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「宇宙人ポール」

 といいつつ、いきなり他の映画の話なのだが、実は「インディペンス・デイ」がけっこう好きだ。理由は、主人公デイビッドのパソコンの起動画面がHAL9000の赤いランプで、あの声で「Good Morning, Dave」(だったか、とにかくHALの台詞)と言ってくれるとか(だから主人公の名前はデイビッドなんだよね)、ウィルスをMacOSで作ってて、しかもそれが宇宙船に大ヒット(ということは宇宙船のOSはMacOSということだよね)とか、いろいろあるのだが、一番好きなシーンは、エアフォースワンの中で大統領が「エリア51なんて嘘っぱちだろう」と言うと、軍隊とCIAのえらいさんが「今のお話にはいろいろと間違いが…」というところである。
 「木曜スペシャル」を浴びるほど見て育ったからなあ。
 ついでに書くと、スピルバーグ映画で一番好きなのは誰が何と言っても「未知との遭遇」であるし、「STAR WARS」の生涯最多鑑賞映画記録は破られることはないと思う。エピソード1〜3は3Dでもなんでもしてもらっていいけど、オリジナル3部作はそっとしておいてほしい。できれば、エピソード6のラストは元に戻してほしい。

 というわけで、「宇宙人ポール」である。
 予告編。

 公式サイトはこちら
 アメリカに憧れのコミコンのためにやってきたイギリス人のオタク2人が、エリア81から逃げてきた宇宙人を拾うという話である。
 いやあ最近のCGはよくできてるねえ、とか、セス・ローゲンはいい声だねえ、というのはともかく、あの宇宙人って、まあグレイタイプなんだけど、顔は「未知との遭遇」のマザーシップから最後に降りてきたやつのだと思う。
 冒頭の宇宙船が落っこちるところ(まんま「未知との遭遇」)やコミコンのシーンから笑っていたのだが(後ろのテレビに映っていたのってカーク船長だよね?)、1980年にスティーブンからポールにお電話がくるところとか(レイダースのあの倉庫はスピルバーグのオフィスがモデルだったんだなあ…違)、飲み屋でバンドが「酒場のバンド」を演奏しているとか(いいんだ、これが)、「笑え、化け物!」(「ジョーズ」だ!)とか、いちいちツボにはまって爆笑していた。うるさかったかもしらん(すみません)。
 マザーシップが帰るところは「STAR WARS」冒頭だよねえ。「I love you」「I know」じゃなくて、エピソード6のあっちのセリフをもってくるとか、いいよね。この手の映画(「ギャラクシー・クエスト」とか)には、リプリーが不可欠だ。
 お話も、定石どおりにはらはらさせつつ、心温まる最後でよかったです。ゾイル捜査官、いい男だったなあ(どこかで見た顔だと思うのだが思い出せない)。わんこのポールは気の毒であった。
 車がアメリカ中西部のなんにもない荒野の真ん中をずっと走っていくのも、一種のロードムービーのようでよかった。撮影協力にニューメキシコ州が入っていたしこちらを見ると、エリア51のあたりでほんとに撮影したのかなあと思う。
 お迎えのシーンはぜったいあそこだよね。一度行ってみたいなあ。「未知との遭遇」で見たときには架空の場所だと思ったのだが、実在するらしいということを知って驚いたっけ。
 帰り道はマイナス12度の中「未知との遭遇」の歌(映画の中でインド人が歌っているやつ)を歌いながら帰りました。
 ああ、この手の映画を見続けてきてよかったことだよ。

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