カテゴリー「北京・天津2011年8月」の14件の記事

「ベスト・キッド」(2010年版)

 実は前に一度見ているのだが、WOWOWで再度見た。なんで記事にしたかというと、これって北京ロケだったんだー、と気がついたから。
 ご存じのように、1984年に作られたヒット作のリメイク版。お師匠様はパット・モリタではなく、成龍(一発変換したぞATOK)ことジャッキー・チェンで、教わるのは空手ではなくカンフー。だから、厳密にいうと、英語タイトルの "Karate Kid" というのは正しくないのだな。

 シングルマザーの母親の仕事の都合で北京に引っ越さざるをえなかったアメリカの少年が、手ひどいいじめに遭い、アパートの管理人にカンフーを習い、最後にはみごと試合で優勝するという話である。
 主人公を演じたジェイデン・スミス君(ウィル・スミスとジェイダ・ピンケット・スミスの息子。エンドクレジットを見ると、ご両親は現場に来ていたようだ)は、まあよくがんばったと思うのだが、なにせ役柄があまりにも子供。自分は動きが速いだの集中力があるだの言う人間が強いわけないでしょう。映画のかなり途中まで、何も知らず、礼儀も立場の違う他者への想像力もない。
 かたや師匠であるところのジャッキーは、ひたすら暗い。その理由は後に明らかになるのだが、中国で、アパートの管理人をやっていながら英語ができてカンフーがめちゃくちゃ強い人が、何も訳ありじゃないわけないじゃないか。
 最初はうだつのあがらない管理人に見えたジャッキーが実は強かった、ということがわかったシーンで、無謀にも向かってくるいじめっ子に対して思ったことは、その人は映画史上もっとも無茶なことをやってきた人だぞ、なんて無謀なんだよ君たち、ということだった。
 敵方の卑怯師匠は于榮光なんだけど、立場的にはどう考えても「ジャッキー先輩」なわけで、やりにくかったかもなあ、と思う。香港国際警察で共演しているし。
 あと、「気ってフォースみたいなもの?」というシーンでは、いや、その師匠のかつての師匠(「酔拳」のユエン・シャオティエン師父ですが)は元祖ヨーダなんだぞー、と思った。訓練シーンがあまり「酔拳」ではなくて残念だったなあ。まあ、「続・酔拳」ではないからな。

 というわけで、これはまずジャッキー映画として見てしまったわけだが、次に思ったのは「アメリカ人に中国を見せる映画なんだなあ」ということ。
 故宮に見学に行くしね、万里の長城で訓練しちゃうしね。どっちも全然人がいないというのが驚異的だ。もしかして一番のりだったのかもしれないけど、誰もいない故宮を見られるのがどれだけ有り難いかわかるかね、子供たち。ほんとは人が山盛りなんだから。オーディションを控えたお友達のメイ・インを「休まなきゃ」と引っ張り回す(実はあれは迷惑なんじゃと思った、ああ子供だ)ところでは、鳥の巣とか王府井の小食街を回って、最後は景山公園(やっぱり人がいない)から故宮を見下ろしていたのだが、すごい移動距離だぞ、実は。
 ジャッキーがかつて修行をしていた山は「グリーン・ディスティニー」で最後に出てきたところかなあ。いかにも外国人受けしそうなカンフー技が満載だったなあ。あの湖は山の形からすると桂林かなあ。

 観光地然としたところだけではなく、実は北京の街中もけっこう見どころだった。ジャッキーが住んでるのは胡同なのだが、途中で南羅鼓同を通ってた。

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 このへん。
 胡同の庶民の家は、中庭もつぶして狭くぎっしり暮らしている家も多そうなのだが、ジャッキーが住んでいたのは中庭の残っている四合院で、庭を囲む4つの建物の1つを借りているらしい。古くて壊れかけているけど、なかなかいい家だったなあ。ちなみに、メイ・インのお家は、ほんまもんの四合院でお屋敷という感じだった。すんごいお嬢さまではないか。

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 門の扉にこんなのが付いてたぞ。
 ガイドさんの話によると、北京でもっとも高い不動産は四合院で1億円ぐらいするらしい。いっぺん四合院ホテルに泊まってみたいなあ。

 というわけで、少年成長映画&ジャッキー・チェン映画という以外にも、中国や北京を見る映画としてもなかなか面白かったのだった。つい最後まで見てしまったぜ。

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天津のうまい店:狗不理

 天津では、ほとんど仕事しかしなかったのだけれども、美味しいものは食べた。知り合いが多かったので中華もばっちり。
 というわけで、たくさんで行った1件目。

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 天津ならここ、というぐらい有名な「狗不理」本店。

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 創業は1858年。
 字体がポップだ。

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 名物はコレ、肉まん。
 もうね、肉汁がたーっぷりで激うま。
 何種類かあったので、違う種類のを追加した。

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 ほかにもおかずをいろいろ頼み、

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 ビールも飲み。
 ビールを頼むと「りゃんだ、ぷーりゃんだ?」と聞かれるのだが、これは「涼的、不涼的」で「冷えたのか、そうじゃないのか?」ということらしい。当然、冷えたのをお願いする。「びんだ(冰的)」という表現もあり。

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 黒酢入れやお茶のカップに店名が書いてあってキュート。

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 ほしかったけど、売ってなかった。

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北京の路上で餃子

 福岡でも鉄なべ餃子を食べたが、今回の北京・天津でも餃子を何回か食べた。

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 滞在中最後の晩ご飯はここで餃子。

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 外では串焼きも焼いているが、メインは餃子。

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 テーブルは路上。

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 後ろは鼓楼。
 元の時代、このあたりは街の中心で、鐘が鳴らされて時間が知らされていたことがマルコ・ポーロの「東方見聞録」にも書いてあるらしい。当時はそれは綺麗な街だったらしいが、漢族の明の時代になって、それらは皆取り壊されてしまったとか。明の時代に北京の街は北に拡張され、清の時代まではこのあたりは王族や高級官僚の住宅が並んでいたけれど、革命の後、お屋敷は細分化されて地方から流れ込む民衆の住処になり胡同となって現在にいたっている。

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 ご飯。
 レタスの炒めたのと、トマトと卵の炒めたのと、餃子が2種類。手前が豚肉と酸菜(すっぱい漬け物)の餃子、向こう側が茴香と豚肉の餃子。日本では食べられない味でうんまい。酸菜はザワークラウトで代用できるかなあ。餃子は黒酢と唐辛子で食べる。
 ちなみにこの餃子は3両。中国では餃子は粉の重さで注文するのだが、1両(50g)で5個、半斤で25個、1斤で50個見当である。この店では注文は3両からでちょっと多かったのだが、お持ち帰り可。
 「お持ち帰り」が北京語で何というかわからなかったので、いっしょうけんめい辞書で引いてから聞いてみると「ああ、だーぱうね」と言われた。
 「打包」って、広東語と同じじゃん。
 ひとつ賢くなりました。

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姚記炒肝店

 1泊で京都出張だったのだが、京都駅から仕事先に直行、翌日もホテルから仕事先に直行して、仕事先から京都駅に直行して空港、先ほど帰還。せっかく京都に行ったのに何にもできなかった。非常に遺憾である。
 下書きしておいた記事を。

 朝ごはんを食べに行った店。

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 姚記炒肝店。

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 北京の鼓楼の東側にある。
 元の時代はこの辺が街の中心だったらしい。

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 カウンターで注文して受けとるのだが、すんごい人であった。実は、前の晩にも一度来ているのだが、隣にある店舗(朝は閉まっている)ともども、通路にまでびっちり人が並ぶ盛況ぶりで入るのを諦め、翌朝リベンジしたのである。
 帰って来て読んだ本にも出てきていて有名らしい。

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 カウンタの向こうに張ってあるメニュー(拡大可)。
 いろいろあるけど、もっぱら夜のものらしく、朝は掛け値なしにみーんな同じものを食べている。

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 炒肝(ちゃおがん)と包子。
 これは小碗4元、包子は1つ1元。ひとり6元。
 炒肝は、豚の臓物(いろいろ)をにんにく風味で煮込んでとろみをつけたもの。卓上の辣醤と黒酢(500ccの空きペットボトル入り)で味を加減して食べる。

 並んで待っているときに、連れと日本語で話をしていたら、前に並んでいたおっちゃんが、外国人と思ったか、こちらをずーっと気にしていて、ついに堪りかねて、持っていた筆談用メモ帳(いざとなったらカウンターで見せるつもりだった)を取り上げて、値段を書いてくれました。発音も教えてくれた。
 おかげさまで、メモ帳に頼ることもなく、完璧にカウンターで注文できたのであった(数は言えた)。
 ありがとう、おっちゃん。
 ちなみに、おっちゃんは、持参のタッパーに炒肝を入れてもらい、包子をビニール袋に入れてもらってお持ち帰りしておられた。お持ち帰りの人は多くて、近所の人に愛されているお店らしい。

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香港在北京(おまけ・芸能編)

 香港(実は台湾も)の北京進出は、食べ物関連だけではなく、芸能関連も例外ではないのであった。

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 「全球熱恋」9月9日公開。
 香港と1日違いだわね。

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 「竊聽風雲2」は8月18日公開。
 見られなかったけど。

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 ルイス・クー@王府井の看板。

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 サモ・ハン@雑誌の表紙。
 「ELLE for MEN」中国語版らしい。

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 10月16日には天津の体育館で張學友の演唱會が。

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 學友は、北京国際空港から市内へのリムジンバスの中でも歌ってた。おそらく、「Private Corner(ジャズのアコースティックライブのやつ)」だと思う。

 hkclさんが「港台芸能人の大陸出稼ぎに制限か?」という記事を書いていらっしゃるのだが、制限をかけたら、お互いに困るんじゃないのかなあと思ってしまう進出ぶりなのであった。

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香港在北京(その3)

 こちらの続き。

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 これは北京のおされなストリートで飲んだ凍檸檬茶。
 後ろの「正宗香港傳統名飲!」と黄色い看板が出ている店で購入。どれ、見せてもらおうではないか(喧嘩腰)。
 残念ながら、レモンが2切れしか入っておらず、その時点で「正宗香港傳統名飲」失格。このサイズなら10枚でもいいぐらい。グラスにぎっしりが基本でしょう。

 それにしても、香港と銘打った店は本当に多くて、

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 性懲りもなく、またもこんな店に入ってしまう。
 なぜならば、

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 隣が香港特別行政区の北京駐在事務所だったから。
 いい度胸だ、というか、もしかしたら、香港から出張の人が来ていて鍛えられているかも、と期待したのだった。

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 メニューの一部(拡大可)。
 その他、点心、お粥などなかなか健闘していた。「深井焼鵞ぽうちゃい飯」「叉焼ぽうちゃい飯」とか見たことないのもあったけど、ぽうちゃい飯があるのもえらかった。
 点心中心に頼んでみる。

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 蝦餃。

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 菜心と叉焼包と蛋撻。
 とりあえず、合格の味。香港出張所の隣は伊達じゃなかったかも。蛋撻のフィリングが倍あったらもっとよかった。通常の半分ぐらいしか入ってなかったの。
 点心の注文はちょぼちょぼの広東語でしかできなかった(北京語で何というか発音がわからないんだもん)のだが、指さしでなんとかした。

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 相方は変則だが奶茶。
 紅茶成分薄め、ミルク成分多め。エバミルクじゃなくて、粉末のミルクを使っているような気がする。砂糖がなつかしの太古ブランドなのはえらかった。

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香港在北京(その2)

 北京には北京駅と北京西駅と北京北駅と北京南駅があって、天津に行くときには北京南駅から列車(アノ新幹線)に乗る。
 空港みたいに立派な駅なのだが、

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 茶餐廳がある。

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 マクドナルドの看板の奥に。
 入りました。

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 メニューの一部(拡大可)。
 なかなか健闘していると思う。
 お手並みを拝見したいので深井焼鵞飯セットを頼んだ。

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 コレ。
 野菜と三角に持ったご飯と焼いたお肉と例湯と凍奶茶。
 残念ながら焼鵞につきものの梅醤はついて来ず。お肉も香港と同じというわけにはいかなかったねえ。たしか50元ちょい。奶茶も残念なお味であった。
 ちなみに、奥にちょっと写っている酸辣湯は、食欲のない連れが注文したのだが、2人でありあまるほどの量で28元。なかなかおいしかった。やはり得意なものに一日の長があると思われる。
 お店のお姉さんはとても親切でした。しかし、使い捨てとおぼしき蓮華の縁が鋭くて、口の中を切りました。

 茶餐廳は香港から来たに相違ないのだが、北京のあちらこちらにあって、

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 北京国際空港第3ターミナルにもあった。
 なので、この際、香港国際空港にも、本家の威信を賭けて、制限区域外に本格的茶餐廳を是非とも作っていただきたいと強く願うものである。がんばれ翠華餐廳。檀島でもいいぞ。制限区域内の店は流行ってるんだから、制限区域外に作ってもよいではないか。ねえ。
 (この項、まだ続きます。続きはこちらに。)

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香港在北京(その1)

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 板長寿司に大快活。

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 映画館はブロードウェイ。
 まるで香港のショッピングセンターのよう。
 いったいここはどこ?かというと、

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 北京apmなのであった。ユニクロもあるでよ。
 王府井の新東安市場の北側。まだあちこち工事中なのだが、香港の新鴻基地産がディベロッパーとして入っているもよう。

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 マニングスがあったので大喜びでお買い物。

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 こんなものを食べた。

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 お店の内装はこんな感じで、こういうことをするのは香港発祥の店ではないと思う。鮮雑果涼粉はマンゴーピュレが多すぎで残念であった。許留山あたりを入れればよかったのにねえ。
 北京では「香港」の文字をしょちゅう見た。流行の発信地で憧れの街というか、たとえていえば、京都で「渋谷」がついたものがたくさんある感じかなあ(ちょっと違うかも)。ただ、まちがいなくいえるのは、北京から見ると香港は疑いようもなく中国の一部であるということで、それは複雑な気持ちになるのだった。
 (この項続きます)

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人山人海

 熱はなかなか下がらず。もう一息なのだが、夜になると37度台後半というのは勘弁してほしい。

 といいつつ、更新してみる。
 北京に行って、一番思ったのは

  人が多い

ということだった。

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 天安門。
 写真をとる人が非常に多数。うかうかしていると「そこちょっとどいて」と言われる。

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 故宮のチケット売り場手前。
 文字通り門前市をなしていた。

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 万里の長城。
 人民のみなさまが川のように。

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 下から見ると、びっしりの人に見える。
 リアルで頭の中に

   人 大 杉

という文字がありありと浮かび上がったのだった。

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 北京の街中は、建物がいちいち大きいのだけれども、道が広いので空が広々していて、人の多さはそれほど感じない。
 名所は、中国中から見物に来る人が多いんだろうなあ。
 
 北京は、昔からいろいろな人々が集まってきて住んでいる洗練された古い都市という感じだった。雰囲気としてはローマとかイスタンブールに似ている。歴史があって、人がちゃんと住んでいて、おのぼりさんがガイドブックを広げていても違和感なく、住んでいる人はさりげなく親切。
 ただ、ローマやイスタンブールと違うのは、ちょっとは言葉が分かって、いざというときは筆談という最終兵器が使えるということと、顔が地元の人と同じ系統なのであからさまに外国人という目で見られないこと(その点トルコはやりにくかった。いや親切なんだけれども)。
 中国の他の場所(といってもハルビンと瀋陽しか知らないけど)とは違った感じで、いいところだなあと思った。

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「建国大業」

 あいかわらず、微熱が下がりません。その0.5度が何故下がらんのか。たった0.5度なのに何で体調に影響するのか。人体って不思議。

 さて、寝込んだついでに見たDVDその2。
 中国帰りで「ラストエンペラー」のあと見るならこれでしょう。というか、今を逃したら見ないような気がする。
 1945年に第二次世界大戦が終わり、国民党と共産党が内戦状態になって結局共産党が勝利するまでを描いた映画である。
 予告編。

 主要登場人物と有名俳優中心だな>予告編。
 なにせ登場人物がむちゃくちゃ多くて(それでも収まりきれなくて、共産党の会議に集結するところでかろうじで登場する人も多し。鄧小平とか)、一応登場のたびに説明が中国語と英語で字幕はつくんだけど、ただでさえ詳しくは知らないことなのでフォローしきれないことは自明。北京語の復習(簡体字字幕で見てみた)と知っている人探しのために見る。
 中心になる登場人物は、毛沢東、周恩来を中心とする共産党の人々、蒋介石を中心とする国民党の人々。
 知っている人は、記者に成龍、国民党に王學圻・尤勇・胡軍。王學圻と尤勇が2人で映っていると、なかなか重厚であった。リンチェイも国民党だったかなあ。黎明も。
 出ているはずの劉徳華とドニー・イェンがいったいどこに出ているのかわからず、もしかして見逃してしまったのかしら、と思っていたら、最後の方に登場。ドニーさんは、会議で国旗について意見を述べていた(特典DVDによると、中国国家のもとになった歌を作曲した詩人らしい)。華仔は国民党の空軍士官(蒋介石の側近侍衛長らしい)で、出番が少ない割にかっこよく目立っていた。
 チャン・ツイイーはほんの少し。
 姜文さんがかっこよかった。怪しくて。
 あと、やっぱりというべきか、フォン・シャオガンとチェン・カイコーが出ていた。出たがり監督認定だ。
 他にも知っている人がいるような気がするんだけど、特典DVDに出てこないので確認できず(クレジットは細かすぎて読めなかった)。リュウ・イェとか。予告編に梁家輝が出ているような気がするのだが、本編に出てきた記憶がまったくない。
 基本的に実在の人物に似た人を役として当てているような気がする。

 まあ、映画の結末はわかってるんだよね。

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 中国ってこういうところだし。
 それにしても、かねがね思ってはいたのだが、毛主席の髪型は、あれは自然なものなのだろうか。

 香港版DVDには、教育的意味もあってか、特典DVDが2枚もついていて、そのうちの1枚が1時間あまりの「人物事典」。すごい数の登場人物について、誰が演じたかも含めて、その人となり(出身地とか好きな食べ物とか)と立場が実際の画像・動画を交えて説明してある。本編より、ある意味こちらの方がおもしろかった。

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