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「綫人(密告・者)」(+「蘇乞児(酔拳 レジェンド・オブ・カンフー)」)

 なぜか、この年末年始は札幌に中華系映画がまとまって来ていて、ディノス・シネマズ札幌で「孔子」「綫人(密告・者)」「蘇乞児(酔拳レジェンドオブカンフー)」が1月6日まで、蠍座で「十月圍城(孫文の義士団)」が12月31日まで。休みの時期でよかったよかった。
 どれから見ようか迷いつつ、一番回数の少ない「蘇乞児(酔拳レジェンドオブカンフー)」からにしたのだが、続けて「綫人(密告・者)」を見ようと思ったら、終わる時間と始まる時間がちょっと重なっている。ので、「蘇乞児(酔拳レジェンドオブカンフー)」だけにしようかと思ったのだが、結局「綫人(密告・者)」も見てしまった。
 なぜなら、「蘇乞児(酔拳レジェンドオブカンフー)」が途中で辛抱たまらなくなって、滅多にやらないのだが、途中で出てしまったから。
 ご意見はいろいろあろうかと思うけど、「筋書き」はあっても「お話」がない感じだったのよね。趙文卓もアンディ・オンもカンフーは上手いはずなので戦いのシーンはいいはずなんだけども。CGも使いすぎてたしなあ。いきなり「酔拳の達人」という見出しが出て、途中から全然違う話になったときには卓袱台をひっくり返しそうになった。「葉問2」とどっちが先だったけ。前半のアンディ・オン(ものすごく不健康そう)や周迅の苦労はどうなるんだ。最後10分ぐらい残して出てきたのだが、最後にすごいどんでん返しがあったのだろうか(ないと思ったので出てきたんだけども)。。

 で、「綫人(密告・者)」である。

 予告編。

 主演:ニック・チョン、ニコラス・ツェー、リウ・カイチー。みんな演技が上手くて安心して「お話」に入り込める。
 ニック・チョンは密告者を使う警察の中間管理職で、ニコとリウ・カイチーはニック・チョンが使っている密告者。それぞれにそれぞれの事情があり、大変である。
 ニック・チョンは最初はクールに見えるんだけど、途中で趣味もプライベートもあってよかったじゃんと思った矢先、事情がわかってくるともうかわいそうでかわいそうで、幸せにしてあげたい気持ちでいっぱいになる。人情に篤いのにねえ、上司は勝手なこと言うしねえ。
 ニコは出所して妹を助けるために宝石強盗一味に潜入せざるを得なくなり、その前任者であるところのリウ・カイチーは捜査中に密告者であることがばれる。
 あんまり救いがある話ではないのだが、現実はこんなものかもねえ。
 ニック・チョンは密告者や妻のことを思い、リウ・カイチーは家族のことを思い、ニコは妹やルオ・グンメイちゃんのことを思い、ルオ・グンメイちゃんはニコのことを思い、主要登場人物がみんな他の人を思っているところが話の肝だと思う。
 ニック・チョンは「黒白道」でもかわいそうだったなあ。それにしても上手いなあ。ちなみに、リウ・カイチーはきたろうに似ていると思った。しゅっとした役のニコも見たいのだが、そうすると「新少林寺」みたいな路線になってしまうのだろうか。
 あと、尖沙咀とか油麻地のあたりとか、知っているところがたくさん出ていて嬉しかった。時期もクリスマスだったし、3日後にはあそこにいるはずなので、精神衛生上よろしいのだった。

 ダンテ・ラム監督の新作のこれ、見たいんだけど、

 年明け公開のようで残念至極である。

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コメント

ニコと逆戰に反応してしまいました…。
師走と受験生を無視し、高雄に行って
ニコを2メートル先に目視した時の嬉しさ♪
生ニコは杰倫より興奮度高し!(JAYごめん)
「ニコラス・ツェー見たの!」と誰に言っても「ふぅ~ん、誰それ?」の反応…
ついこちらに出てきてしまいました。
離婚後、初表舞台とかでご満悦でした。

香港行かれるんですねぇー羨ましい~
台湾に行ったら無性に香港に行きたくなりました。
お気をつけて~


投稿: 好杰 | 2011.12.25 14:55

ええーっ、生ニコですかっ!
それは羨ましいです!!
本当にいい役者さんになりましたよね。
ご満悦でしたか。離婚しちゃったんですよね。まあ、本人が幸せならいいのですけれど。
台湾もいいですよね。以前年末に台湾に行ったことがあるのですが、香港に行きたくてたまらなくなり、やはり年末は香港ということになりました。
言ってまいります♪

投稿: きたきつね | 2011.12.25 22:08

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