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2012年3月

香港3日目 2012年3月

 実は、今、羽田で札幌へ帰る飛行機待ち。
 wifiが無事繋がったので、ためしに書いてみる。
 今回は、ちょっと風邪気味で、2日目を除き早く寝てしまったり、映画館は寒いかも…と二の足を踏んだりして、特に3日目以降はあまりアクティブではなかった。

 3日目は、実は「阿飛正傳」が香港電影中心で1回だけ上映で、行く気満々だったのだが、案の定というか満席。その代わりに、「大追捕」と「桃姐」を見ました。ちょうど時間があったので、旺角ではしご。
 その後、ブルーレイとDVDの買い出し。
 旺角2件、その後重慶マンション、ついでにHMVに言ったあと、すっかりくたびれてしまい、ちょうどやってきた5Cのバス(ホテルの近くまで行く)に乗って帰り、ジャパナビを見てから選挙番組を見つつ、寝てしまったのであった。
 続きや補足は帰ってからします。

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香港2日目 2012年3月

 今回は飛行機トラブルなしで着きました。

 ついて2日目(実質1日目)は、

 ちょっと風邪気味だったので、あまり無理はせず、土瓜湾をうろうろして、牛棚芸術村でぼーっとしたり、白宮の後を見に行ったり、趣味のフェリーに乗ったり、觀塘の偉業街をうろうろして「無限序曲」のロケ地を見たり、あの楽器屋で買い物をして、おっちゃんにお願いして写真を撮らせていただいたり、「春嬌與志明」を見たり、太子でおいしいものを食べた後、路上のテーブルで爆笑しながら点心を食べたりしました。
 写真をアップしようと思ったらうまくいかなかったので、詳細は夜にでも。

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香港ですること:2012年3月

 香港に行く。行けるときに行くったら行く。
 ので、週末は香港の予定である。

 当初の予定は、

 「桃姐」を見る。

20120320hongkong1_2

 白宮冰室のあたりをこの目で見る。
 ついでに趣味のフェリーで北角に行く。
 重慶マンションで「Knock Out」とか「Dirty Picture」「AGNEEPATH」などDVDを買い、ついでにインドの甘ものやスパイスを買ったり、できれば南インド菜食料理を食べる。
 春節映画のソフトを買う。
 お茶請けとして、インドネシアの生姜糖(最近は薄荷味もあっていいのだが、包装が輸出向けになり可愛くなくなったのが残念)や、九龍城の公鳳で白瓜子や檸檬生姜(ああいうところで買うと「○の良品」とかでは買えなくなるのだった)、茗香茶荘でポットに入れて持ち歩くためのカジュアルな茶葉を買う。土瓜湾にいるので垣記蛋卷で鳳凰巻を買う。
 あと、タイガーバーム肩こり薬強力バージョンなど必需品を買う。
 亀苓膏(最近食べたい)を食べる、甘ものを食べる、土瓜湾の食べ処を開拓する(openriceで鋭意検索中)

 というあたりだったのだが。

 香港國際電影節でもあり。
 お誘いもいただき。
 今日たまたまwowowで「無間道三部作」(吹き替え)を見ていたら、「無限序曲」のロケを觀塘の勵業街小販熟食市あたりでやっていたとtwitterで教えていただき、あのあたりもうろうろしたいし。觀塘の定点観測は必須だし。
 しかも、3月25日は香港特首の選挙である(詳しくはりえさんの記事を!いろいろな意味でおもしろすぎる)ので、新聞テレビのフォローは必須で。
 なんだか、いろいろと面白そうなのだった。
 まさか飛行機が雪で飛ばないということはないと思うので(今日は雪だったけど)、行くったら行くのである。行きますとも。

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台湾原住民の音楽

 ああ、やっとブログが書ける…非繁忙期とは思えない立て込みようだったのだが、なんとか一息。台湾の記事をろくに書かないうちに、あと5日で香港である。
 ということで、書いていなかったネタを。

 大阪アジアン映画祭で「セデック・バレ」が観客賞を受賞したとのこと。めでたい限りである。これを機に、是非とも2部で(1部にしちゃった国際版じゃなくて)全国公開と日本語字幕のついたブルーレイが出て欲しい。ほしいったらほしい。
 引用した記事にも書いたのだが、恥ずかしながら、この映画を見るまでは台湾の原住民のことはちっとも知らず、帰りの桃園空港で時間があるのを幸い探険していたところ「原住民の店」と「原住民紹介コーナー」があって、初めて少し知ることができたのであった。
 
 「原住民の店」で買ったのは、

20120318taiwanmusic

 右側の「セデック・バレ」サウンドトラックと、左下の「原浪潮」というCD。
 「セデック・バレ」サントラは、目当てだった原住民の歌があまり入っていなくて、ちょっと残念。
 台湾には14の原住民がいるとのことで、民族別のCDもあったのだが、なるべくいろいろな民族の歌の入ったやつを聞きたかったので、お店のお姉さんに相談してこれにした。帰って聞いてみると、これは原住民の歌をもとにしたポップス系の音楽で、当該民族の人が歌っているらしい。右上のは、原住民のむかしから伝わっている音楽そのまんま。


 

 これ。
 こちらは、たしかに、いろいろな民族の昔ながらの音楽が聴けて興味深いのだが、ルカイ族の「出草の歌(首狩りの歌)」のタイトルが「1 私は槍で二人を殺した」「2 私はひとりの女を番刀で切った」「3 若い時に五つの首を持って帰った」「4 私が人を刺したら棒が折れた」「5 後ろから刺された者は男ではない」「6 男は必ず人間を殺さないと恥ずかしい」というのを見て、おい!と思ってしまった。いや、他人様の文化をどうこう言うつもりはないんだけどさ、私は切られたり刺されたり殺されたりするのは嫌だなあ。
 「原浪潮」のほうが聞きやすくていいかも。
 これを聞いて初めて知ったのだが、エニグマのReturn to Innocenceの特徴的なサビがアミ族のDifangの歌だった。なんだ私の好きな部分って台湾の歌だったのか。

 これなんですけど。
 「原浪潮」の中では、林廣財という人の歌っていたパイワン族の歌がとても好き。
 で、その後、HMVで台湾原住民の音楽CDを見つけて注文したところ、今日になって軒並み品切れの通知が来て、ああ、台湾で買ってくればよかったことだよ、と悔やんだのだった。
 また行くけどね、台湾。
 ちなみに、桃園空港の原住民の店は、ターミナル2とターミナル1の間の通路にあって、ちょっとわかりにくいかも。

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有川浩の自衛隊もの

 震災から1年経った。
 まだ何も終わっておらず、できることはしていかなければならないと思う。しかし、今回記事にしたいのは、そういう話ではなくて、自衛隊の話である。
 今回の震災での自衛隊の活躍はすばらしかった。もともと、消防とか警察とか自衛隊とか、命を張ってお仕事をしている皆さんに無関心ではいられないのであるが、活動を見たり聞いたりするにつけ、泣けた。

 自衛隊好きに拍車をかけたのが、コレである。

  

  

 発行順は「塩の街」→「空の中」→「海の底」で、「クジラの彼」は短編集。「塩」には番外編が収録されているが、「空」と「海」の番外編は「クジラ」に入っているので、「クジラ」は後から読んだ方がいいと思う。
 「塩」は、空から謎の結晶が落ちてきて人々がどんどん塩に変わっていく話、「空」は、空の上に謎の巨大生命体が現れる話、「海」は深海生物(巨大ザリガニ)が横須賀(メインは停泊中の潜水艦)を襲う話である。それに立ち向かっていく人々の姿が、しごくまっとうに描かれる。
 有川さんは確か「塩」がデビュー作ではなかったかとは思うのだが、「塩」が正統パニックもの(でもって文明滅亡もの)、「空」がファーストコンタクトもの、「海」が怪獣ものだと思う。「海」は平成ガメラ2のよう。「空」で空中巨大生命体が最初に自分の呼称として希望した名前とその理由が大変によろしい。
 お話はしごくまっとうで、プロが書いた面白いお話を心から堪能できるし、「塩」では陸上自衛隊が、「空」では航空自衛隊が、「海」では海上自衛隊が活躍する。「海」では警察のおっさんの活躍(というか苦悩と決断)が味わえて一段とお得である。
 「お仕事もの」としても最高で、仕事に疲れたときに読むと励まされるので、いつも近くにおいてある。
 もう一つの醍醐味は人間関係で、有川さんは「クジラ」単行本のあとがきで「いい年した大人がベタ甘ラブコメ好きで何が悪い!」と書かれていて、「クジラ」は思いっきりベタ甘ですが(ちなみに「自衛隊で恋愛物をやります。ベタ甘です」と申し上げたところ、自衛隊のみなさんが相好を崩して「それはいいね!」とおっしゃってくださった、というエピソードがとても好きだ)、「塩」も「空」も「海」も恋愛成分が含まれている。
 出てくるタイプは似ていて、「秋庭(塩)」-「光稀(空)」-「夏木(海)」の不器用ぶっきらぼうラインと、「入江(塩)」-「高巳(空)」-「冬原(海)」の怜悧シニカルラインにくっきり分かれる。「空」の光稀ちゃん(戦闘機乗り:女性)と高巳くん(飛行機メーカー勤務:男性)は変則的な組み合わせだけど。
 「海」の夏木が(彼らは小学生から高校生までの子供らと潜水艦に籠城せざるをえなくなっているのだが)その子供ら(冬原も含む)を名付けた親心についてつらつら考えているくだりで「なんていい奴なんだ、夏木!」と思った。不器用ぶっきらぼうラインは皆いいヤツなのね。一方、怜悧シニカルラインは悪い奴ではないのだが、おおむねちょっと人が悪い。しかししかし、実は、こっちのラインがすっげえ好みなのであった。わかりやすいのは不器用ラインなのだが、好みなものはいたしかたない。
 「クジラ」のタイトル作品で冬原くんが「顔のいいのはこれかと一目でわかるほどの優男」と紹介され、主人公聡子ちゃんの「すごい好みの顔」というところでわからなくなるんだけどね。こちらの好みは「曲者のおっさん」なので「優男」が好みの顔というのは想像の埒外だ。

 ともあれ、要点は何かというと、有川浩の自衛隊ものは、まっとうな「仕事もの」で、プロのお話作りが堪能できて大変に面白く、しかも(個人的には)好みのタイプが出てきて、自衛隊が活躍していいぞ、ということが言いたいのであった。
 これで自衛隊の好感度がぐっと上がったもんなあ。
 
 余談だが、自衛隊で好きな装備は、

 「野外炊具1号」。
 名前と質実剛健さがすばらしい。
 「野外炊具2号」もあるようです(動画はこちらに)。

 ついでに書くと、

 本物の大砲を使ったチャイコフスキーの「序曲1812年」(「大砲を使う」とスコアに書いてある)は一度ぜひ生で聞いてみたいのだった。

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「Pina (ピナ・バウシュ踊り続けるいのち)」

 のっけから違う話なのだが、今年NHKはローザンヌ・バレエコンクールをフルで放送しないのだろうか。菅井円加さんが第1位になり30分のダイジェストが放送されたので、かえって心配なのである。毎年楽しみに見ているのに。今年も是非フルバージョンでお願いしたい。
 クラシック・バリエーションもいいのだけども、何が楽しみかというとコンテンポラリーなのだった。むかしは教室の先生が振り付けた創作ダンスみたいなのがあって、解説のクロード・ベッシー先生(元パリ・オペラ座バレエ学校校長。歯に衣着せぬ物言いがすんばらしかった)に、ぼろかすに言われていたのだが、最近は振り付けがちゃんとした課題曲から選ぶようになって見応えがあるのである。
 コンテンポラリーは全然わからないのだが、踊るならクラシックよりコンテンポラリーだよな。実は、子供の頃からずっとバレエをやりたかったのだが、脚の関節に問題があってかなわず(大人になってよかろうと思って習い始めたら半年で頓挫)、ダンスは一種永遠の夢なんである。
 
 で、くたびれたので、「Pina (ピナ・バウシュ踊り続けるいのち)」を見に行ったのであった。公式サイトはこちら(音が出ます)。3Dで監督はヴィム・ヴェンダース。そういえば、アカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞にノミネートされていたっけね。

 予告編。

 いやあ、面白かった。
 ピナ・バウシュ自らが「言葉にできないものを表現する」と言っているので、言語化するのは難しいのだけれども。おそらく、実際のステージの記録ではなく映画のために撮影したのだと思うのだが、ステージや野外や公共の場所や、いろいろな場所で踊られる作品の合間に、団員の短いコメント(表情だけのこともある)が入り、クローズアップされた団員が出る踊りが次に出てくるという構成。メンバーの母語はいろいろで、ドイツ語だったりフランス語だったりイタリア語だったりスペイン語だったり韓国語だったり。インド人ぽい人もいたな。最後のキャプションをみると日本人も1人いたのだが、何も言わなかった東洋系の人がそうだったのかな。最後の方になると、踊っている人が何となく判別できるようになる。
 年齢層が高いメンバーが多いのも特徴的。最初の「春の祭典」で「あら、頭の薄い人がいるよ」と思ったら主役みたいだったし。円熟味が増すんだそうです。うん、よかった。セクシーだしユーモラスだし。なんだか萩尾望都先生とかジェイムズ・ティプトリー・ジュニアの話みたいだった。「春の祭典」と「カフェ・ミュラー」は是非オチが知りたい。
 土や砂や水を使うのが特徴的らしいのだが、「フルムーン」は舞台に巨大な石があって、ステージがだんだん水浸しになって、踊り手もずぶ濡れなのね。あれ、実際のステージではどうなってたんだろ。
 水や砂を使うと、リハーサルとかやり直しはきかないわけで、「そこで生まれる」感がよかった。ピナ・バウシュは「自分を失わないために踊り続けなさい」と言っていて(これが映画の原題)、団員の動きから踊りを作っていったらしい。踊りが「生きている」感じ。踊りの力を信じていて肯定的。
 3Dはあまり好きではないのだが(300円払わされた上にメガネを買わされ納得いかん)、奥行きが感じられて悪くなかったと思う。
 帰ってから、録画があったパリ・オペラ座バレエ団が踊った作品をかけているのだが、団員が踊っているのが見たいなあ。舞踏団の公式サイトを見るとDVDが買えるらしいのだが。

 これも見たいな。

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「カーネーション」は尾野真千子を見るためにあったのか

 気がついたら、2週間ぐらい更新してなかった。特に繁忙期ではないはずなのだが、これで繁忙期になったらどうなるのかは考えたくない程度に仕事はある。
 この半年間、心の支えは「カーネーション」であった。
 どのぐらい支えであったかというと、平日は早く出て職場のテレビで総合を見、できれば昼も見、夕方も見られたら見、土日は朝早く起きて7時半のBSと8時の総合を見、まとめ放送はきっちり録画しブルーレイに落とす程度。
 放送が最初から見られなかったので、DVDを予約してしまいました。ははは。再放送してくれてもいいんだけどさ。ついでに書くと「芋たこなんきん」も再放送して欲しいなあ(完全版DVDは出ていないのだ)。
 見始めたのは2週目からで、

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 ミシンに一目惚れしたり、お父ちゃんを説得したり、晴れてパッチ屋に入ったものの落ち込んだり、しかし放送1回で浮上して仕事に励む糸子ちゃんにくぎ付けであった。何度見ても好きなのはデパートの制服のくだりで、特に見本を着ていく回がお父ちゃん込みで何度見ても泣ける(あの週は特に仕事がしんどかったし)。
 前半は小林薫演じるお父ちゃんこと小原善作目当てで見ていたところもあったので、善ちゃん亡き後はどうなるかと思ったのだが、脚本がすごかったのは、視聴者との思い出の共有がきっちりできていたことで、娘3人が大きくなってからの糸子が善ちゃんに似ていること似ていること、善ちゃんがクリスマスケーキを卓上に叩きつけたという故事があったので、ケーキが卓上に出てくると思わず緊迫してしまうほどであった。
 で、先週。
 ついに糸子が72歳になり主役が交代してしまったため、ハードディスクの掃除がてら(ブルーレイに落としてあるので消しても大丈夫)、録画してあった昔のを見ているのだが。まるで未来の記憶を反芻しているようであるのだが。
 あらためて見ると話の密度が記憶以上に濃い。
 たとえば、夫であったところの勝さんが初登場する第33回は、帰って来たウルトラマンことロイヤル店主の初登場回であったのは当然として、サエの初登場回でもあり、ということは勘助がカンカンホールで糸子にやりこめられて、芋けんぴを食べていた強面の支配人にスカウトされる回でもあり、しかも、カフェ太鼓の初登場回であった。昭和8年開店かよ、太鼓。少なくとも昭和48年まではあったんだよな。行ってみたかったなあ。好きなんだよ、古い喫茶店。
 あのあたりを見ていると、勝さんは最初っから糸子ちゃんが好きだったんだということがよくわかる。そのわりに思い出してもらえることが少なくて気の毒だな。
 三島ゆり子にお手玉を投げつけるとか、ミシン危機一髪とか、善ちゃんがR2-D2で糸子がC3POとか、戦中の思い出も尽きないが。

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 戦後編の登場人物もよかったよなあ。
 近藤正臣は今後「組合長」と呼んでしまいそうだし、大番頭であった昌ちゃん(あ、写真に入っていない!)はもちろんのこと、昌ちゃんとお似合いだと思ったら実は乙女だった恵ちゃん(クリームソーダ好き。最後の乙女走りは最高だったわ)もよかった。北村はこれからも北村だ。三姉妹(特にモデルに瓜二つの直子)もよく描けていたと思う。
 今週になって、みんな写真になってしまったのは、いっそ潔いと言ってもいいのだろうけれども、夏木マリもやりにくかろうとは思うのだけれども、つい尾野真千子に脳内変換してしまうのだけれども、とりあえず、今やっているのは「続・カーネーション」であるということに個人的にはしてしまったので、残る3週間は心おだやかに見守りたいと思う。
 善ちゃんが飲み会に混じっていたので、個人的に最終回になってしまったんだよねえ。

【追記】
 みんな尾野真千子の糸子が好きだったんだなあ。絵としては、恵ちゃんと北村のがよいと思う。
 
   漫画家さん達のカーネーションまつり

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