きもしてしまう。
 香港はとてもあったかでした。ツィッターで暖かいお言葉をくださった皆様もありがとうございました。
 さすがにちょっと疲れたので、ご近所の九龍城をうろうろ。

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 豆花を食べたり。次は揚げ豆腐にしよう。
 その後、バスに乗って生活必需品の買い出しに出かける。本とDVD以外はほぼ完了。

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 プロムナードの夜景に向かって「来たよ~」と言ってみる。もちろん心の中で。

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 必需品以外は極力買わないようにしようと思いつつ、つい買ってしまった新製品。リプトンの「台湾式ない茶」。烏龍茶ベースとのことで、早速飲んでみると、あっさり味でした。これはこれでありな味。リプトンのチョコレート味ない茶が見当たらなかったのだが、なくなってしまったのかなあ。
 (写真が横向きなので、帰ってから直します)

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明日は香港(爆)

 また起こってしまいました。
 飛行機トラブルが。
 朝起きてみると吹雪で、「これは…」と思っていたら案の定。高速は止まる。JRもけっこう止まっている。飛行機は欠航が増えている。
 しかし、私は香港に行かなければならないのだった。
 千歳方面の雪雲がすごいので、JRは止まりそうに思えてやめたのだが、道路も大渋滞。乗る飛行機の本来の出発時間が過ぎても空港は彼方。
 しかし、よくしたもので、飛行機も遅れ、しかも前後の飛行機がすべて欠航になったのに私の飛行機は遅れながらも飛んだ。飛行機って遅れるとチェックインも遅くしてくれるんだなあ。ラッキー!

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 人がたくさん並ぶからかしら。
 欠航が多かったためか、冗談抜きで100メートルは並んでいた。しかし、国際線乗り継ぎはカウンターが別なので、あまり並ばずにすんだ。
 しかししかし、雪はやみ、滑走路も1本は雪かきが終わったものの、飛行機の羽田到着時間はかなり微妙。成田まで行かなければならないのだが、規定の乗り継ぎ所要時間を割り込んでいるので、とにかく東京まで行けとのこと。
 しかししかししかし、人が山盛りになっているので検査場でえらい時間がかかるらしく、飛行機に乗り込んでも人が揃わない。結局、当初アナウンスされた「あらためての出発時間」より更に1時間遅れて出発。
 成田発の香港便には絶対に間に合わない。
 ので、羽田に着いてから案内カウンターに駆け込んだところ、明朝の羽田発の香港便にねじこんでくださいました。お姉さんありがとう!
 雪で飛行機が遅れるとか飛ばないという目にはさんざん遭っている(一番すごかったのはこれ)し、緊急着陸の目にもあったので、もう何が起きても驚かなくなったけど。それにしても、全日空のお姉さんには再三お世話になっている。本当にありがとうございます。日本のサービスはすばらしい。
 ツイッターで励ましてくださった皆さんも、本当にありがとうございました。SNSってすばらしい。

 「明日は香港らしい」とか実感がわかなかったのは、結局行けないということだったのかしら、とか、飛行機からの景色がずっと夕焼けで、しまいには東京の夜景の上にシルエットで富士山が浮かび脇に細い三日月という、めったに見られないような光景に遭遇したので、これは今回はこれで我慢せいということなのかしら、とか、いろいろ考えたのだが、結局行けることになりそうでよかったです。今では行く気がもりもりだ。
 ということで、明日から楽しんできたいと思う。

(写真は、ドライバの関係でカメラの写真が使えないので、帰ってから差し替えます。以後の記事も同)。

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明日から香港らしい 2011年12月(「八星抱喜」が見たい)

 明日から香港らしい。
 行く直前はいつもそうなのだが、行くという実感がまるでない。パッキングは半分ぐらいしたけど持っていく本に悩み中。

 香港に行けたらすること。
 今回は買い物がメイン。定番もの(白花油とかのど飴とか薄荷類とかシャンプーとか)はもちろん買うけど。自分のための覚え書きとして:
【風邪薬】
  いつもの北京銀翔片と葛根湯のほかに幸福傷風薬
【VCD・DVD・BD】
  証人・意外・武侠・桃姐・單身男女・竊聽風雲 2・全球熱戀・奪命金・錦衣衛(陳観泰兄貴みたさ)・ドリームホーム・百年好合・公主復仇記・關雲長・讓子彈飛・SINGHAM・HINDUSTAN KI KASAM・GOLMAAL3・CHILLAR PARTY・Ra. One・Bodyguard・AGNEEPATH(アミターブの)・Don(同)・KANCHANA(タミル映画)など(このへんその他から適宜)。
 トー先生のBlu-Rayが出てたら極力買いたい。「Eye in the Sky」出てないかなあ。
【本】
  新填地貓・光與影的集体回憶(明報雑誌)・「香港的『中國』:邵氏電影」「香港電影」など。

 その他、例によってプロムナードから夜景を見る、觀塘の再開発状況を点検に行く、彩虹あたりをうろうろする、古めの茶餐廳や冰室でぼーっとする。

 映画は、「龍門飛甲」「作死不離3兄弟(インド映画 「3 Idiots」が大ヒット中)」あたりかなあ。

 先日、ドニーさんことドニー・イェンが、旧正月映画でインド踊りを踊っているという情報をいただいた。

  甄子丹印度rock友舞謝君如

 写真を見たら、こんなでした。

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 うむー。いまいち。
 インドを標榜するなら、もっとスタイリッシュにやってほしい。せっかくのドニーさんなんだし。
 twitterで語らった結果、こんなのを是非とも踊っていただきたいということになりました。脳内コラージュが吉。

 旧正月映画「八星抱喜」も、もちろん見たいけども。

 ドニーさんはこんなことをするのね。

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「綫人(密告・者)」(+「蘇乞児(酔拳 レジェンド・オブ・カンフー)」)

 なぜか、この年末年始は札幌に中華系映画がまとまって来ていて、ディノス・シネマズ札幌で「孔子」「綫人(密告・者)」「蘇乞児(酔拳レジェンドオブカンフー)」が1月6日まで、蠍座で「十月圍城(孫文の義士団)」が12月31日まで。休みの時期でよかったよかった。
 どれから見ようか迷いつつ、一番回数の少ない「蘇乞児(酔拳レジェンドオブカンフー)」からにしたのだが、続けて「綫人(密告・者)」を見ようと思ったら、終わる時間と始まる時間がちょっと重なっている。ので、「蘇乞児(酔拳レジェンドオブカンフー)」だけにしようかと思ったのだが、結局「綫人(密告・者)」も見てしまった。
 なぜなら、「蘇乞児(酔拳レジェンドオブカンフー)」が途中で辛抱たまらなくなって、滅多にやらないのだが、途中で出てしまったから。
 ご意見はいろいろあろうかと思うけど、「筋書き」はあっても「お話」がない感じだったのよね。趙文卓もアンディ・オンもカンフーは上手いはずなので戦いのシーンはいいはずなんだけども。CGも使いすぎてたしなあ。いきなり「酔拳の達人」という見出しが出て、途中から全然違う話になったときには卓袱台をひっくり返しそうになった。「葉問2」とどっちが先だったけ。前半のアンディ・オン(ものすごく不健康そう)や周迅の苦労はどうなるんだ。最後10分ぐらい残して出てきたのだが、最後にすごいどんでん返しがあったのだろうか(ないと思ったので出てきたんだけども)。。

 で、「綫人(密告・者)」である。

 予告編。

 主演:ニック・チョン、ニコラス・ツェー、リウ・カイチー。みんな演技が上手くて安心して「お話」に入り込める。
 ニック・チョンは密告者を使う警察の中間管理職で、ニコとリウ・カイチーはニック・チョンが使っている密告者。それぞれにそれぞれの事情があり、大変である。
 ニック・チョンは最初はクールに見えるんだけど、途中で趣味もプライベートもあってよかったじゃんと思った矢先、事情がわかってくるともうかわいそうでかわいそうで、幸せにしてあげたい気持ちでいっぱいになる。人情に篤いのにねえ、上司は勝手なこと言うしねえ。
 ニコは出所して妹を助けるために宝石強盗一味に潜入せざるを得なくなり、その前任者であるところのリウ・カイチーは捜査中に密告者であることがばれる。
 あんまり救いがある話ではないのだが、現実はこんなものかもねえ。
 ニック・チョンは密告者や妻のことを思い、リウ・カイチーは家族のことを思い、ニコは妹やルオ・グンメイちゃんのことを思い、ルオ・グンメイちゃんはニコのことを思い、主要登場人物がみんな他の人を思っているところが話の肝だと思う。
 ニック・チョンは「黒白道」でもかわいそうだったなあ。それにしても上手いなあ。ちなみに、リウ・カイチーはきたろうに似ていると思った。しゅっとした役のニコも見たいのだが、そうすると「新少林寺」みたいな路線になってしまうのだろうか。
 あと、尖沙咀とか油麻地のあたりとか、知っているところがたくさん出ていて嬉しかった。時期もクリスマスだったし、3日後にはあそこにいるはずなので、精神衛生上よろしいのだった。

 ダンテ・ラム監督の新作のこれ、見たいんだけど、

 年明け公開のようで残念至極である。

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「Dil Se…」はやっぱり名作だと思う。

 ネットで見られる無料インド映画シリーズ。
 シャールク・カーンの名作である。こちらの一番下に貼り付けた動画で、浜村淳が激賞していた。

 本編はこちら

 たぶん正規版だと思う。

 お話は、ラジオの仕事をしているシャールクが、政情不安なインド北西部に取材に出かけ、マニーシャ・コイララと出会うというお話。マニーシャはとても訳ありっぽく、シャールクは、途中で婚約したりするんだけど(相手役は「Kal Ho Naa Ho」のプリティ・ジンター)どんどん彼女に惹かれていき(ほとんどストーカーだ)、最後は大変である。
 重ーい話なんだけどね。
 なんたって、A.R.Rahmanの音楽がすばらしい。

 この「Chaiyya Chaiyya」は今も昔もボリウッド最高峰だと思う。振り付けは「Om Shanti Om」監督のファラ・カーン。

 こちらの「Dil Se Re」(タイトルソングですな)も、ほとんどすっぴんのマニーシャが美しい。特にふわーっと微笑むところで見とれてしまう。途中で子供が出てくる構成もすごい。

 火曜日は大お仕事デーなのだが、今回はこれがBGVで、ブログに貼り付けたいために記事を書いたのだった。ブルーレイの普及のためか、動画の画質向上にはすごいものがあるな。
 さーて、仕事だ。

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イルファン・カーン主演「Rog」(字幕なし)

 前回の続き。

 イルファン・カーンは、ボリウッド俳優の中でもっとも英語圏の映画に出ていると思う。「ニューヨーク・アイラブユー」とか(ナタリー・ポートマンに惚れられる役です!)「ダージリン特急」とか「その名にちなんで」とか。
 なんと言っても有名なのはアカデミー賞撮りまくりの「スラムドッグ・ミリオネア」で、何が嬉しいって客席のイルファンや作品賞でステージに上がるイルファンが見られたことだ。録画を消したのが今でも悔やまれる。
 しかし、一方で、すごく変な映画にも出ている。

  

 へび映画。
 何故これの日本版が出るのか理解できない。
 これを出すぐらいなら「Om Shanti Om」とか「Dabangg」とか、他にも出すべきものがいっぱいあるでしょう!
 しかし、主演がイルファン。私にいったいどうしろと。借りるか?買うか?とても悩ましい。

 で、「Rog」である。動画を発見したのだが重慶マンションに買いに行ったら初めて「ない」と言われた。その後、無料で丸ごと見られることがわかったので、ついに、ながらで見ました。だって、字幕がないので言葉がわからないんだもん。2時間を切るというインド映画では異例の短さだし。
 …これは字幕があった方がよかった。冒頭のイルファンのモノローグをはじめ、細かいことがまるでわからない。何が起こったかは何とかわかるんだけど、何でそうなったのか全く不明。

 曲はいいんだけどね。
 K.Kとかシェリヤ・ゴーシャルが歌ってるし。

 ストーリーは、解説によると、

Rog is the story of a troubled police officer who falls in love with a dead woman whose murder he is investigating. Maya Solomon mesmerizes all who surround her with her breathtaking beauty and sensuality. Thus giving more twists and turns in the game of life. Where by the police officer also entraps himself in a situation that might as well add to more conflicts in society.

 というものらしい。
 例によって刑事役のイルファンが、殺人事件の被害者である女性(当然死んでいる)に恋してしまうのであった。インド映画では、サンジャイ・ダット兄貴といいイルファンといい、おっさんが恋に落ちて当たり前なところがすばらしいと思う。

 しかし、話の真ん中へんで「えっ」という事態が起こる。しかし、そうなった理由は不明。展開の詳細も不明。最後もどうしてそうなるのか不明。とりあえず、イルファンよ、その女はやめておいたほうがいいんじゃないか、と思う。
 出てくるお部屋とかレストランは素敵モードなので、観客に夢を売る系の映画だとは思うんだけどね。しかし、イルファン以外の出演者に知っている人がいない(あまり詳しくないけれども)。ヒロインが無名なのはインド映画では珍しいシーンがあるからかなあとは思うんだけど。
 …と奥歯に物がはさまったように書いていますが。

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 DVDのジャケットのイルファンはかっこいいと思います。いや、強面の警察の役は似合いすぎるぐらいに似合うし(そんな役ばっかりや)おろおろしているところとか、いいです。顔が好きだ(自分でも何でと思うけど)。

 なので、たのむから出る映画を選んでちょうだい。たとえば「Life in a Metro」(大好きだ−)みたいなのにもっと出てほしい。心から。

 なお、本編はこちらです。

 やっぱり字幕つきで見たいなあ。

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インド映画の無料動画チャンネル

 火曜日は一大お仕事デーなのだが、自分のため更新。

 前にもちょっと書いたのだが、某動画サイトで、インド映画が高画質で丸ごと見られるようになってしまった。もちろん全部じゃないけども。
 あんまりすごくて鼻血が出そうじゃ。
 たまげたのは BoxOfficeのオフィシャルチャンネルで、

 Om Shanti Omが!丸ごと!高画質で!英語字幕つきで!埋め込み可!何なのこの太っ腹さかげんは!!

 重慶マンションで見つけられなかった、イルファン・カーン様の「Rog」(こちらで紹介したやつです)が!字幕ないけど見られる〜っ!

 あと、見たいものリスト

  Rakta Charitra 1(復讐ものの名作)
  Rakta Charitra 2(その続編)
  Ready(サルマン・カーンの明るい映画)
  Love In Tokyo(日本が舞台!)
  Hum Aapke Hain Koun(メガヒットした家族映画)
  Dil Se (話は重いが音楽最高)
  Bombay(これもA.R.Rahmanが音楽)
  Roja(これも)

 これもか!今年公開したばかりのヒット作。インドのおっさんが驚喜したらしい。ぜったい好きだな>自分。

  Singham(アジャイ・デーヴガンが最高に強面で素敵)

 T-Seriesのオフィシャルサイトも大充実。
 新作案内も豊富で、「4080」見たいなあ。ナッスルディン・シャーとK.K.メノンという曲者おっさん俳優共演の警察映画らしい。

 見たい映画で検索かけると見られちゃいそう。
 嬉しいけど、問題は、いつ見るかだわ。

 実は「Bombay to Nagoya」が見たいのだが、さすがにこれは見つからない。…と思ったら、意外なところで予告編が見られた。なんと名古屋を舞台にしたインド映画です。一度見たのだが、名古屋のど真ん中で踊るインド人に目が点になっている名古屋の人々が見どころ。ああ見たい。

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「意外(アクシデント)」

 やっと札幌に来た!
 上映が今週いっぱいで、今日を逃すと行けないので、万障繰り合わせて走って見に行った。
 制作:ジョニー・トー先生、監督:ソイ・チェンの銀河映像作品。冒頭、おなじみの音と共に、メディアアジアの紫のしましまに続き、銀河映像のロゴがひゅーっと出てくると嬉しい。

 予告編。
 現代の「意外」は「事故」の意味。ルイス・クーは、チームで人を事故に見せかけて殺すという仕事をしているのだが、どんどん予定外の「意外」なことが起こり、何が故意で何が偶然なのかわからなくなるというお話だと思う。事件も偶然も人の心の中にあるのだなあ。
 チームの皆さんの仕事ぶりはとても緻密で、模型は作る予行演習はする、絶対正体がばれないよう依頼人との連絡方法も工夫しまくり。あれでは報酬がよくても利益が多いとはいえないのではないかと思う。
 お話も面白いし(先がぜんぜん読めない)、しかも、とっても「街もの」映画。スクリーンで香港の街を堪能した。
 冒頭出てくる煙廠街は旺角の小さい通りなのだが、一時期すぐそばのスタンフォードホテルが定宿だったので、心のご近所感覚が蘇り大喜びした。小さいながらも街市があっていい通りなのよ。角を曲がった花園街はご飯処がいっぱいだし。小さいお菓子やさんがあったり。

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 まさにこのへん。
 看板の「特價市場」は、おそらくしょっちゅう映っていた小さいスーパーだと思う。瓶詰め調味料が惠康あたりより安かった。撮影大変だったろうなあ。
 電車のシークエンスは北角だし、リッチーのお家は馬頭圍と書類に書いてあったので、現在の心のご近所である土瓜灣の近くだよね。最後のルイスが工事姿でいるところも土瓜灣ぽかった気がする。しょっちゅう出てくる「三角に黒丸」の交通標識は何かと思ったら、こちらで意味を意味を教えていただいた。なるほどー!今度行ったら注意して見てみよう。それが最後にはああなるのね。
 絶対笑わないルイスは、監督のお話によると役に合っているらしい。疑り深いのか?ルイス。人に会いそうもないときにでもネクタイだったけど、最後の工事姿も似合っていたなあ。アパートの壁や天井にメモ書きしまくりは「神探」のようだった。林雪は出てくるとやっぱり嬉しく、手を振ってしまう。風船も野菜運び自転車も似合ってたねえ。フォン・ツイフォンはいかりや長介かモーガン・フリーマンみたいになってきたなあと思った。そして、リッチー・レン、最初に「この人リッチーに似ているけど、こんなおっさんくさくないよね」と思ってしまって、ごめん。
 あと、室内もなかなかよくて、アパートの中はロケかセットか分からないのだが、後からルイスが借りる部屋の壁とか窓の意匠が素敵だった。階段の踊り場の丸が連なった透かしは牛下にもあったなあ。たぶん香港の古い住宅建築の様式なんだろうなあ。フォン・ツイフォンを連れてくるがらんとした古い部屋もよかった。
 
 さて、2週間後の土瓜灣を励みに仕事だ。

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インド映画ですから「Kambakht Ishq(スタローン in ハリウッド・トラブル)」

 気がついてみると「下書き」記事がたくさんたまってしまっていたので、少しずつ放出することにする。

 これは、こちらで紹介した映画。日本版DVDが出ている数少ないインド映画のひとつである。

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 アマゾンのジャケット写真にはなかったのに、こんなことが書いてあった。くどいですが、ゲストですから。邦題は「スタローン in ハリウッド・トラブル」だけどさ。
 タイトルソング。原題の「Kambakht Ishq」とは「恋愛なんかくそくらえ」という意味らしい。

  ハリウッドでスタントマンをしているアクシャイ・クマールの弟と、外科医でモデル(時間のやりくりが大変そうだ)のカリーナ・カプールの妹が電撃結婚することになり、大反対するアクシャイとカリーナ。カリーナがスタントマンの仕事を馬鹿にしたことから犬猿の仲になるのだが、ことあるごとに出くわしてしまう2人…という話。
 ゲストでスタローンやデニス・リチャーズが出るし、アクシャイがスタントをつとめる俳優ということでスーパーマン俳優も出るし、何かの賞の流用だと思うのだが、レッドカーペットシーンでスターがいっぱい出てくる。
 在外インド人の話なんだけど、むかしだったら、インド人のアイデンティティが出てくるんだけどね(K3Gもそうだ)、そんなもんはかけらも出てこない。難しいことはなーんにも考えない娯楽映画。舞台は主にロスアンジェルスで、ロケでイタリアに行くのだが、考えてみると、昔から歌舞音曲シーンではスイスロケとかヨーロッパロケは当たり前(トルコロケとかエジプトロケも何気なくやってる)なので、海外ロケには違和感なし。アメリカに住むのは当たり前!という感じ。絵面もおされ。まあボリウッド映画は夢を売っているところもあるけど。
 アクシャイ(でへへと笑うと人がよくなるけど、サングラスをかけると強面)のスタントシーンとか、カリーナがとってもきれいとか(「DON」で踊るシーンは香港人に爆笑されたらしいが)見どころもいろいろ。個人的には、縁起物をいろいろ持ってくる親戚のキロン・ケール(「Om Shanti Om」のお母さん)、初手術にそんなもんをつけてていいのかカリーナ、自分の腹の中のことぐらい気がつけよアクシャイ、アレがいつ鳴るかいつ鳴るかと思ったらああやっぱり、というあたりがツボであった。なんでわからないんだカリーナ。あと、インド映画なのに思いっきりキスシーンが出てきたので驚いた(滅多にないのだ)。

 音楽ダンスもなかなかグッドです。

 インド映画の日本版DVDが出るのはめでたいのだが、日本語字幕版があるはずの「Om Shanti Om」とか「Deli 6(デリー6)」「3 Idiots(3バカに乾杯!)」の日本版DVDを出してはもらえないでしょうかねえ。「Om Shanti Om」なんか、ぜったいヒットすると思うんだけどなあ。「3 Idiots(3バカに乾杯!)」も台湾や香港でロングランなのに。

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