意外によかった『週末香港&マカオ!』
自分で言うのもなんだが、香港旅については、すれっからしな方だろうと思う。ガイドブックも買わなくなったし。
地球の歩き方MOOKは一応買うけど、新しいお店の確認をするぐらいで、現地では基本的に『香港街道地方指南』と『通用乗車地図』(ものすごく詳しいバスマップ。香港の街頭で並びながら読んでいたら「それどこで売ってるの!?」と北京語でものすごい勢いで聞かれたことがある)で用がたりる。
ところが、まったく期待せずに立ち読みしたこれが、意外によかったのであった(買いました)。
「2泊3日」とかいうから、よくあるお手軽ガイドかと思ったら、少なくとも著者のお一人である岡田和恵さんは、かなりなマニアとお見受けした。もう一方の吉田さんという方はそれほど詳しそうではないので、まあ、よい組み合わせなのだろうと思う。
なにせ、記事のタイトルに「集合的記憶(集體回憶:動画はこちらとか)」がある!記事のタイトルは「香港に漂う「集合的記憶」のかけら」で、再開発計画についている番号とか、「再織城市」のことが載っている(ただし、ホンハムのビル倒壊については「ビルは直ちに取り壊され」というのは誤りで、2011年12月に確認したところではビルはまだ残っていて電気もついていた。その前の写真だけど参考記事はこちら)。続く記事は「街市」で、その次が「映画ロケ地巡り」。イラストはおおのきよみさんである。
「食べる関連」の記事では、フードーコートの2大チェーンの使い分けやら。茶餐廳の記事ももちろんあって、「ママはベリーダンサー」に出てきた鑽石咖啡冰室が紹介されている。
紹介されていた歌賦街の牛記茶室には今度行ってみよう。
中区警署が公開されたのって、再織城市の一度だけだったんだなあ。また公開すればいいのに。
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